美術手帖 2010年 01月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • 「語られてこなかった、もうひとつの「美術史」がここにある」という、本に表紙にあるサブコピー通りの内容。確かに「イラストレーション」は、あまり今まで「きちんと」語られることはなかった。「イラスト」と「アート」「芸術」などなど境界線があいまいなのが日本的な世界なので、どんな絵でも「イラスト」と言われてしまう、・・語る必要もなかったのかもしれません。「趣味でイラスト描いてます」とか「すきなこと。イラスト」とか「イラストは、なんでも好きなように描いてます」とか・・「イラスト」という言葉には「自由に書く絵」といういうイメージもあります。でも「仕事」になったらどうだろう。・・ここにある「イラストレーション」とは、「時代」や「ビジネス」の中での「仕事としてのイラスト」です。そうして考えてみると、こんな多種多様な世界観の中で仕事として絵を描いていき、名を成していくのは本当に大変な事だと思います。

  • 時代にそってまとめられているので読みやすい。オサムグッズほしさにドーナッツをたくさん買ってもらってました。

  • 日本のイラストレーション史が俯瞰できる一冊。スーパーリアルからへたうま、キャラクターものまで、どこかで見たことがあるようなイラストもありますよ。

    こういう美術史を展示している美術館があったら一日ボーっとしたいですね。

    週末の昼下がりにお勧めの一冊です。

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