Wonderful World

アーティスト : 新谷良子 
  • ランティス (2007年12月18日発売)
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感想 : 7
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  • / ISBN・EAN: 4540774507177

感想・レビュー・書評

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  • りょーこ姫の4thアルバム。(全13曲)初めてネットでジャケ写を見た時に、ピンクじゃなかったコトに衝撃を受けました。前作の「虹」からジャケにピンク色が無くなってて、ライヴ設定を引きずってたりするのか、姫作品でピンク色が無いと、何かあったのか・・・?!と、とても心配になってしまう私です。でも今回のジャケ写は、よく見ればお衣装がピンク色でしたね。早とちり早とちり・・・。

    ジャケ写でも使われている、おかっぱ頭仕様の姫もかわいくて好きなのですが。(特に、手首を鎖でぐるぐるにされてる写真が好きだ♥)もう1パターンのお衣装のお写真が好きでした。姫にしてはああいう肌を見せる格好って珍しくないですか?ドキドキしちゃいましたですよ!(笑)ブックレットの真ん中のお写真が1番好きです。や、もぅ、かわいくってかわいくって♥♥♥そりゃぁもぅ、かわゆすぎて♥♥♥ドキドキが止まりません。ていうか、口から出そうです、ドキドキが♥あと、あの指?ツメ?に着けてるの何なんだろー??かわいいっス♥そんなこんなな今回のブックレット。ページを捲る毎に、空へ宇宙へ昇っていってるのかなぁ・・・なんて思いました。


     【01 Wonderful World】
    タイトルチューンが1曲目だったのにはちょっとビックリでした。曲の始まり方といい、「終わりと始まり」っていう歌詞といい、「虹」から世界が繋がってるカンジがすごくしました。2枚を繋げて聴いてみたいなぁ・・・と、すごく思いました。

    なんだろう。日々、すごく迷って悩んでもがいて生活している身にとっては、とても何かを掻き出された曲でした。生きていくコトって泥臭い・・・みたいな・・・?最後の、一瞬音が消えちゃう?カンジがすごく好きです。


     【02 サティスファクション】
    姫が作詞に携わってる曲。(でも、りょーこ語に直したくらいだって、何かでお話してたなぁ・・・)あげあげなバンビポップらしい曲調で、歌詞もすごくかわいいなぁ・・・って思ったです。この世界の女の子がホントかわいくって♥不満がいーっぱいあるんだけど、結局“好き”だから、その不安さえもどうでもよくなっちゃった・・・みたいな?結局、“好き”だと盲目なんだよね。


     【03 YU・ME・MI】
    今までの姫の作品にはなかった曲調だなぁ・・・って、初聴きの時すごく思った曲。パステルカラーというか、もや~んとなってるというか、まさに“夢見”なカンジの曲で、すごくかわいくって大好きな曲です♥♥♥誰が作曲してるんだろーって思ったら、宅見さんではないですか☆宅見さんと言えば私にとっては、まーちゃんアルバムでアレンジしてる人って印象なんだけど、1番はやっぱり「SB」のキャラソン作った人なのですよ。(「SB」のキャラソン大好き♥)あーんなかっちょ良い曲を作ってた人が、こーんな乙女なかわいい曲を作るなんて☆と、すごく衝撃的でした。アーティストさんはすげーなぁ・・・☆

    今回初参加だよね?な、作詞をしているこだまさおりさんの詞もかわいくってすごく好き♥「何十階建てのビルに囲まれて クセみたく見上げるけど」ってトコが、すごく姫っぽくって大好きなのです。「いつかを思うよりずっと、 リアルな魔法」とか、「いつかを憂うよりずっと、 意義があるでしょう?」ってトコが、割と“いつか”を考え込んじゃって不安になっちゃうコトが多い私には、ずしりと心にきました。ちょっと、光をもらえたカンジです。
    女性って、すごく“夢見がち”な部分と、すごい“現実的”な部分があるよなぁ・・・って思ったです。えぇ、私も妄想は大得意です!(笑)


     【04 Bandwagon】
    PBBのテーマソングみたいな曲ですねぇ。姫よりもバンドメンバーさん達の顔が過ぎりますもん、聴いていて。例に洩れず「バンビシンポジウム」にうきゃ♥っとなりました。作ってる人たちが、姫のコトを作品に入れてくれてるのを見ると、すごく嬉しくなるのですよ♪
    「ナンバーワンよりもオンリーワンなんて 妥協したくないから」ってトコが、すごくPBBらしいなぁ・・・って思いました。


