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- / ISBN・EAN: 4907953035515
感想・レビュー・書評
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壮大な人間ドラマ。
特に助演の男優さんがいい。犇々と伝わるものがある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
我々は独自の世界を建設している。
新しい理想郷を建設するのである。
したがって伝統的な形をとる学校も、病院も要らない。
貨幣も要らない。
たとえ親であっても社会の毒と思えば微笑んで殺せ。
今住んでいるのは新しい故郷なのである。
我々はこれより過去を切り捨てる。
泣いてはいけない。
泣くのは今の生活を嫌がっているからだ。
笑ってはいけない。
笑うのは昔の生活を懐かしんでいるからだ。
ポル・ポト政権の指令文書より -
高校生の頃に見て以来25年ぶりくらいに見直しました。
今やカンボジア内戦のことも知らずに観光やビジネスでカンボジアへ行く日本人も増えたようですが、忘れてはいけない歴史だと思います。
アメリカ人の視点で描かれた映画であるという点を差し引いても、是非多くの人に見てほしい映画です。 -
言わずとしれた戦争&ジャーナリズム映画の名作。ベトナム戦争の影に隠れて、その真実は意外と詳細を知られないカンボジアの歴史。実際は、20世紀最後の大虐殺が行われた地。人をいかす政治、あるいは国の在り方を、痛みとともに考えずにいられなくなる映画。人生のうち一度は観ておくべき。
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もっともらしい反戦映画ではありません。
ただ、考えさせられるコトは全編に散りばめられています。
そしてラスト・シーンの会話で救われます。