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- / ISBN・EAN: 4988103631955
感想・レビュー・書評
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『サーティーン/XIII』[XIII][DVD] (2008)
米国初の女性大統領が暗殺。胸に“XIII”のタトゥーを持つ記憶喪失の男が、暗殺事件の重要参考人として捜査線上に浮かび上がる。追うFBI、NSA(アメリカ国家安全保障局)、さらには謎の組織が加わり、話は複雑な様相を見せてくる。
原作は、グラフィック・ノベルの『XIII サーティーン』で、TVゲーム化もされてるというのですが、両方ともまったく知らない状況での初観と相成りました。各エピソードと感想を簡単にまとめておくと、
#1;ノースカロライナ州ローリーで、アメリカ初の女性大統領サリー・シェルダンが暗殺される。逃走中の犯人は、血とともに記憶を失っていた。手がかりといえば、肩にある“XIII”のタトゥーとマイクロチップのみ。
フランス=カナダ製作のTVミニシリーズらしい。“カナダ”ってところが引っかかるけど、今んトコ問題なし。
#2;写真に写っていたキム・ローランドの自宅を訪ねるが、シークレットサービスが張っていた。写真の裏書から別の場所を割り出し、自らがスティーヴ・ローランドであることを突き止める。一方、捜査班は“XIII”の写真をメディアに公開する。
#3 ;国家安全保障局(NSA)エイモス大佐に捕らえられた“XIII”は、拷問を受ける。口を割らない“XIII”に業を煮やした大佐は、薬物を使用。が、その副作用で“XIII”の消えていた断片的な記憶がよみがえる。
#4(最終話);バージニア州ピーターズバーグの某所、“革命で生まれた国は、革命で救われる”の信念の元にメンバーが協議していた。潜入に成功しメンバーの顔を確認した“XIII”は、“XII”に見付かってしまうが…。
……、あれ? これで終わり?? コレって、続編出来ないの??? そら、ないわぁ★★★ これだけぐいぐい引っ張ってきて、さあこれからって所で、この終わり方。
フルコースの前菜だけで、メインディッシュを前にして急遽閉店って言い渡された感じで、すんごいストレス溜まるぅっ。店だったら、大暴れする所。
フランスとカナダ共同制作とわかったところでな~んか引っかかる所があったものの、ドラマとしては【字幕版】という所を差っぴいても充分面白かったので油断していたら、まさか最後の最後でこんなどんでん返し。
フランスとカナダ制作のドラマは、ホンと注意しなくては。特にカナダ、過去にシリーズ途中で見るのを断念したドラマって、どれもこれもカナダ物。カナダって聞くだけで、見る気が失せてしまう。
只今豆狸、カナダアレルギーのため、カナダ物長期絶ってます。『サーティーン/XIII』、せめて【吹替版】で観たかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示