ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう [DVD]

監督 : ウディ・アレン 
出演 : ウディ・アレン 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.70
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本棚登録 : 85
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142650627

感想・レビュー・書評

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  •  とにかく、7話がとても笑えるので好きだ。

     脳の指令室の様子が映し出されている。これはNASAをイメージしているのか、おそらく『ミクロの決死圏』のパロディーなのだろう。というか、このスクリプト全体がパロディーなのだ。

     ウディ・アレンが精子に扮して演じている。脳から指令されてウディアレン達の精子がぐずぐず動き出して、飛び出るのが怖いと不安になったり、外の様子はきちんとシュミレーションしてるだろなんて励まされたりで笑ってしまう。(笑)演じる役者の表情が実に滑稽で上手く演じられている。
     勃起するために多くの人足が機械のクランクを回していたり、角度45度なんて…。あらゆる困難を克服し射○するのだが…、司令室ではヤレヤレと一服しているところに2回目が始まる時の慌てようといったらたまらないほど可笑しい。

     まあ、この手のバカ話はおっさんが大好きかもしれません。時折、借りて何回か観るたびに『あー、くだらね』とか言って喜んでいるのだ。しかし、この映画何回見たんだろう(〃ω〃)

  • 作風はいたってシュール。セックスについて教えるというよりかは、やや倒錯した愛や嗜好をオムニバス形式で紹介している。
    ウディ・アレンは独自の弱弱しさを十分に放出しているかと思えば、違うプロットになるとナルシストになったりして、それが自然であるから不思議だ。彼は”ウディ・アレン”という、アイデンティティを醸し出しながらも、色々な役に馴染める名優だと、本作を観て思った。

  • 初期の連作短編。アニー・ホールなんかと比べると笑かそうとしているだけでまだまだ彫りが浅い。ただし、画面のこちら側に語りかけてくる第四の壁破りなど、後のアレン映画の十八番の表現もちらほら見える。純粋にコメディ映画として観るぶんにはまあ面白いです。特に、羊と交わっちゃう医者の話は馬鹿馬鹿しいのだけれどなんだか泣けてくるから不思議だ。直径100メートル、Xカップの巨大おっぱいつーかゴーストバスターズの幽霊はインパクト有り。

  • 本当にもう馬鹿馬鹿しくて、ただただ無害なコメディ映画。こんな映画を真面目に作っちゃうウディ・アレンがたまらなく大好きです(笑)

  • なんて滑稽でばかばかしい!
    くだらなさの真骨頂。
    非常にばかばかしいが、実は本人には切実で必死なんだよっていうのが伝わる。
    ブリティッシュジョークが苦手な人には向かないとは思うけど、こんなのが創れるってやっぱり奇才。

    (20121202)

  • アレンさん、もうついていけません。笑

  • (1972年 ウディ・アレン監督)

  • バカバカしく魅力的。
    【第1話 媚薬の効能】道化師姿似合いすぎ。
    【第2話 ソドミーって何?】羊かわいい。
    【第3話 エクスタシーは所選ばず】フランス映画(であってる?)的なカットでこんなバカバカしいもの撮るなんて。
    【第6話 SFボイン・パニック】デカパイが「ピクミン」の敵にしか見えない。
    【第7話 ミクロの精子圏】好きな女の子に見せたい。

    自らで脚本・監督した作品を自ら演じる(しかもバカバカしい)ウディ・アレンの姿を見ているとつくづく「楽しそうだなァ…」と羨ましくなる。
    それにしても夕陽を背に…ウディ・アレンいい男だなぁ……。

  •  Hではなくて下品でおバカなウディ・アレンのオムニバス映画。爆笑問題太田がウディ・アレンの最高傑作と言っていた。

     ジョークやお笑いとしてはかなりどきつく、万人向けの映画ではない。だが7つのバラエティに富んだ話があるので、多くの人がちゃんとそこそこ楽しめるようになっている。クイズ番組のパロディの第5話「これが変態だ!」やウディ・アレン自ら精子を演じた第7話「ミクロの精子圏」が個人的に好き。
     細かいセリフが本当おバカだったり風刺が入っていたりでうまい。特に7話の精子役のアレンのセリフがホントおかしい。

     すごく面白いという映画ではないが、さらっとでいいから見ておくことを勧めたい映画。 

  • 大人向けコメディ。
    Hな感じは、あまりしない。
    性癖の話。
    アメリカなのにジョークがイギリスっぽい。

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著者プロフィール

1935年、ニューヨーク生まれ。映画監督、脚本家、俳優。『アニー・ホール』でアカデミー監督賞・脚本賞、『ハンナとその姉妹』『ミッドナイト・イン・パリ』で同脚本賞を受賞。小説に『これでおあいこ』他。

「2022年 『唐突ながら ウディ・アレン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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