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- / ISBN・EAN: 4933364920027
感想・レビュー・書評
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ジェイムス・エルロイが著した「ブラック・ダリア」「ビッグ・ノーウェア」に続く暗黒のLAシリーズ第3弾が原作のサスペンスドラマ。50年代の腐敗したロサンゼルス市警の話しで、元刑事が巻き込まれて殺された「ナイトアウルの虐殺」を発端に、事件を捜査しはじめた3人の警官バド(ラッセル・クロウ)エド(ガイ・ピアーズ)ジャック(ケヴィン・スペイシー)が、ながく隠蔽されてきた警察内部のふかい闇に迫っていく。事件の重要な鍵をにぎるヴェロニカ・レイク似の娼婦リンにキム・ベイシンガー。悪徳警部ダドリー・スミスにジェームズ・クロムウェル。仲間の不正な暴行を告発したら密告屋よばわりで総スカンとかたいがいだなと冒頭からどんよりしたが、いまもむかしもアメリカも日本もそのへんはかわらないのだろう。「ロロ・トマシー」の正体が判明するあたりからラストちかくの銃撃戦にかけてのスリリングな展開は見事。むくわれない結末を予想していたけれど、意外にもそうではなくて最後にすくわれた。
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各所で『名作』と唄われ、最寄りのTSUTAYAでは『おもしろ責任』なんてコーナーで¨つまらなかったら返金します¨と書かれていた。そんな『This is 名作』なわけだけど、確かに面白かった。テーマは警察組織の腐敗した構図や70年代のマフィア犯罪。前半の重厚な人間ドラマから、後半のバディスタイルな銃撃戦まで飽きさせることのない展開。凄くバランスの良い内容だったと思う。ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシーら名優たちの演技も本当ため息が出るほどに。これぞ名作。観るべきです。
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ストーリーはちょっと無理があるかな?でも役者の演技は素晴らしい。特に、ガイ・ピアースとラッセル・クロウは文句なし。