海の上のピアニスト [DVD]

監督 : ジュゼッペ・トルナトーレ 
出演 : ティム・ロス  ブルート・テイラー・ロビンス 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.92
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113756693

感想・レビュー・書評

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  • 荒唐無稽な設定かもしれないが、浪漫がある。船がいよいよ爆破される段に至っても、1900がなぜ船を降りないのか、その理由が彼の口から語られるとき、1900という人間の生き様の核心、あるいはこの映画の魅力の核心を見る。

  • めちゃくちゃタイプ。大好きな映画になった。出会いのシーン、彼女に恋をするシーン、NYの街と向き合うシーン、印象的で丁寧なシーンがたくさんあってあっという間の120分だった。特に映画の終盤、ジョークに精一杯の笑顔で返すシーンはジュゼッペトルナトーレらしくて大好き。船に乗る人と辿り着いた港から時代を見つめ、その波には乗れないと思った1900が、ラストシーンひとつの時代が終わるかのように爆破されてしまったのはとっても切なかった。

  • 世界が目まぐるしすぎると感じているあなたへ。

  • 映画全体に漂う空気が美しい。

  • 何回観てもいい映画だなぁ。印象に残るシーンが多過ぎて語り尽くせない。ピアノ弾きでこの映画が嫌いな人がいたら会ってみたい。

  • 映画をみるのは好きである。

    映画館でみるのも、もっと好きだ。

    ただ、ひとりでは行きたくない。映画館に行って求めるのは迫力でも、雰囲気でも、量の多いポップコーンでも、安い味のジンジャーエールでもない。

    感想。それにつきる。

    主観的に意見することは誰でもできる。少しでも映画を知っていれば、「あの俳優はアレにも出てて、うんちゃらなんちゃら」っていっておけばこと足りる。

    そうではないのだ。おもしろかった。つまんなかった。なけた。
    何でも良いから、映画を共有するためにいくのだ。そうでなければ、ただひとりで自宅鑑賞したほうがずっと有意義だ。

    世界を広くするならば、それ相応にパートナーが必要だ。

    そのパートナーは、必ずしもいるとは限らない。むしろいないかもしれない。

    世界を小さくするのは簡単だ。自分の存在を「客観的に」考えない限り、王国の主であり続けられる。

    そんなことを考えながらこの映画を見た。
    ニューシネマパラダイスの監督だけあって、ストーリーやBGMは透明感にあふれてる。

    また、映画をみたくなった。

    というわけで、大人しくTSUTAYAに行ってきまーす…

  • ジュゼッペ・トルナトーレ監督。ティム・ロス主演。
    一生を豪華客船の上で過ごした伝説のピアニスト。

    一度だけ、彼はニューヨークの街に降り立とうとしました。
    のちに彼はこう語ります。

     あの街には終わりがなかった。
     鍵盤には終わりがあるのに。

    本当に心にしみわたる、いい映画。
    最後は、これまた涙が止まらない。

  • 「ニュー・シネマ・パラダイス」のトルトナーレ監督作品。
    船の上で生まれ、育ち、一度も船を降りる事無く
    その生涯を閉じた伝説のピアニストの人生を描く。
    BGMもいい。

  • やはりジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネの黄金コンビは最高!

    しかもこの映画は面白い撮り方が何回も出てくるし、内容以外にも賞賛すべきところがある。たとえば最初のホーンテッドマンションみたいな夜のピアノ演奏シーン、子供の1900がダンスホールに向かうシーン、女の子と会うシーンとか。

    ジャズピアノ演奏者との対決シーンは圧巻。
    ティム・ロス惚れるわ~~

  • 音楽が最高。

著者プロフィール

映画監督・脚本家。1956年、シチリア生まれ。86年、『教授と呼ばれた男』で劇場映画の監督デビュー。『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)でアカデミー賞、『明日を夢見て』(95)『海の上のピアニスト』(99)『題名のない子守唄』(2006)『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞受賞。2023年1月にモリコーネとのを組んだ『モリコーネ 映画が恋した音楽家』が日本公開。

「2022年 『エンニオ・モリコーネ 映画音楽術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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