- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102651930
感想・レビュー・書評
-
この作品は1991年に公開されたSFヒット作である。「ターミネーター」(1984)の続編にあたり、「アバター」(2009)のジェームズ・キャメロンが前作に引き続き監督した。アカデミー賞で視覚効果賞、メイクアップ賞、音響効果賞、録音賞を受賞している。全世界での興行収入は5億6千万ドルを超えた。
未来で起っている人間対マシーンの戦争を終らせる為に、人間サイドのリーダーであるジョン・コナーはこのような危険なマシーンの根源を断つことを試みる。もともと人間がより快適に生活する為にマシーンを作り出したし、最終的にはマシーンビジネスの最先端のスカイネット社が意思を持つマシーンを製作した。このマシーンのお陰で、人類が近い未来に滅亡の危機に晒されるという事実を知っているからこそ、主人公ジョンの母親サラー・コナーはスカイネットの社長の自宅にあるコンピューターを破壊する。
映画とは違い、今を生きている人たちは未来の情報を知ることはできない。タイムマシーンやタイムトラベルはあくまで空想上のものだから、科学の発展が未来のマシーンと人間の戦争を生み出すといった映画の筋書き通りになるかなんて誰にも分からない。だからこそジェームズ・キャメロンは科学者、政治家、それに子供たちに警鐘を鳴らしているのだ。
語の途中でこんな台詞があった。「The future is not set.」運命は自らが決めていくものだと示唆している。ジェームズ・キャメロンの世界に対するメッセージである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
監督 ジェームズ・キャメロン
前作で結ばれた、サラ・コナーと未来から来たカイル・リースとの間に出来た息子ジョンこそ、未来での機械との戦争で人類を導く指導者だった。そして、機械たちはジョンの暗殺を目論み、再び1994年ロサンゼルスにターミネーターを送り込んでくる。一方、来るべき未来の戦争を知る唯一の人間サラは、狂人扱いされ精神病院へ入れられていた。そんな中、未来から送られてきた2体のターミネーターがジョンに接触する。 -
1991年 アメリカ