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- / ISBN・EAN: 4539373015121
感想・レビュー・書評
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一般にはソ連の狙撃兵を描いた方が有名だが、こちらはドイツ版。徹頭徹尾、戦場の過酷さを描く展開で重苦しい。悲惨な戦場と人間の汚さ残酷さがこれでもかと提示され、ラストも全く救いがない。ヒロイズム的な演出もなく、徹底して普通の兵士を描こうとしている点に賛否は分かれるとは思う。残酷描写あり注意。
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[鑑賞方法:WOWOWシネマ録画にて]
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スターリングラードの地獄を描いたドイツ映画。
いやぁ、これは悲惨すぎて見てられん。序盤の戦闘シーンも激烈なのだが、その後の登場人物達が脱走兵(?)のようにロシアの雪原をゾンビみたいに歩きまわる様なんかはもういったい何の映画なんだという気持ちになる。
勝った側のソ連の市民や軍人さん達もひどい有り様なのだから、本当にスターリングラードというのは地獄だったんだなぁと思う。それを伝える映画として、充分過ぎるほど伝わった。 -
ただただ反戦を謳った映画。救われるものは無く、虚しさばかり残る。
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2014/08/14/Thu. 16:45〜19:15
イマジカBSにて視聴。
今回はジュード・ロウ主演作の方じゃなくて、1993年版の『スターリングラード』。
旧ソ連の工業都市であり、第二次大戦における独ソ戦の激戦地スターリングラード。
1942年、この地に派兵され、ソ連との攻防戦で壊滅したドイツ第6軍精鋭部隊の有様をドイツ側からの視点で描いている。
マイナス50度の極寒の中、寒さと飢えに苛まれる絶望的な戦い。
栄光とは程遠く、ただただ戦争の理不尽に翻弄されるばかりの若き兵士たち。
お涙頂戴の演出なんて一切なし。
そこにあるのは、苛酷過ぎる現実と苦悩だけ。
ここで描かれている兵士たちは(主人公ですらも)「将棋の駒」でしかない。
冷然と続く展開。観れば観るほど心は重く冷えていく…。
観終わった後、このような悲惨な争いは二度と起こって欲しくないと強く思う。
この映画でひとつ残念だったのは、ドイツ語・ロシア語のセリフの量に対して、明らかに少な過ぎる日本語字幕!
私、この映画のディテールを絶対きちんと把握できてないわ;;
もっと丹念に訳してくれた字幕付きが出たらもう一度観たい。 -
ソビエトVSドイツの激戦地となったスターリングラード攻防戦をドラマティックに描いた映画。
主人公や、持ち上げる将校(?)等は、実在の人物をモチーフにしているが、映画は映画である。
ハラハラさせてもらって良かった。
何年も前から気になっていたものの、結局見てなかったシリーズのひとつ。(他、ジブリやハリー・ポッターが該当)
アイドルってこんな感じなんだなと思った。 -
ロシア人やドイツ人ってこういう映画みるのかな。素朴な疑問。
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トーマスクレッチマンの流し髪がたまらん。イタリアのバカンスから極地の落差がすごい。