     【05 チェックメイト】
    再びあげあげな曲。サビの歌い方がとってもかわいいのですよ。「分かってて八つ当たり かわいいもんでしょおーいえー」って、ホントかわゆいですから♥♥♥またそういう科白が似合うのよ、姫っ♥「いたげる。」とかもそうなんだけど、上から目線なのにすんごくかわいーんだよね、姫が言うと。またブックレットのこのページのお写真が、私が今回ので1番好きなお写真が載ってるページで、かわいくって、曲聴きながら見てると、姫のかわいさにどうにかなっちゃいそうなのですよーぅ♥♥♥
    2番のサビ後の早口のトコがすごく好きなんだけど、何て言うのー??Aメロじゃないし、Bメロでもないし、何ぃ??(音楽知識が皆無な人・・・)


     【06 sentido cervato(Instrumental)】
    カルメンみたいな曲(あってる?)のインスト。姫の作品では珍しい曲調なのではないでしょうか。でもここから続く、ちょっとダークな曲への導入にはピッタリなインストだと思います。ここからゴロっと世界が変わっていくカンジが・・・。


     【07 ルーフトップ】
    なんだか久々にゆうまおさんの作品だなぁ・・・って、すごく思った曲。すごい好きです、この曲。ゆうまおさんの歌詞がすごく好きだ。ダークなんですけどね。だって出だしが「飛び立てない ビルの上 私はひとり」って、自殺未遂??!みたいな・・・。でも、そうゆうダークなのって割と好きだったりするのですよ。サビの歌詞なんてすごく好きだ。こーいう曲も歌ってくれるのが、姫のすごいトコだと思うし、大好きなトコです。

    歌詞に「遠ざかる愛」ってあるから、恋愛のイメージもある歌なんだけど、私的には女の友情なイメージもあった歌でした。そういう描写がある本を読んだコトがあるからかもなんだけど。女の友情って、足の引っ張り合いというか張り合ってるトコがあるというか・・・。表面上は“友達”してるんだけど、ホントに心の中も純粋に“友情”だけ?みたいな?「誰かのシアワセ話をそっと 舌打ちしながら聞いてる」みたいに、相手の不幸な話を聞いて、「私の方が幸せだわ」なんて、安心とか優越を感じたりしてるみたいな。だから逆に、自分の方が不幸だと、ちッ!みたいなね。そゆトコってあると思うんだよね、女の友情って。そんな友情関係なのに、裏切られたりしたらすごく凹むの。なんて勝手。これが親友相手になると、とんでもなく無償になるんだと思う。でもそういう考えが嫌だったり。嫌なのに無意識に黒い部分が出て落ち込んで。やっぱり女なんだから、かわいかったり、キレイだったりでいたいんですよ、総てにおいて。でもそうはいかないのが現実ですよねー。なコトを考えちゃった曲でした。こう思うのは女だからなんでしょうかねぇ?男の人だとどんな感想になるのかな?
    ちなみに、「まぶたを閉じたらそのまま 開かないかも なんて思う」って、思ったコトあります(笑)。私も大概荒んでる・・・。そしてこの女の子みたいに足掻いているんだ・・・。


     【08 snow drop】
    姫作詞の曲。発売前の情報で姫作詞の曲があるって知って、わーい♥♥♥って思ってたんですが、わーい♥♥♥って聴ける曲じゃなかったです。やられたよ、姫さま・・・。すごく切ない曲でした。私的には「ルーフトップ」よりもこっちの方が、恋愛のイメージが強い曲でした。女の情念と言うか・・・。私のイメージする“女の情念”って、愛に対する負のイメージが強いのか、青白いイメージだったりするのですが、この曲はまさにそんな色のする曲で。ブックレットのページもそんな色だしね。でも、ローソクの灯くらいの仄かな灯りくらいはしてるみたいな。真冬の海に身を投げるとか、吹雪の中でたらり血とか、丑の刻参りとか、そーいうイメージなんだけど、何かの見すぎですかね(苦笑)。ていうか、描写が古すぎだろう、自分・・・。でもそういうのが好きだったりするんですよね。1人、耐え忍ぶみたいな。


     【09 Too Fat To Play(Instrumental)】
    このインストすごい好きーッ♥♥♥こういうノリノリな曲は大好きなのです。めちゃカッコいーっス♥♥♥しかもあんなかわいい姫のアルバムに入ってるってトコが、なんかもぅ、どうしようもなくツボなのですよ♥♥♥
    次の「ロストシンフォニー」に繋がるカンジもすごく好きです。


