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- / ISBN・EAN: 4988101135165
感想・レビュー・書評
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2007年
原作 浅田次郎
樋口可南子 中原ひとみ 宇崎竜童 加瀬亮 田口トモロヲ 宮沢りえ 原田芳雄詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再生115分
浅田次郎原作の愛の奇跡を三枝健起監督が映像化した、大人のラブストーリー
見どころ
名女優・宮沢りえと実力派俳優・加瀬亮が贈る美しい恋の物語。ほかに宇崎竜童、田口トモロヲら存在感のある豪華キャストが共演。情緒豊かに描かれるレトロな京都にも注目。
ストーリー
昭和25年の開館以来、映画館「オリヲン座」の館主を務めてきた松蔵が病に倒れた。弟子の留吉が志を継ぎ、先代の妻・トヨとオリヲン座を守ることになる。映画産業が斜陽になり、周囲の人間に陰口を叩かれながらも2人は映画を愛し、互いを思いやり続けるが…。 -
原作浅田次郎らしい映画だなと思いました。トヨを演じる宮沢りえ。か細く どこか幸薄げで影がある。その中に亡き映画館主の主人の意思を受け継いでいる。
影の中に女としての艶を感じさせつつも、同時に母性的なものを感じる。これが太っちょだったりしたら似合わない。肝っ玉母さん風にたくましさを感じさせても似合わなかっただろう。宮沢りえが適役
この映画館に青年期にやってくる。住込みで働くようになり、映画館主の思いを受け継ぎ、トヨを支えて映画館を守る。これも、繊細でどこかに脆さを感じさせつつも芯の強さがある。加瀬亮が適役なのかな。アウトレイジのイメージからは全く正反対。想像出来ない。いや、逆でこの映画を見ると、アウトレイジの方が想像出来ないかも。
映画館主の宇崎竜童も、加瀬亮演じる留吉の晩年を原田芳雄。共に良い味を出している。
ただ、映画館閉館にあたり、慣れ親しんだ客達に招待状を送る。そこに来る客、幼き日の映画館の思い出を振り返っていく。そこに来る客達のシーンが薄いというか上手く描き切れてないような気がした。その場面が後半終了間際なので、映画そのものがショボい終わり方になってしまった感じがする。 -
宮沢りえのために作られたような映画。若い頃はイケ好かないリハウスガールに過ぎなかった彼女が、なんとも言えない魅力を湛えた女優になったと再確認。幸薄そうでいながら、ゴージャスな美を内に秘め、吹けば倒れそうなほどの痩身でありながら、凛と力強い矜持を滲ませる。浅田次郎原作のストーリー自体は、さして目新しいものでもなく平凡、最後まで特筆するような展開もなかったが、相方に加瀬亮を持ってきたのはGoodChoice。禁断であるが故に妙に艶かしくなる二人の関係は、大正・昭和時代の文学を彷彿とさせた。☆3.5
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「サタ☆シネ」にて。浅田次郎原作なのでハズれがあるわけないのですが、ちょっと小粒であっさりしてるんだよなぁ。原田芳雄の挨拶は感動的でしたが(さすが名優)、そこからもう少しドラマティックな展開が欲しかったところ。まぁニュー・シネマ・パラダイスと比較しても仕方ないんですけど。
だいたい、2組の夫婦がその後どんな人生を歩んできたのかが、すっぽり抜けているので(いろいろ苦労や紆余曲折があったろうに)、いきなり現代に飛んできて、泣け、感動しろ、と言われてもどうも・・。 -
まさしく純愛。
宇崎さん渋いっす。 りえさん綺麗っす! -
加瀬亮17歳にはびっくりした。
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2014.8.9
悲しいきれいなシーンが多くて良かった。宮沢りえも加瀬亮もすてきだった。
蛍がちょっと興ざめ。 -
別居生活を続けていた夫婦 良枝と祐次のもとに
子供の頃に通っていた映画館オリヲン座から手紙が届く。
オリヲン座の閉館が決まり最終興行の招待状が入っていたのだった。
昭和32年の京都、松蔵とトヨの営む映画館オリヲン座に
大津から出てきた留吉が働かせてほしいと現れる。
映画館で働き始めた留吉だったが…。
京都版のニューシネマパラダイスだね!
原作は浅田次郎さんの短編。
柿の種食べながら映画観るのも良さそうだなぁ(^-^) -
宮沢りえさんがキレイー
ネタバレ
ホタルのところ、絶対これ手つなぐだろーと思ったら、つながなくて。でも、やっぱりつないでた!
これ見たら、ニューシネマパラダイス見たくなったー!
最後の8ミリ映像がすてき。