不毛地帯 DVD-BOX 1

出演 : 唐沢寿明 
  • ポニーキャニオン (2012年3月10日発売)
4.48
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632137164

感想・レビュー・書評

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  • 原作は読んでません。いやいやぁ おもしろかったなぁ
    年を跨いで半年間の連ドラは、毎回ずっとおもしろかった!!
    『商社は人間と電話で動いとるんや!!』商社マンってやりがいあるんやろなぁてチョット憧れたわ。
    時代と情報を先取りし、他社を出し抜く情報戦。それは金と利権とリスクの泥沼やがな― 後半、紅子サンに頼りすぎやがな―
    何よりも何よりも、愛すべき好敵手、遠藤憲一がたまらない!!
    壱岐パパと鮫島パパの腹の探り合いは観ていてムズムズニヤニヤするね―
    最終話で大門社長が『壱岐くん、…退陣や』と言った時の2人に押し寄せる感情は、言葉にならんモンなんやろなぁ。これが有終の美か。
    あんだけワイワイ騒いでた里井副社長も、壱岐が大門を尊重し、慕う姿を見て、最期はスッと身を引いたのもグッときた。
    先見の明。壱岐正の視線の先にあるもの。勉強になったかも。

    2010年04月11日

  • 壱岐正 仲代達矢 → 唐沢寿明
    壱岐直子 秋吉久美子 → 多部未華子
    川又伊佐雄 丹波哲郎 → 柳葉敏郎
    鮫島辰三 田宮次郎 → 遠藤憲一
    久松清蔵 大滝秀治 → 伊東四朗

    役者が すこしづつ 軽くなってしまう。
    仲代達矢の持っていた 苦しみ が
    唐沢寿明では 表現しきれないなぁ。

    作品の持つ 重みは 変わらないような気がする。
    陸軍学校の首席で卒業 参謀となった壱岐正。
    停戦のために 関東軍を説得しに行くが・・・
    結局は 最後まで居続けて 捕虜となり
    11年 シベリアに 抑留されていた。

    防衛庁に就職を 要望されるが
    近畿商事の 大門社長から こわれて 就職を決意する。
    始めは 繊維 の 部門に 配属されるが…
    結局 航空を扱う部門に配属を 希望する。

    ロッキード を視察した時に 川又と会う。
    そして 性能がすぐれているのに 
    政治的に採用され おおきなおカネが動いている。

    壱岐正は いろいろと画策して
    結果として 川又を・・・・
    ふーむ。
    むつかしいのだね。
    友人であり続けること・・・
    そして 友人を失うこと。

    不毛地帯とは シベリアだけでなく
    そのあとの 心の不毛地帯なのだろう。

    イスラエルの戦争に対する 商社の役割。
    おもしろいなぁ。
    商社の実態が ここまで明らかにされることに。

    最後の エンディングソングが 大人だ。
    いい味 している・・・

    大門社長(原田芳雄)と壱岐正の物語であるが
    脇役が 実によかった。
    この脇役が 物語の進行に 重要な役割を果たす。

    副社長の 岸部一徳・・・
    商売のプロであるが 権威を振り回してしまう。
    はじめは 壱岐正を評価するが・・・
    次第に 敵となっていく過程が 丁寧に描かれる。
    そして 無念の心臓病。
    自分をのろい 壱岐正を呪う。

    記者 阿部サダヲ いい所にいつもいる。
    事件が 事件 となる立場にある。
    遠藤憲一も 壱岐正も うまく使うが
    壱岐正が 一枚上なのかな。

    松重豊 忠実であるが 小悪役。
    へらへらしているのが 役柄にいい。

    今回 驚いたのは 天海祐希。
    紅子から 黄紅子へ。
    人脈の接着剤としての役割をはたす。
    雰囲気をつねに変えて 小悪魔的で しかし
    正直。壱岐正を いじりたくなり 偽善者とよぶ。

    和久井映見が 良妻 を演じるので
    小雪 が浮かばれない。
    もうひとつ 突っ込めないのが残念
    佐々木蔵之介 が時おり講釈をする。

    橋爪功が 人生の道しるべのような・・・

    戦争をしないための自衛隊
    戦争で石油をとるのでなく 平和的方法で取得する。
    戦争を経験してきたからこそ 平和を基調にしている 

  • 壱岐正のまっすぐな生き方と社長大門、副社長、ライバル鮫島、家族、恋、出世、信仰、経済、政治。幅広いテーマすべてが面白い。原田芳雄の演技もすごい。
    意志を持ち目的を見失わない壱岐正の生き方が魅力的。というか、カッコよすぎ。

  • 以前再放送されていてるのを観た。まずこのドラマはキャストがいい。主演クラスの俳優が多数出演しているのでそれだけでも楽しめるし、ストーリーも見応えがあって良かった。商社間の頭脳戦、情報戦とかも見応えがあったし石油事業とか本当にスケールが大きい話だと思った。

  • 見応えあり

  • 信念を持っていることにとても惹かれる。

  • 2010.03.15
    ドラマを全て見終わりました。壱岐くんの生き様、壮絶です。最後の退陣も潔くてかっこよかったです!
    [内容(amazonより)]
    第二次大戦中、大本営の参謀として作戦立案にあたっていた壹岐正(唐沢寿明)は、終戦後、満州で
    ソ連軍に拘束される。戦犯としてソ連の軍事裁判にかけられた壹岐は、強制労働25年の刑を宣告され
    ると、一度送られたら二度と生きて帰ることはできないといわれたシベリア極北の流刑地ラゾに送ら
    れてしまう。11 年もの長きに渡って過酷な強制労働に耐え抜いた壹岐は、昭和31年に帰国する。そ
    れからの2年間、壹岐は、強制労働によってむしばまれた体の回復と、シベリアから一緒に帰国した
    部下たちの就職の世話に専念した。その間は、妻の佳子(和久井映見)が大阪府庁民生課で働きなが
    ら家計を支えていた。そんなある日、壹岐のもとに、士官学校時代からの親友で、防衛庁の空将補で
    ある川又伊佐雄(柳葉敏郎)がやってくる。川又は、この国を守るために一緒に働いてほしい、と壹
    岐を防衛庁に誘った。しかし壹岐は、自らが関わった作戦により、多くの兵士や民間人を死なせてし
    まった責任から、川又の誘いを断った。壹岐は、部下たちの就職が片付いたのを機に、かねてから誘
    われていた近畿商事への就職を決意する。近畿商事は繊維を中心に扱う商社だが、経済の発展を見越
    して、重工業化・国際化を推進しようとしていた。社長の大門一三(原田芳雄)に会った壹岐は、軍
    人時代のコネや肩書きを一切利用しないことを条件に、近畿商事に入社し、社長室嘱託として繊維部
    で働き始めるが…。

  • TV録画。

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