- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988104046543
感想・レビュー・書評
-
日本映画チャネルでゴジラ特集をしているので、ゴジラシリーズ第8作の『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』を息子と観ました。
ゴジラマニアの息子は、ビデオで観たことがある作品なのですが、、、
何度観ても面白いようですね。
この時代のゴジラって、設定にリアリティがなく荒唐無稽なストーリー展開だし、怪獣も何だかユーモラスの感じで恐ろしくないのですが、それはそれで、時代が感じられて何だか惹かれるところがありますね。
うまく戦えない「ミニラ」を「ゴジラ」が特訓して、火焔を吐けるようにするシーンは、なかなか泣かせますね。
(このシーン、教育ママがモチーフになっているらしい…)
-----story-------------
南洋のゾルゲル島で、気象コントロールの実験が行なわれた。
しかし実験は謎の妨害電波によって失敗、島は異常高温に見舞われ、怪獣「カマキラス」が大量発生する。
そして地中から発見された卵からは「ゴジラ」の息子「ミニラ」が誕生した。
「ミニラ」を襲う「カマキラス」たち。
その時、「ミニラ」を救うため「ゴジラ」が姿を現した……。
-----------------------
それにしても、、、
「カマキラス」や「クモンガ」の動きと造形はリアルで感心しましたね。
大勢のスタッフがピアノ線などで操作していたらしいですが、CGのない時代に創意と工夫で、これだけの表現ができたのは、本当に凄いことだと思います。
次の作品も観たくなりましたね。
--------------------------------
監督: 福田純
製作: 田中友幸
脚本: 関沢新一
斯波一絵
撮影: 山田一夫
美術: 北猛夫
編集: 藤井良平
音楽: 佐藤勝
アクション: 中島春雄 ゴジラ
特技・監修: 円谷英二
特技・合成: 向山宏
特技・撮影: 富岡素敬
特技・美術: 井上泰幸
特技監督: 有川貞昌
出演:
高島忠夫 楠見恒蔵(地球環境物理学者)
久保明 真城伍郎(ジャーナリスト)
前田美波里 サエコ(ゾルゲル島の娘)
平田昭彦 藤崎(シャーベット計画要員)
土屋嘉男 古川(シャーベット計画要員)
佐原健二 森尾(シャーベット計画要員)
丸山謙一郎 小沢(シャーベット計画要員)
久野征四郎 田代(シャーベット計画要員)
西条康彦 鈴木(シャーベット計画要員)
黒部進 気象観測機機長
鈴木和夫 気象観測機操縦士
大前亘 気象観測機無線員
当銀長太郎 気象観測機計測員詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
別途
-
これも南洋の孤島が舞台。あの頃の気分なんだろうなー。冒険フィーリング。
前田美波里のセクシーショット(笑)。高島忠夫がやけに貫禄ある。あとウルトラ警備隊の偉い人も。
人工的に島をフリーズさせるという実験計画、嫌気が差して気が変になる隊員など人間ドラマ的にはそれなりの工夫が見られる。
がしかし、肝心のゴジラがなー。前作に続いての眼が真ん中によってピョコッと飛び出したカエルみたいな顔。おまけにミニラがもうなんといっていいやら……。完全にコメディになっちゃってて、アマゾンレビューではそれなりに評価高いけど、個人的にはこういうのが見たいわけではないので……。
おまけに後半はクモンガのせいで画面ほとんど見ることできず。しかし「クモンガ? なんのことでしょうか、さっぱり見当がつかないですね」って(笑)。巨大カマキリはカマギラスって名前にしたのに。
ラスト、降雪により冬眠に入るだろうゴジラ親子にシン・ゴジラをちょっと思い出したりもしたが。
あと島を脱出する隊員たちの赤と白の防寒服を、クリスマス島での核実験に対する批判云々というレビューがあったけど、ちょっと深読みし過ぎではないかなあ。このあともこの路線で続いていくとなると観るのがちと辛い。どこかで軌道修正されることを願う。 -
南海の島で寒冷地化の実験に失敗。極度に温暖化した島で大カマキリが巨大化。さらに、その島にはゴジラとその息子ミニラがいて。。。
ミニラのデザインってすごいよなぁ。老け顔子ども。
カマキラスとクモンンガは虫系で対人ではホラー要因でもあるんだけど、ミニラと絡ますとその色が消えてしまので難しい。
ミニラの出現によってゴジラの擬人化が加速している。 -
孤島で研究を行う人々の前に、突如ゴジラと息子、カマキラス、クモンガが現れる。
ゴジラシリーズでは毎回「核の脅威」や「植民地支配」など、様々なメッセージ性を持っていたが、本作では「親子愛」という今までとは違う、比較的温かさのあるメッセージ性を持つものである。
個人的には前田美波里の美貌にやられた。
綺麗過ぎる。