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- / ISBN・EAN: 4995506001537
感想・レビュー・書評
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「史上最凶やり過ぎSRPG」ディスガイアシリーズの第2弾をPSPに移植したもの。
PSPに移植するにあたってこれでもかというくらいに新要素を詰め込んでいます。
それこそやり過ぎなほどに。
最上級魔法の追加、エクストラステージのボス追加、使用可能キャラの追加、ボイス追加、そして追加シナリオ。
戦闘の仕様を変更出来るようシステム面にも追加要素が。
そして。
挙句の果てにはディスガイア3からキャラとシステムを逆輸入して、それをもとに新システムを構築しています。
「いくら3がリリースされてから、2を移植するとなってもそこまでやるか」と。
……思いますけれど、よくやりました。
それでこそディスガイアです。無茶苦茶です。
そのおかげでSRPGとしてのシステムは、シリーズの中で2PSPが1番優秀です。
その凶悪なやり込み要素がどうしても注目されますし、実際そこを売りにしてはいるのですが、ディスガイアシリーズのSRPGとしてのシステムは非常に良く出来ており、ひとつの到達点であるとも思っています。
そのディスガイアシリーズの中でも飛び抜けてよく出来ているのがこの2PSPですね。
ストーリーに関してですけれど。
魔王を討つことを目的とした人間の青年アデルと、その魔王の一人娘であるロザリンドの出会い、心の交流、互いの立場ゆえの葛藤を描いたもので、非常にシリアスかつ恋愛要素の強いものになっています。
ハチャメチャなノリだった前作に比べてマジメなキャラクターが多いところも含め賛否両論ではありますが、よく出来たストーリーです。
愛に溢れています。
このディスガイア2で「よくやったなぁ」とにやにやしたところは。
戦闘時、アデルとロザリンドの連携攻撃可能なパーセンテージが「互いの心」に常に影響されている点。
ストーリー序盤。
ふたりが出会ったときだと0%
ストーリーが進んでいくごとにどんどんUPしていき、最終的には常に99%状態に。
お見事だなぁとホントににやにや。詳細をみるコメント0件をすべて表示