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- / ISBN・EAN: 4932487023721
感想・レビュー・書評
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ニューヨークにあるLGBTQ(Qはクィア、性別の枠組みにあてはまらない人だそうです)のための学校ハーベイ・ミルク高校が公立校となるのに際し、
その理念に賛同したオノ・ヨーコらミュージシャンがチャリティーアルバムを作成する過程を撮影したドキュメンタリー。
カメラはハーベイ・ミルク高校の4人の生徒達も追っていく。
チャリティーアルバムは映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の曲のカバーだそうです。
こちらも今度観てみるかな。
他人の生き方や価値観を自分と同じに合わせたがるのは
洋の東西に限らず宗教的だよなぁと感じてしまう。
LGBTなどの性別に限らず、自分らしく生きるというのは少なからず周囲の同調圧力との戦いだったりするが、無意味な苦労を減らすためにもそんな壁を無くしていくことが社会に求められている事なのだろう。
高校の名前の由来の人物の映画『ミルク』、『ハーヴェイ・ミルク』も良い作品ですよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NYにある世界初のLGBTQ(※)専門公立高校
「ハーヴェイ・ミルク・スクール」のための
チャリティーアルバム制作の様子と同時に
4人の生徒達の姿を追ったドキュメンタリー・ムービー。
映画「ヘドウィグ~」の楽曲を軸に
12組のスターが賛同したプロジェクトで
愛しのJ.C.Mitchellももちろん出演。
んもーきゅーと!そーきゅーと!
彼の声が本当に本当にだいすきで
未だにサントラ聴くたび泣いてしまうのですが
●origin of Love/Rufus Wainwright
●Wig in a Box/The Polyphonic Spree
●Midnight Radio/Cyndi Lauper
名曲3曲のカバーが素敵すぎました。
あとExquisite Corpseをオノ・ヨーコが歌っているのですが
喘ぎまくる彼女の背後で目えきらきらさせてるJ.C.Mitchellが
可愛すぎて可愛すぎてもう大変。
ヘドウィグ好きはもちろん
ジェンダーの問題について普段距離のある方にも
観やすい作りじゃないかなと思います。
※LGBTQ=(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クイア)の略 -
ミュージカル(映画)「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」へのトリビュートアルバムを創ろう!そしてその収益をゲイなどの理由で虐待された高校生が通うオータナティブ・スクールに寄付する!というビデオ屋店長の志から始まった活動のドキュメンタリー。
「ハーヴェイ・ミルク校」はこのトリビュートCDができてから、晴れて公立高校になった。
「差別」に対して必死で生きようとする高校生たちの姿が感動的です。そして「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のストーリー(テーマ)と音楽の芸術性の高さ、関わっている製作者たちのココロの美しさに再びマイってしまうことうけあい(^_-)-☆ -
はじめ三十分は退屈だった。
けど、学校の中が見えてくるとやはり考えされた。
日本ももう少し開かれたようになるといいな -
変わり者だと呼ばれ冷たい視線を浴び、蔑まれ、それでもなお本来の自分のあるべき姿でいようとした彼らに胸を打たれた。
自分を受け入れる事の強さ、そこを突き抜けた後の脆さ、葛藤と孤独、そのすべてが生々しく映し出されていた。
音楽で世界はかわるのかもしれない。
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最高!こわいものなんて、ない! -
N.Y.のLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア)の青少年の学校「ハーヴェイ・ミルク・ハイスクール」のためのチャリティー・プロジェクトを追ったドキュメンタリー。
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督と、オノ・ヨーコら個性派ミュージシャンたちによる『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のトリビュートアルバム制作の模様を、4人の生徒たちのエピソードと絡めて映し出す。
家族や社会の無理解に悩みながらも、自分らしい生き方を求める生徒たちの姿が胸に迫る。