ある公爵夫人の生涯 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
- パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2009年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988113824682
感想・レビュー・書評
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キーラ・ナイトレイはやっぱりドレスが似合う。レイフ・ファインズって作品によって全然違う。
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貴族の生まれの主人公ジョージアナ(キーラ・ナイトレイ)は1774年、親の決めた相手・デヴォンシャー公爵と結婚する。期待される第一は後継ぎ男子。ところが妊娠より先に夫が下女に産ませた娘を引き取り、生まれるのは二人続けて女児。そうこうするうち子供に会えない女性エリザベスと出会い女性の弱い立場の考えで意気投合し、なんと自宅に住まわせる。3人で囲む食卓。・・とここで行く先は夫とどうにかなると容易に想像できるのだが、実際そうなった時ジョージアナは取り乱す。やっと男子が生まれるが、ほどなく独身時代に面識のあった貴族で政治家グレイと恋心が再燃。グレイとの子供の女児を出産する。しかし夫の説得で家に戻り女児はグレイの親が育てる。グレイは後にイギリス首相になる。ジョージアは死に、その後エリザベスはジョージアの夫の結婚、公爵夫人となる。
いやはやなんともぐちゃぐちゃな生活と人生。しかし実話。イギリス貴族界のある側面。
シャーロット・ランプリングはジョージアナの母親役。
2008イタリア、フランス、イギリス
2019.5.18スターチャンネル1無料 -
この時代に上流階級で女を生きるのはしんどい
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ここで出てくるレイフ・ファインは家父長制の権化みたいな男であり、自分は愛人と同居しているのに、妻の不倫は許さないわで、。フェニミズムの格好の攻撃対象という感じ。闊達で進歩的な妻は自由を求めて反抗するわけですが、結局子どもを人質にされ、隷従を余儀なくされる。ここで描かれのは「革新への反動」であり「革新の敗北」であるわけです。進歩的な女性の姿が生き生きと描かれる一方で、現実を変えるのは難しいと実感させられるこのラストはほろ苦いです。
まぁ実話がベースなので煮え切らないストーリーになるのはやむを得ないですが…。それにしても、妻妾同居ってのはホントにあるんだなぁ。 -
"個人の満足よりも品位を"
そうやってたもたれるものがある。 -
腰に黒い紐を巻いたドレスと帽子がとってもステキ。公爵が人格者っぽい顔をしているので、どうしても冷血夫に見えない・・・
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大奥のドラマの再放送観たらなぜかこれを観たことをふと思い出した。
ヨーロッパの歴史も大奥みたいな話多いな。
キーラナイトレイ演じるジョージアの気の強さと、抱える苦しみが辛かった。
ただ世継ぎを産む道具として迎えられて、本当に愛されることがないなんて、どんなに煌びやかな生活ができても囚人のようでしかない。
女児を産んでもガッカリされて、流産を繰り返しても男児ができるまで愛のない性生活を繰り返す。
レイフ ファインズが演じる公爵ウイリアムの冷たい目が忘れられない。
特別に育む奇妙な女友達との友情。
愛してくれる男との道ならぬ恋。
お先真っ暗すぎたジョージアに光が通ってはまた消されていく繰り返しで一気一憂したりした。
アカデミー賞を受賞した衣装が本当に素晴らしくてうっとりする。このゴージャスな衣装に身を包んだキーラナイトレイが神々しかった。 -
なかなか、
「プライドと偏見」を超える
キーラ・ナイトレイは
現れないですね。
そしてどうしても魅力の無いキャラクターたちに
私の記憶から将来ストーリーが
消えていきそうなので。