雨の訪問者 [DVD]

監督 : ルネ・クレマン 
出演 : チャールズ・ブロンソン  マルレーヌ・ジョベール  ジル・アイアランド  コリンヌ・マルシャン  アニー・コルディ 
制作 : セルジュ・シルベルマン 
  • 紀伊國屋書店
3.58
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本棚登録 : 32
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215037822

感想・レビュー・書評

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  • 見くびっていました。非常によくできたサスペンスです。チャールズ・ブロンソンには男らしいだけでなく優しさもあり、ヒロインは頭がよくてショートヘアが似合います。2人の駆け引きが楽しい。また、脚本がいいので、最後までハラハラします。忘れられないのはフランシスレイの「雨の訪問者のワルツ」。心に染みる名曲です。いや〜、映画っていいですね。

  • 1970年フランス・イタリア合作映画。監督はルネ・クレマン。主演はミニスカートが眩しいマルレーヌ・ジョベール。そして、渋い顔立ちにもかかわらず、にやけた顔がいやらしい(笑)チャールズ・ブロンソン。

    メランコリーこと”メリー”(マルレーヌ・ジョベール)はある雨の日にバスから降りる一人の男を見た。そして夫の留守中に事件は起き、メリーはぎりぎりのところでその後始末を終えたはずだったのだが、あくる日メリーのもとにミステリアスな男ドブス(チャールズ・ブロンソン)が現れる。ことごとくメリーにつきまとうドブス。真相を暴かれることを怖れるメリーであったが、果たしてドブスの目的とは・・・。

    マルレーヌ・ジョベールの追い詰められていく演技がなかなか良かったです。弱々しくもありながら、あくまで隠し通そうとする意志と大胆な行動力といった強さもみせるという難しい役柄を絶妙に演じていたのではないでしょうか。そして、メリーが始終穿いているミニスカート。これは小娘のように見せようという小道具なんでしょうかね?(笑)次第にドブス(チャールズ・ブロンソン)が守ってあげたいと思うようになっていく演出上の重要アイテムであったかもしれません。(笑)
    今回、チャールズ・ブロンソンのにやけ顔にもずっと目を奪われていたのですが(笑)、にやにやしながら手荒い仕打ちを行うブロンソンのサディステッィクな追及は、本作品によく似合っていたかもしれません。えっ、もとからあんなにやけ顔?(笑)しかし、だんだんと心強い存在感となって魅せていくのは、まさにブロンソンの魅力なんでしょうね。メリー(マルレーヌ・ジョベール)の友人役だった美人のジル・アイアランドはブロンソンの本当の奥さんとのことです。
    ストーリー自体はミステリアスでサスペンスな展開なのですが、BGMも含めて全体の雰囲気がしっとりと情感のあふれるものになっていて、そのことにより、ミステリーというよりもメリーの心情に共感を与えるような心理ドラマとなっていたのはムードサスペンスを模索したルネ・クレマン監督ならではの演出だったと思います。
    ミニスカートとブロンソンのにやけ顔。これが本作のキーポイントかな。(笑)

    • だいさん
      >にやけた顔がいやらしい
      ヒゲのせい?
      私、ヒゲも好きです(^^)。
      最近では、このデザイン?のヒゲもあまり見ないような気がします。流...
      >にやけた顔がいやらしい
      ヒゲのせい?
      私、ヒゲも好きです(^^)。
      最近では、このデザイン?のヒゲもあまり見ないような気がします。流行があるのでしょうかねぇ?
      2014/10/09
    • mkt99さん
      だいさん、こんにちわ。
      コメントいただきありがとうございます!(^o^)/

      そうなんですよ!チャールズ・ブロンソンの代名詞といったら...
      だいさん、こんにちわ。
      コメントいただきありがとうございます!(^o^)/

      そうなんですよ!チャールズ・ブロンソンの代名詞といったら、やはりこのヒゲですよね。この顔にとっても似合っていると思います!(^o^)
      ただ、基本チャールズ・ブロンソンってこのヒゲがないと、たぶんゴリラ顔なので、何かしないとマズイと思ったんじゃないでしょうかね?(笑)しかし、笑わないで、しかめっ面顔をしているのが良いと思います。(笑)
      2014/10/10
  • チャールズ・ブロンソンって相変わらず独特な魅力が濃すぎる俳優だなぁと思うなぁ。
    なんか離せない。目が。
    彼の行動1つ1つがなんだかとても愛らしく不思議と見入ってしまう。
    かっこいいとかなんとかというより見逃せない。コミカルと渋みのバランスが絶妙すぎる。笑
    本作もまた彼の魅力がぐっと詰まった一作。

    ストーリーはぶっちゃけどうでもいいくらいヘンテコなのだけどもチャールズ・ブロンソンという俳優に魅力を感じる人には一見の価値ありき。

    ストーリーはなんというかフランス映画ならではのショッキング設定がありながらもあっけらかんとしているのがなんとも。
    ヒロインを襲う変質者の気持ち悪さは異常wwwwこんなにも現実にいそうだけど映画では見たことないような変質者は初めてだwwww
    顔にストッキングとかこんな気持ち悪い犯人はあまりいないだろうなぁwwwww

    ラブ・ラブこそヒロインを演じた女優さんも70年代らしいポップキュート。
    この時代ならではの彼女のファッションや部屋のインテリアのかわいさも見逃せない。
    白のミニワンピと真っ赤な赤毛がかわいいです。ところで人妻には見えないっていう。
    このヒロインとブロンソンの掛け合いが絶妙。ビジュアルだけでも面白いのだけどこのなんとも言えない追い回し様がいいです。

    フランシス・レイによるムーディーなテーマもすてき!

    ところどころ意味不明なショットや古すぎるピコピコ音など気になる点は何点かあるもののこの時代の空気感が好きならおすすめ。

  • 待ってたよ

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