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- / ISBN・EAN: 0602517908512
感想・レビュー・書評
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前作"Worrisome Heart"も愛聴盤にしていたので、発売を待ちに待って購入。Smokyで湿度感と艶のある独特の声の魅力は相変わらず。1曲を除いて本人のオリジナル(共作曲含)ということもあり、前作でも漂わせていた彼女特有の雰囲気にどっぷりつかることが出来る。それでいて、ソングライティング/アレンジ共幅が広がっており、ストリングスを加えたアレンジの曲があったり、ボサノバ風の曲があったり、唯一オリジナルでない"Over the Rainbow"も新鮮なアレンジでなかなか良い。前作の良さを失わないまま熟成を増した印象。期待して待った甲斐のある出来である。
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2ndも、全編いいです!!言葉は要りません、是非聴いてみて欲しい一枚。
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2008年リリースしたインターナショナル・デビュー・アルバム『Worrisome Heart』が日本でも超ロング・セラーを記録したフィラデルフィア出身の女性JAZZYシンガーソングライター、Melody Gardot、待望のセカンド・アルバム。今作のプロデューサーは巨匠Larry Klein、ミキサーはAl Schmitt。ファンの期待を決して裏切ることのない、前作以上に深みの出た極上のジャズ・ヴォーカル作品です。
アレンジを担当するのはこれまでビョーク、エルヴィス・コステロ、ジョニ・ミッチェルなど幅広いジャンルを手掛け、ゲイリー・バートン、パット・メセニー、マイケル・ブレッカー、チャーリー・ヘイデンなどに楽曲提供もしてきた米コネチカット州出身のコンポーザー/アレンジャー、ヴィンス・メンドーザ。壮大なストリングス・アレンジが鮮やかに彩りを添えています。
前作に引き続き自身のバンド・メンバーと共に参加ミュージシャンもパーカッションにPaulinho Da Costa,ハモンド・オルガンにLarry Goldings,ドラムスにVinnie ColaiutaのほかAndy Martineff(tb),Behn Gillece(vibes)など実力派揃い。
前デビュー作の『夜と朝の間で』同様、かつてのジョニ・ミッチェルを手がけたラリー・クラインによるプロデュース。ジャズとポップスの小さな隙間から大きな宇宙を垣間見せようとする姿勢はまさにジョニ的。「レゼトワール?流れ星」や「虹の彼方に」のブラジル・テイストもサマになっている。