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- / ISBN・EAN: 4988102595531
感想・レビュー・書評
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ブロンソンの恋女房ジル・アイアランドは冒頭からラストまでとびきりのファムファタールを演じています。女優なら一度はやってみたい役柄でしょう。一方、一流のスナイパー役のブロンソンは惚れた弱みで終始手玉に取られっぱなし。衝撃のラストシーンでも、彼女の願いを聞き届けています。でも、あれだけの美人さんがその気なら、誰でも手玉に取られますね。初めて映画館デートをしたときの作品だけに忘れられません。
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殺し屋の主人公が逆に命を狙われるというイントロダクションから、次々と怪しげな男が登場して、どんどんストーリーが動いていきます。
主人公のチャールズ・ブロンソンはジェームズ・ボンド、彼の愛人(ジル・アイアランド、実生活でもブロンソンの妻)をボンドガールと捉えられます。彼女はただのお飾り美女ではなく、敵なのか味方なのか、複雑なポジションにある悪女です。
今まで見たブロンソンの映画では一番面白かったかな。とは言え、全体的には古臭さは拭えないので、現代でリメイクしたら面白いかも。
テレ東「午後のロードショー」にて。 -
1970年イタリア映画.BSにて視聴.
当然ながら主演のチャールズ・ブロンソンはじめ皆さんイタリア語.途中から舞台はアメリカになるが,オートレース場に流れるアナウンスもイタリア語.
ブロンソンは公開の年,49歳.冒頭のシーンでの筋肉がすごい.Wikipedia によれば,同じ年にマンダムのCMへの出演がはじまったそうだ.
さてこの映画,殺し屋役のブロンソンが裏切りの復讐をはたすというだけの映画だが,狭い上に曲がりくねった道でのカーチェイスや,レース場や最後のエレベータの狙撃シーンも緊迫感があって,娯楽作品としてはなかなか.
ブロンソンの愛人役できれいな裸体を披露しているジル・アイアランドは実生活ではブロンソンと夫婦だったらしい.やりにくくないのかな. -
ラストのエレベータを撮りたくてつくった映画。
テリー・サバラスの頭しか印象に残らず。