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感想・レビュー・書評
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表紙は、アントニオ・ガウディの「カサ・ミラ」(世界遺産)です。
アール・ヌーヴォーと言うと、アルフォンス・ミュシャ、エミール・ガレなど、絵画や工芸分野のアートを思い浮かべる人が多いと思います。
でも、アール・ヌーヴォーという言葉は「新しい芸術」という意味ですから、分野は関係ないし、本当にすごいのは建築なんですよね。
ある意味、装飾過多とも思えるこれらの建築物に込められたエネルギーはすごいですね。
日本では珍しいアール・ヌーヴォー建築として、旧松本家住宅が紹介されています。
ヨーロッパではアール・ヌーヴォーの特長として当たり前のように見られる、鉄を有機的な曲線に加工した「アイアン・ワーク」ですが、それが全く見られない・・木による円と直線を組み合わせた意匠は独特のものであると同時に、ヨーロッパのものより洗練された感じがするのは、私が日本人だからでしょうか。
興味がある人は、買って損のない一冊ですよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ん〜 アールヌーボー
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