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- / ISBN・EAN: 4547462065131
感想・レビュー・書評
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「午後のロードショー」にて。映画としてはかなり冗長でテンポ悪い。見せ場であるはずの崖登りのシーンがやけに淡白で、そこから大砲の爆破のクライマックスまでの展開が長い長い。
同じアリステア・マクリーン原作ということで、あの超絶傑作「荒鷲の要塞」と較べてしまうのは酷かもしれません。原作は名作なんですけどねぇ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平日真昼間のBS-NHKで放映しているのを発見、思わず録画、久しぶりに観ました。
戦争アクション大作ですが、今見ると派手なシーンは終盤まで殆ど無く、崖を登りきるのが唯一の見せ場で、あとは要塞に一歩一歩近づいていく中での人間模様を描いています。戦争と言う行為に疑問を感じる者、殺しの必要性に悩む者、任務遂行の為同僚を犠牲にする事を拒む者、裏切り者を処分する事に逡巡する者。グレゴリーペック、デビッドニーブン、スタンリーベーカーがそれぞれいい味出してます。
そして最後の要塞大爆破。
大砲周辺に設置された爆弾は全て取り除かれ、接近する駆逐艦隊がレーダーに映る。巨砲が火を吹き駆逐艦の前後に水柱が吹きあがる。観客は唯一つ残っている爆弾が何処に隠されているか知っており、エレベーターが何度も上下し滑車が画面一杯に写るのを手に汗を握り見ている。
細かいカット割りを連続して何回も繰り返し緊張が最高潮に高まったところで滑車が遂に銅線に触れる。
最高のカタルシスです。デススターが吹っ飛ぶ位の爽快感です。
そして駆逐艦隊から歓喜の汽笛が鳴り響き一瞬遅れて大歓声が聞こえてくる。
人間ドラマに2時間以上費やしたのも、このシーンの為と言っても過言ではありません。素晴らしく人間臭い戦争映画でした。
20年以上たってからハリソンフォード主演で続編が作られたのはご愛敬。 -
古典的アクションもの。
キャラの作り方など、
基本中の基本により、安心して観れる。
が、痛快感が薄い。
潜入ものにしては、あっさりしてるし。。。 -
原作の素晴らしさを全く再現できていない駄作にも関わらず、幾度と放映されたテレビでの吹替版に哀愁を感じる人が多いためか、今でもやたらと人気がある作品。テンポの悪さ、緊張感のない場面の繋ぎ方、金を遣っているのはわかるが、中身がついていってない。
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グレゴリー・ペックは漠然と伊達男のイメージを持っていたので、衣装や仕草で印象がガラッと変わるのに驚く。アンナ(ジア・スカラ)の凛とした美貌に強く惹かれる。この人すごい好みだ。
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人物の関係性が面白い。
地元出身の兵士が地元民と歌うシーンがあるが、歌唱も素晴らしいが、ホットするとともに、困難な作戦と決して明るくない未来を考えると、複雑な思いがする、名シーン。 -
成功する可能性はゼロだと言われたナバロン要塞爆破計画を実行する6人の男たち。面白かった。まさか捕らわれた味方さえも利用するとは…!ラストの要塞爆破シーンは圧巻。そして何度見てもナチ服はかっこいい(゜∀゜)