スマイルBEST 世界最速のインディアン [DVD]

監督 : ロジャー・ドナルドソン 
出演 : アンソニー・ホプキンス  クリス・ローフォード  アーロン・マーフィー  クリス・ウィリアムズ  ダイアン・ラッド 
  • Happinet(SB)(D)
4.15
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本棚登録 : 259
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953026643

感想・レビュー・書評

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  • 邦題だけ観るとB級映画かと思いきや、主演がアンソニー・ホプキンスさん?何となく観たのですが大好きな映画がまた一つ増えました。

    主人公は1967年に鉄クズ同然のインディアンを改造し、68歳で今なお破られぬ世界最速記録を作ったバート・マンローさんがモデル。

    とにかく主人公の人間性が素敵で幾重ものトラブルもユーモア交えて対処し、素直に周囲の力を借りる事が出来て、イヤな登場人物が居ない気持ち良さ。
    暮らしは質素だけど夢は大きく!人生に大切なことの優先順とは何か?問われている気持ちにもなり、主人公に魅了されました。
    レビューが高評価なのも納得です。

  • TVにて
    ポンコツならぬ相棒のインディアン.世界最速を夢見て倹約と工夫を重ね地球の裏側ニュージーランドからレースにやってくる.その道中のいろいろな出来事と念願のレース.困難をその人柄で乗り越え,夢を叶える.全てが素晴らしくアンソニー・ホプキンス最高である.

  • 最高の映画!

  • ものを見る目と理解の深さに一目を置いているブロガーさんが「心から、万人におすすめ」と書いていらしたので、さっそくおすすめされてみました。

    彼女のブログを読みましたから、当然世界最速のインディアンとは人間のことではなく、オートバイ(のブランド)のことだと分かっています。
    が、ああいうフォルムのオートバイがあることを知らなかったので、最初ちょっとびっくりしました。

    1962年のニュージーランド。
    主人公のバートは年金生活者ですが、オートバイが好きが高じて、生活費を削ってバイクの改良に励んでいる。
    朝早くからエンジンをふかし、庭の草は伸び放題。
    よく考えなくても迷惑な隣人ですが、隣家の人たちは文句を言うところははっきり言いますが、バートのことを応援してくれてもいます。

    町の人たちもそう。
    生活のほとんどすべてをバイクに捧げていると言っていいバートのことを、できる範囲で応援する。
    みんながバートのことを知っている。

    狭いコミュニティで、断固として自分の好きなことを貫くというのは、今の日本では難しいことだと思うんですが、ごく自然に言いたい事を言いあいやりたいことをし、笑顔で暮らせる彼らはとてもすてきだと思いました。

    手作りのピストン、ウイスキーのコルクやドアノブなど身近なもので作った部品など、40年前に製造されたバイクの見た目は、もうぼろぼろです。
    が、絶対の自信を持つバート。
    いつかアメリカのレースで最高速度の記録を取りたいと、改良に改良を重ねているのですから。

    町の人たちはバートを応援していますが、実は彼のバイクを信じてはいません。
    隣に住む少年と、暴走族の若者たちだけが、バートのバイクスピードを、夢を信じています。
    でも、信じてないけど応援する。カンパする。
    そういうつきあいが素敵だと思いながら見ていました。

    貯金とカンパと借金で何とかアメリカに向かいますが、向かう途中でも着いてからも、レース会場に着いてからでさえ、いつも何かしらのトラブルに見舞われます。
    でも、旅の途中で出会っただけのバートを助けてくれる人がいつもいます。

    それは、自分でできることはできる限りのベストを尽くし、出来ない事はきちんと「助けて」と言い、助けを求めたからには結果を信じるというバートの人柄に依るところが大きいのだと思うのです。
    頑なに自分自身にこだわるのでも、他人に預けて無責任に待つのでもないバートの姿勢。
    オープンでピュアで、でも頑固じじいっぷりが可愛らしいバート。

    びっくりするほど次々と助けてくれる人が出てきて、まるでドラマのようですが実話なのだそうです。
    1967年にバートが樹立した記録は、今現在も破られていないんですって。

    夢をあきらめないことは、素敵なことです。
    「夢がない人生は野菜と同じだ」
    「どんな野菜?」
    「うーん、キャベツかな」

    でもそれよりも、バートの人との係わりかたが好きでした。
    特にモーテルの受付、ティナとの関係。
    最初ティナにだまされるのではないかとドキドキしながら見ていました。
    バートの代わりに電話をかけたり、帰ってこないバートを心配したり、税関までついて行ったりと、宿泊客に対する以上の親切をしめしてくれるティナ。
    裏があるんじゃないの?と疑った自分が恥ずかしい。
    ティナ、とってもいい娘。

    よおし、私もオープンでピュアで頑固なばーちゃんをめざすぞ。
    素敵な映画をおすすめしてくれてありがとうございました。

  • おじいさんの人生最後の挑戦シリーズ。
    お涙頂戴の想定の範囲内でしかなさそうだなーと嫌煙していたのですが…
    まっ、見てみるかと軽い気持ちで見て見たところ…

    すごく良かった…。

    ザ・映画で、2017年1発目にふさわしい映画でした。
    誰にでも好かれるおじいちゃんの描き方が秀逸。
    テンポも良し。
    自分もこんな人になりたいなーと嫉妬も覚えるほどの映画でした。
    まだ見ていない方。何を見るか悩んでいる方は、是非1度手に取ってほしいなーと思いまーす。

  • 幾つ年を取ろうとも夢に関しては
    衰えを知らぬ向上心、童心。
    自身のベクトルを見失った際に今一度見たい◎
    総評○

  • いい映画やった(^-^)/

    出会う人がみんな何気にいい人。
    こころ温まる(^-^)/

    しかし、じじいになっても
    危険な男はモテるな。
    見習わねば…(笑)

  • スピリットと人柄にとても惹かれる。ホプキンスの演技もすばらしい。

  • ホプキンスさんかっこよいです。物語もかっこよいです。

  • タイトルにはあまり惹かれなかったけど予想外に面白かったです!

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