愛おしき隣人 [DVD]

監督 : ロイ・アンダーソン 
出演 : ジェシカ・ランバーグ  エリザベート・ヘランダー  ビヨルン・イングランド  レイフ・ラーソン  オリー・オルソン 
  • Happinet(SB)(D)
3.44
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953023321

感想・レビュー・書評

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  • CMの連続.つながりがなくカタルシスがない。解釈してくれと言わんばかりの不可解なラスト。なんだか観念で頭がいっぱいの作品だ

  • グレイッシュな画面のなか、ひたすらしょんぼりで滑稽なシーンをながめ続けて、みんな大雨の中の子犬みたいに無力だよ、みんなそうなんだから今夜のところは歯を磨いて寝ましょう、という気持ちになった。これはよかった。疲れてるときのほうがいいかも。

  • ついていないことばっか。だけど明日はしあわせ。
    好きなのはカフェの定員が
    はいラストオーダーだよー!明日はまた来るけどね!みたいなことを言うシーン

    別に言葉で励ますわけじゃないけどみーんなついてない毎日を頑張っていきているんだなって思うと元気でるし、知らない人でも結婚はうれしい。
    そんな隣人たちの微妙な距離感が非常に好きだ!

    コーエン兄弟

  • 群像劇がすき。

  • 予告に惹かれて見てみたロイ・アンダーソン監督作品。
    とても独特な映画。
    ユーモアとシュールさと青みがかった映像と白塗りの人たち。

    ロックスターのミッケに恋するアンナの夢が素敵でした。
    あのシーンを切り取ってずっと部屋に飾っておきたいと思った。

  • 【2008/05/23 映画館で鑑賞】
    妙なモノを観た、初めて観るタイプの作品
    というのが第一の印象。

    つながりがあったり、全くなかったり。
    毎日の生活で起こりうる(時にそうでもなかったり)
    普通よりちょっと下の不幸(かといって暗くはない)
    を淡々と描いたものなのですがシチュエーションが!
    「投資の話とSEX」「ロックスターと夢での結婚式」
    「テーブルクロス抜きに失敗して電気椅子」
    「上と下の階の住人バトルを覗き見る向かいの住人」
    「精神科の医師の独白」「床屋で口論して変な髪形」
    「朝ケンカした夫婦の職場で他人に見せてしまう涙」
    などなど他にもいろいろなプチ不幸。
    登場人物の顔が死人のような白さなのも
    シュールさを際立たせていたような印象。
    音楽が映画の内容とリンクしているのもよかった

    プチ不幸なエピソードの寄せ集めなのに
    ちょこっと明るい気持ちになるのが不思議

    バーの「ラストオーダーだよ!まだ明日もある」
    というセリフがすごく好きだなあと帰路にて思った

    「今日もついてないことばかり。 
     でも明日はきっとしあわせ。」
    というキャッチコピーが観た後にしっくりきた

    じわじわくる面白さでした
    もう一度観たいと思った
    同時上映だった
    「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」
    もいつか観てみようと思う

    まだ明日も、あるのだと元気付けてくれた気分

  • ウェス・アンダーソン監督が好きな方なら、
    そしてアキ・カウリスマキ監督にグッとくる方なら、なお
    初期山下敦弘監督の空気にしびれる方なら間違いなく
    オススメのロイ・アンダーソン監督作品です。

    「散歩する惑星」では絶望を
    この「愛おしき隣人」では明日への希望を。

    贅肉をそぎ落とされた詩的セリフと
    監督特有の北欧の空気を思わせる色味を抑えたトーンの
    美しい映像で紡がれた韻文のような映画。

    普通の人々の何気ない日常のひとコマ。
    それは思い通りに行かない日々でもある。

    明日がある。

    それは確証の無い希望。
    でもそれは必ず訪れる。

    明日という一条の光りにすがる人々の姿。

    そんな人々の日常に飛来する軍用機の群れ。
    一縷の望みすら消し去る前触れ。
    「明日」には「絶望」が待っている場合もあるのでした。

  • ロイ・アンダーソンといえば、スウェディッシュラブストーリーで知っていたけれど、またまた素敵な映画を世に出してくれていたんだ!!
    スウェディッシュでもそうだったけれど、ひとりの人間の一途な願いも、世間に投げ出されたとたんにいろいろな珍事を巻き起こしてしまったりする。だけども、それを受け入れて、むしろ強くなっていく、あるいはそれすらも楽しんでしまうようなところ、とても好きだな。
    そして、ロイ・アンダーソンは人間模様とか世俗の社会のありさまをコメディ的な笑いを織り交ぜて映像に仕立ててしまう。映像を見てて、ときたまちょっぴり笑いがこぼれてくるような演出も、相変わらず。
    観終わった後に、良い余韻に浸れるよ…。

  • カメラが基本的には動かない。シュールなショートストーリーの詰め合わせみたいな感じ。ただそれぞれのストーリーのさりげないつながりに、なんとなくだけど隣人感を感じた。

  • 0193

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