teilzeithippie／快楽主義=パートタイムヒッピー=

アーティスト : アネット・ルイザン 

• SMJ (2009年8月4日発売)

感想・レビュー・書評

[円軌道の外さんの感想 · 2010年2月13日]

2009年発表。ドイツで人気沸騰中の歌姫アネット・ルイザンの4thアルバム。いやぁ〜ヌーベルバーグ風の映画のワンシーンのような、なんともオシャレで目を引き付けるジャケットに釣られて思わず買ってしまったけどこれは大当たり！久々にズッポリハマって、只今ヘヴィロテ街道爆進中です(笑)。懐かしのヴァネッサ・パラディを思わす、ハスキーで下っ足らずなウィスパーヴォイスに、ドイツ語で歌うオシャレで軽快な60年代風フレンチポップなサウンドがまた新鮮でクセになります。小悪魔的なモロ猫系のルックスからも日本でもブレイクする日も近いかも。ビートルズ風味のPOPな『Sexy Loverboy』、ジャジーな『Siezgelegenheit 敬体の関係』、哀愁の歌謡POP『Ich Brauch Stoff あなたのドラッグが欲しい』、スキャットが頭から離れない軽快なシングル『Druck Die 1 電話交換の女』、キュートでヨーロピアンテイストのタイトル曲『Teilzeithippie パートタイムヒッピー』など、ただのオシャレPOPで終わらず、先人の遺したラテン、シャンソン、ボサノヴァ、ジャズ、ソウルに至るまでの憧憬と敬愛に満ちた遊び心溢れる大人なアルバムです。何もすることがない日曜日の昼下がりなんかにピッタリ。しかしなんちゅう邦題やぁ〜(苦笑)。

[おりょさんの感想 · 2009年9月9日]

ジャケ買い。さいこうにかわいい。言葉の響きがかわいい。