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- / ISBN・EAN: 4571294650098
感想・レビュー・書評
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タイトルからもっとおふざけなのか、と思って観たら、30歳童貞の初恋でした。
そうか、30歳で童貞ってこういうことがあるのか、と。こんなにも初に人を好きになったり触りたいと思うことっていいなぁ。
山本浩司のはまり方が素敵です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先月の「バカのハコ船」に続き、最近何かと縁がある山本浩司主演作。
ダメ男を主演として張れる俳優は彼以外に思いつきません。
東大大学院出身の童貞男が
同じく好意を寄せている後輩の女の子と再会し距離を縮めていく。
果たして男は童貞を捨てることができるのか?と。
ありきたりのストーリーのようでありながら
ここまではっきりと童貞を捨てるまでのドキュメントを追う作品も少ない。
(つまり社会人で童貞なら当然の如く風俗にいって勉強する点とか、
最後までイケなくて四苦八苦する点とか)
これをどうとるかで評価が変わります。
嫌な人には嫌かも。
また、注目のヒロイン、神楽坂恵は、自分好みのぷっくり唇で
酒井若菜のムチムチ感と西田尚美の女優唇を併せ持った感じ?
とてもナイスです。タイプです。
今では園子温監督と結婚されていますね。
最後の手紙がどんどん詰まれていくシーンは切ないですね。
やはり萌は彼のことは忘れてしまうのでしょうか?
そしてどこにもぶつけることのできない、主人公の思いは?
しかしそれは、エンドクレジットの後の夕日のワンシーンが綺麗過ぎて
ふっとんでいったように思います。
エンディングのシューゲイザーも秀逸。
クラムボンの人らしい。
【ロケ地メモ】
・音無親水公園(東京都北区王子駅) -
山本浩司の演技が秀逸。ストーリーは高学歴の学者の本性を垣間見るような視点がなかなかおもしろい。小谷野敦の私小説を原作にしているが、原作の方も読んでみたい。
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恋愛にオクテな三十男が繰り広げる切ないラブストーリー。脚本には今や文学賞を総なめにする勢いのある前田司郎が担当。音楽には若者の心をくするぐクラムボンのミトが本作品のために書き下ろした曲を披露している。...製作年 : 2009年