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- / ISBN・EAN: 4547462057846
感想・レビュー・書評
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良かった。これは、映画としてとても良かったです。さすが名優2人の競演で有名作なだけあります。マスターキートンの読者なら、IRAの背景やイギリスとの確執を知っているのでより深く作品の世界に入り込むことができると思います。
しかし、日本版タイトルが何故に『デビル』?沢山のプロがアイデア出して決めた事なんでしょうが、原題とは異なる方向性の単語にまとめたことが残念です。ブラピが実はデビルなんでしょ?と分かりやすくキャッチ―ではありますが、原題と比較すると物語の背景を説明できていないだけセンス悪いです。
ず~っと正義の貫くハリソン・フォードはカッコいいです。強盗の目的を探り、真実に到達する終盤からの流れは最高です。ブラッド・ピットの人生の背景に思いを馳せつつも、自身の正義感を貫く姿だからこそ硬派な作品として残るものだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1997年(アメリカ)
原題:The Devil's Own
監督:アラン・J・バクラ
出演:ハリソン・フォード(磯部勉)、ブラッド・ピット(森川智之)、他
きっと普通に出会えていたらいい友人同士になれたであろう2人。否応無く対立せざるを得なくなってしまった2人の葛藤しながらの対峙が哀しい。
立場が違えば、正義も違ってくる、ということですね。今作はIRAと警察官ていう立場の違いだったけど、きっとこの社会に普遍的にある構図なんだと思う。
ハリソン・フォードの泣き芝居がグッときました。
でも総じてハリソン・フォードとブラッド・ピットっていう大物を起用しているのになんだかなあな印象でしたね。 -
意外と初見。
ハリソン・フォードも、
ブラッド・ピットも、
わっかーい!
時代を感じるのは何よりも、
IRAのテロの悲惨さと、
現代のテロの悲惨さの質量が違うところだろうか。
作品としては、
痛みも理解でき、
差し伸べたい手のぬくもりも理解でき、
哀しい最期もドラマチックな予定調和。
本当は物語はこのように、
不調和も含めた調和で、
感動的に終わりたいものだが、
現実は違う。
現実は違うのだから、
フィクションは必要なのだ。 -
友達に借りたDVD
子どもの頃目の前で父を殺され活動家になった青年と誠実な警察官の物語 -
Story of two men, young guy IRA member and old police in America.
I watched it in Japanese at first.
Next time I'll watch it in English at least twice. -
「サタ☆シネ」にて。テロリストと刑事の友情。盛り上げ方はいくらでもあったはずなのに、いまひとつパンチに欠けるなぁ。IRAのテロリストを描いた作品ならやはり「クライング・ゲーム」。あの作品で描かれたテロリストたちの焦燥感や出口なし感(?)を本作で感ることはできませんでした。ブラピがイケメンすぎるからか…。
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テーマは興味深く、重い。はずなのに問題意識を持ちにくいもやもや感が残念。
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ギネスビール好きは見るべき。あとブラピがかっこいい。
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北アイルランド問題を描いた作品。
……と言っても舞台のほとんどはアメリカ。
ハリソン・フォードとブラッド・ピッドの共演作です。
国って本当に大事なんだな…。
基本、単一民族で、植民地経験のない日本は恵まれた国なんだなぁ…って思ったよ。
でも、平和ボケしちゃいけないよね。
生まれた時代・国が違うとこうも大変なのか…って、少し哀しくなったお話です。