     【10 ロストシンフォニー】
    すごく大好きな曲です。多分、姫の曲の中で1番好きかもー♥ってくらい大好きです♥♥♥もぅ、ムチャクチャカッコいい曲♥♥♥カッコよすぎて泣けてくるー♥♥♥また、姫の歌い方がね、すごく胸にくるのですよ。もぅ、カッコいいやらすごいやらでワケわからーんッ!!(泣)ってなる曲です。


     【11 ハリケーンミキサー】
    まさかそんな裏があったとは!な曲。ふふ。「絶望放送」を聴いて、そゆうコトなんだー☆と。
    そんなワケで。バンビポップなあげあげの曲で、とっても元気が出る曲です。うきうきしちゃうッ♪また歌い方がやっぱりかわゆいんスよぅ♥「cheese cheeseやっぱちょうだい 愛とか恋とかそーゆーのはノーセンキュー」のトコが、特にかわいくって好きです♥♥♥


     【12 Be Free(as a shootingstar)】
    姫の新しい作品に初めて触れる時は、嬉しさだったり感動だったりで、いつも泣いちゃいそうになるんだけど。そうすると、ちゃんと楽しめないから必死でガマンをするんだけど。なので、姫の作品に触れてる私は誰にも見せれないと思う・・・色んな意味でヤバイと思うのよ・・・(苦笑)。ガマンしてる顔だとか、姫のかわいさににゃふ~ん♥とニヤけてる顔だとか、痛すぎると思う(爆)。で、今回もいっぱい泣きそうな部分はあって、だけど頑張って頑張ってガマンして―――・・・たんだけど、この曲でやられちゃってやっぱり泣いてしまいました。だって、「泣きたい時は泣けばいいんだよ。」って、涙をガマンしてる人には卑怯だ・・・ッ!!

    この曲はそれ以外でも、ずしんと心にくる言葉が多くて泣けてきちゃいました。なんだろう。すごく自分に素直になれそうな気がした曲でした。R・O・Nくんの詞には、はっとさせられるコトが多いです、私にとって。また、姫の歌い方がとても優しいの。声優さんならではだと思います、こーいうのって。曲も歌詞も歌声も、総てで1つの世界になってるんだもん。1つ1つ違う世界になってるの。


     【13 encore】
    ノリの良い曲がラストにきたのは久々なカンジがして、すごく新鮮でした。でも、曲調とはウラハラに歌詞はちょっと切ないですよね。「イッコとイッコでいる意味がないよ」とか、「わたし幸せだけど苦しいよ」とか、なんかこぅモヤモヤしてる気持ちが奥底にあるってカンジがして、すごく共感しました。自分が分かんなくなったり、楽しいんだけど寂しいみたいなね。人の中にいると余計にそう感じたりね。だから「この先 寄り添いあって 守られあって」って歌詞がすごく好き。そういう人間関係ってステキだなぁ・・・って思うのですよ。お姫様願望で、守られたいって気持ちは強いんだけど、やっぱり守られてるだけじゃヤなんですよ。そして守ってばっかりもヤなんですよ!(切実)

    曲の最後の盛り上がり方がすごく好きです。なんかアルバム総て聴き終わっちゃったーってカンジがすごくしたの。


    ―――今回のアルバムは、どこかのインタビュアーさんも言っていたのだけど、ライヴを見ているカンジがすごくしたアルバムでした。それくらいなんだか流れがとってもカッコよかった。
    アルバム通して感じたコトは、「特別でない毎日も、それはそれで大切でステキなモノ」ってコトでしょうか。なんかそういうメッセージが多かった気がしました。「Be Free(as a shootingstar)」なんて、特にそう思いました。
    なんかね。体調悪くしたり色々想ったりで、巧く生きる処か巧く生活もできてないんじゃない?ってくらいにダメ人間っぷりを発揮していた頃で。それでも少しずつ少しずつどうにかしようと、もがいて落ち込んで足掻いて這い蹲って行き倒れて。きちんと生活したい!って思ってた私にとってこのアルバムはとってもタイムリーで胸に響く言葉が多かったりで。とてもとても、自分にプラスなモノをもらえた気がしたアルバムだったのです。姫のかわいさにむわー♥♥♥となったコトも、私の心身にとっては良かったんじゃないかと・・・(笑)。えぇ、いつになくパワーが漲った瞬間ではないかと・・・。

  • bandwagonが好き

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