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- / ISBN・EAN: 4934569637383
感想・レビュー・書評
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5年前に原作を読んだのは映画を観るためだったはずだ。「まれ」を観ていてまだ観ていないのを思い出した。ジャージにマスクで下北沢を歩いていたら、峯田に間違われたのもついでに思い出した。垂れ目なだけだ。
渡辺、岸田、峯田がなんとなく似ているのは唇の分厚さか。バンドマンっぽい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009年公開。
1974年の京都。
仏教系男子高校一年生の乾純は
学校では肩身が狭く、
家に帰れば優しい両親に可愛がられる
平凡な毎日。
ロックが好きで
憧れはボブ・ディランだけど
何かに反抗する勇気もない…。
そんなある日、
同じく文科系の友達から
フリーセックス主義者が集まる島への旅に誘われ(笑)
胸を弾ませ夏休みを利用して、
島のユースホステルへ向かうが…。
原作・みうらじゅんと監督・田口トモロヲが
傑作『アイデン&ティティー』以来のタッグを組んだ
平凡な文科系男子高校生の
ひと夏の成長物語。
いやぁ〜
まごうことなき青春!
自分自身16歳でロックに出会って
劇的に人生が変わっていった経験があるので
終始目を細め頷きながら
懐かしい気分に浸ることができました♪
ユーモラスな描写と
胸キュンなドラマとのバランスが絶妙!
内向的だった主人公が
学校では出会うことの出来ない様々な人たちと触れ合い、
感化され
新しい扉を開いていく。
最後に
唯一自己表現できる音楽で
情熱を爆発させるシーンは
微笑ましくも
スカッとさせてくれて
、
ワケの分からない鬱憤を抱えて
思春期を過ごしてきたすべての人たちに
爽快な気分をくれるハズ♪
主人公の乾純を演じたのは
ロックバンド
黒猫チェルシーのVo、
渡辺大知。
この子が初主演とは思えないくらい
役にピッタリで
ピュアな演技を見せてくれます。
そして
ユースホステルのヘルパー・ヒゲゴジラに(笑)
銀杏BOYZの峯田和伸。
峯田君はもう
前作『アイデン&ティティー』の演技で
さんざん泣かされましたから(笑)
もう堂々としたもんです(笑)
で家庭教師役に
我らがくるりの
岸田繁。
この主要キャラ3人に現役ミュージシャンを持ってきたのは大正解でしたね。
飾らない素だからこその魅力や
胸を刺す言葉。
ロックに生きてきた人たちだからこその
嘘にならない言葉の
リアリティ♪
作品のテーマは中流。
不良でも優等生でも
金持ちでも貧乏でもないことへの
コンプレックス。
携帯もパソコンもない時代の話だけど
悶え苦しむ姿は
今も昔も変わらない
青春の普遍性を感じます。
コンプレックスは
個性であり
チャンスだというメッセージは
確固たる何かを求めて苦悩する人たちを後押しする
追い風になってくれます。 -
2009年 日本 113分
監督:田口トモロヲ
原作:みうらじゅん『色即ぜねれいしょん』
出演:渡辺大知(黒猫チェルシー)/峯田和伸(銀杏BOYZ)/岸田繁(くるり)/臼田あさ美/石橋杏奈/安藤サクラ/リリー・フランキー
1970年代の京都。仏教系男子校に通う高校1年生・乾純=いぬいじゅん(渡辺大知)は、ボブ・ディランに憧れギターで曲作りに励んでいる。中学の同級生で今は女子高に通う足立恭子(石橋杏奈)に密かに想いを寄せているが空回りの日々。親友の池山(森岡龍)、伊部(森田直幸)と共に、夏休みにフリーセックスの聖地と噂される隠岐島のユースホステルに泊まることにするが、そこでセクシーな年上女性オリーブ(臼田あさ美)と出会い…。
本作と同じくみうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の『アイデン&ティティ』は17年前に映画館で観てとても好きでした。本作もなんというか、根っこの部分は同じ。ロックへの愛と青春。タイトルや基本設定などから、童貞男子の性春ものかと思っていたら、全然違った。確かに主人公は童貞男子だし、ささいなことでムラムラドキドキはしているけれど、基本はピュアで純情だし、妄想の内容も設定重視でちょっと微笑ましいので、なんていうかハラスメント感がない。女性でも気分良く見れると思う。
あと本作の見どころはなんといっても脇を固めるミュージシャン俳優。主人公を演じた渡辺大知も本業ミュージシャンですが本作がオーディションでのデビュー作。ユースホステルの番人的な元全共闘のヒゲゴリラを『アイデン&ティティ』では主人公を演じた峯田和伸(銀杏BOYZ)、ヒッピーな家庭教師役で岸田繁(くるり)が出演。二人とも主人公の人生の先輩として影響を与える役どころ。
息子にとってはグレることすらできなくて困るほど優しい両親はリリー・フランキーと堀ちえみ。妄想の中のちょい役でクドカンや大杉漣も出演。あと、隠岐島で男子たちと親しくなる女子二人組の一人が安藤サクラでした。
70年代の話ということもあり、好きな女の子に電話するのも親の目を盗んでだったり公衆電話だったりするのがなんだか懐かしい。スクールカーストなんて言葉がまだなかった時代、シンプルに体育会系ヤンキーに圧されて小さくなっている文化系男子たち。
終盤のクライマックス、文化祭で主人公が歌う場面はとても良かった。妙に顔の綺麗なヤンキーたちのボスが、付け焼刃のパンクバンドで盛り上げるのを見て、選曲を変更する部分がとても良い。そして音楽を通じてヤンキーたちとも和解。最終的に恋が上手くいなかくてもロックがあるからいいやって感じになっちゃうのも微笑ましくて良き。 -
単純に一言、面白い 青春、また学生に戻りたい 大学の時とか無駄に時間を使っていた気がする もっと色々しておけばよかったなー
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青春だなあと。面白かった。
今の僕が観るとちょっと切なく
泣けてくる感じかな。 -
こじらせすぎてない、明るいバカな青春で、バランスがいい作品だった. 主人公がんばれって思える.
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自然な演技で歌もいい。
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峯田君目当てで観たんですけれども、正直微妙ですねぇ…原作も読んだんですけれども、記憶にございません…。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、その程度しか僕の頭には残らん作品だったんでしょう…監督の作品は過去に、これもみうらじゅんの原作を元にしたものですが…を観たんですけれども、あれも正直微妙でしたねぇ…。
なんというか、映画のおける起承転結! みたいなのを理解していないような気がして…なんとなくダラダラと進んで行く映画に思えるんですなぁ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
ラストのライブのシーンは良かったかな? それと映画に出演したお三方のエンディング曲は良かったですね。それくらいですねぇ…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
いやあ、好きだなぁ。
青春だなぁ。
笑ったなぁ。 -
パンクロックをそのまま映画にしたようなやつ