イースタン・プロミス [DVD]

監督 : デイヴィッド・クローネンバーグ 
出演 : ヴィゴ・モーテンセン  ナオミ・ワッツ  ヴァンサン・カッセル  イエジー・スコリモフスキ  アーミン・ミュラー=シュタール  シニード・キューザック  マイク・サーン 
  • Happinet(SB)(D)
3.80
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本棚登録 : 402
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953023888

感想・レビュー・書評

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  • 残酷、極悪、非道、恐ろしくも粋だねぇ~☆

    おぉ!ヴィゴ・モーテンセンいいですよ~ヤバいですよ~
    爪を切るように指を切り落とす、喉を掻っ切る、
    その手、その指には拘りの刺青が・・・似合ってるなぁ

    あの有名なサウナシーンも溺死体のリアルさも
    どれもこれもワナワナする極悪非道さが堪りません(笑)
    そして、マフィア親父の貫禄とそのバカ息子の姑息さが、この作品を面白くしているね。

    マフィア親父が歌うロシア民謡の「黒い瞳」~♪
    悪党の迫力ある歌声にグッときた。

    傑作「ヒストリー・オブ・バイオレンス」も好きだが、
    個人的には、それを上回る傑作で大好きだな。

  • なんとなく先の展開が、見えるんですが、面白かったです。主演の男優が渋くて、カッコいいです。スーツの着こなしが粋です。

  • イースタン・プロミス=人身売買。

    ロンドンを舞台にロシアンマフィアと産婦人科医の人身売買にまつわるストーリーなのだが、二転三転する上に狂気的な役が意外とハマるヴァンサン・カッセルが舞台の上で大活躍。この人は何をやらせてもうまいような気がします!

    「イースタン・プロミス」
    http://www.youtube.com/watch?v=0LJRpVViJDg

    主演はヴィゴ・モーテンセンにヒロイン役はナオミ・ワッツと僕の大好きなお二人が熱演する。これはあまり書きたくないですね~暴力的かと思いきや意外とストーリー的にも奥行きがあるし面白いというよりも釘付けになっていた。

    それにしてもナオミ・ワッツってどんどん綺麗になっていくような気がしてるのは僕だけ?w

    年を重ねるごとに出演作品もかなりいいものになっているような気がします。今後に期待の僕と同い年の女優さんです

  • ヴィゴ・モーテンセンのフル○ンアクションって誰得?(俺得じゃないことは確か)。結局印象に残ったのはそこだけ。

    舞台はロンドンですが、ロシアンコミュニティの話なので、ロシア語と英語が半々で混ざりまくる。これだけで根を上げてしまいそうになりました。どんでん返しがすごいようなことをどっかで見たんですけど、別にそれほどでもないなぁという印象。

  • ヴィゴ・モーテンセンが激シブ。内容はというと、マフィアものに分類されるのでしょうか。ところどころに漂う硬派な雰囲気がたまりません。特に裸の格闘シーンは痺れました。ヴァンサン・カッセル演じるキリルがいかにもな印象に反して葛藤を抱える人物であったりして、人物の奥行の深さがいいなと思いました。

  • ヴァンサン カッセル いいですね!

  • ( ^o^) David Cronenberg監督作。ロンドンを舞台にロシア・マフィアの犯罪(人身売買)を描くクライム・サスペンス/バイオレンスの傑作だ。
    Viggo Mortensen(シブい!)、Naomi Watts(美人過ぎ!)、Vincent Cassel(嫌われ役上手い!)と個性派揃いで熱演だが、それにもましてCronenberg監督のキャラクターの引き立て方が巧い。だんだん引き込まれていく脚本・演出も良い。予想を裏切る後半の展開もスゴい。
    ただ、え、終わった?的なラストはちょっとあっけなく、時間的にも短い作品なのでもっと長く観ていたかった。ぜひ続編を撮ってほしい!
    ところで本作はちょっと強烈なシーンがいくつかあるので、女性は観ない方が良いかも。観た方が良いかも?

  • ヴィゴ・モーテンセンとクローネンバーグは本当に相性が良いらしい。サウナで真っ裸で戦うヴィゴ・モーテンセンの格好良さと言ったら、もう。ヴァンサン・カッセルの役所が面白くて、見所。テーマは非常に重く内容は社会派ドラマっぽいんだけど、クローネンバーグなのでもちろんそこで収まるはずはない。非常に肉体的かつドラマ的な演出で、胸を抉られっぱなし。ラストは、一番うまく収まったはずなのにやっぱり切なくって、何とも言えないやるせなさが残る。

  • ヴィゴ・モーテンセン、髪型がちょっといただけない以外は完璧といって良いかも。胸に寒々しい風が吹いているような雰囲気・・・。すごい色気と狂気。さらにインテリジェンスもあって、こんな美味しいものはない!という感じ。
    コンプレックスの塊のようなドラ息子を演じるヴァンサン・カッセルの情けなさも良い。ヴィゴに何かと絡んでくるんだけど、あれにはセクシャルな関心も入っているよね。矮小だけど複雑な役柄をばっちりこなしてる。
    多くを語り過ぎない演出も素晴らしい。
    ヒストリー・オブ・バイオレンスも面白かったし、クローネンバーグのミューズはヴィゴなのね!

  • ロンドンの病院ではたらく助産師のアンナ(ナオミ・ワッツ)のもとへ、ある日、身元不明のロシア人少女が運び込まれてきた。少女は妊娠しており、アンナは出産に立ち会うが、子をひりだすとまもなく、彼女は死んでしまう。少女はだれなのか、どこでだれの子を孕み、そしてなぜ命を落としたのか。少女の遺した日記だけを頼りに、アンナは彼女の素性を探ろうとする。やがてたどりついたのはロシアン・マフィアの牙城である豪奢なレストラン「トランスシベリアン」そこで彼女は運転手ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)と出会う。ふたりの運命が交差するとき、隠蔽されていたおそるべき犯罪の実態があらわになる。といっても「イースタン・プロミス」とはそもそも「イギリスの闇社会でかわされる東欧組織との人身売買契約をあらわす隠語」なのらしい。これは、とある秘密を隠し持つマフィアの男と、巨大な闇にはからずも足を踏み入れてしまった女の、命がけの奔走をえがくサスペンスだ。床屋で仲間の喉を切り裂くロシアン・マフィアのシーンではじまり、どしゃぶりの雨に濡れる裸足の踵が映し出され、つづいて倒れる少女の場面につながり、それが冒頭のひりだされた赤子のカットへとつづく。導入、筋書きともそうとうおもしろいのだけれど、映し出される黄味がかった灰色の街並や、薄曇りの昼と一転する澄んだ夜の空気、ながれる鮮血など映像もいちいちうつくしく、また容赦のない暴力描写もすばらしい。しかし、それ以上に魅力的なのが、ニコライ役のヴィゴ・モーテンセンだ。ふかいかなしみをたたえた顔と、その静謐なたたずまいには圧倒される。ボスのどら息子キリル役のヴァンサン・カッセルも見事で、随所で昂揚をかんじる作品だった。傑作だとおもう。

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