ジェイン・オースティン 秘められた恋 [DVD]

監督 : ジュリアン・ジャロルド 
出演 : アン・ハサウェイ  ジェームズ・マカヴォイ  ジュリー・ウォルターズ  ジェームズ・クロムウェル  マギー・スミス  ローレンス・フォックス  アンナ・マックスウェル・マーティン  ルーシー・コフ  イアン・リチャードソン 
  • ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
3.68
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  • (3)
本棚登録 : 396
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241920201

感想・レビュー・書評

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  • 今作を観てジェームズ・マカヴォイさんにハマり、それ以降何度も観てます。

    ジェイン・オースティンさんの自伝みたいな感じでラストはアンハッピーエンドです。
    彼女が自分の作品の主人公達を一悶着あっても必ずラストで幸せになるように描いたのは自分が添い遂げれなかったからなんだなぁと観る度切なくなります。

    そして何と言ってもマカヴォイ君ですよ!
    彼が演じたトム・ルフロイは「高慢と偏見」のダーシー様のモデルなんだと分かるし、劇中「高慢と偏見」の原型である「第一印象」をジェインが書き出すシーンも有り観ていてニヤニヤしちゃったり・・・。
    マカヴォイ君が出てくるシーンは全て素敵なんですが、特にダンスシーンは最高です。
    後ろからスってジェインの所に来る時の顔とかたまりません。巻き戻ししまくり。
    衣装も本当によく似合ってるし素敵すぎます。
    だからこそ別れるシーンの切ないこと・・・
    ラストもウルウルきます。
    どうでもいい事ばっかり書いてしまいましたが、本当に良い作品なんでおすすめです。

  •   先に断っておく。「ジェイン・オースティン」へでなくマカヴォイに対するレビューである。

     マカヴォイに夢中であまり理解していないが、私がよみとったストーリーは次の通りである。一言で表すと「高慢と偏見」などの作者であるジェーン・オースティンの恋のおはなし。アン・ハサウェイ演じる田舎の貧しい牧師の娘ジェーンは「身分とお金を持ってる男と結婚するのが女として幸せ」という当時のイギリスの価値観の中で「浮いて」いる。なぜならジェーンは、愛のある結婚をしたいと思っていたし、小説家で(変人のように見える)、知性に富み賢すぎていたから。ある時、大伯父に偉い判事を持つ、が自分自身はそうお金があるわけではない法律家(弁護士?)で放蕩者のトム・ルフロイがジェーンの住む田舎にやってくる。マカヴォイ演じる超かっこいいルフロイ(あ、いかんいかん。私見が入った)とジェーンは皮肉合戦をし、「男性経験ないのに小説書けるの?」「悪い?」「いや、知らねーと駄目っしょw」「かちーん」「これ読んでみな(にやり」なんて会話をしたり、プチ喧嘩をしながらも、徐々に惹かれあっていく。そんな折、ジェーンは身分もお金も持っている金持ちのノッポ(名前忘れた)に求婚される。周囲からは「女としての幸せよ!」「求婚を受けないなんてアリエナイ」などと言われるが、やはりジェーンは愛のない結婚はしたくない。ジェーンにとって愛のある相手はルフロイで、ルフロイにとってもそれは同じ。しかし、身分、お金、ジェーンの年齢と知性がタイトルの「秘められた恋」に繋がってしまう、というとても切ないお話です。

     きっと感じるべき点は色々あるのだろうけれど、わたしが主張したい事は一寸もぶれません。「うひょーマカヴォイかっこいい!!」
     まず、冒頭のファイティングシーン(?)では彼の上半身が拝めます。肩のライン、鎖骨、胸板、どうも、ごちそうさまでした!ちなみにお尻も披露されています。どうも、ありがとうございました!そして、享楽的な生活をしているルフロイのキャラクターがマカヴォイの様々な魅力的な表情や行動を引き出します。裏がありそうな、何か企んでいそうな、擬態音つければ「にやり」とか「ふっ」、そんなマカヴォイの笑みが素敵すぎる。眉を上に押し上げてとぼける、そんな顔もすき。それから何より、マカヴォイ程に古きイギリスに映える男はいない。きっと、雰囲気とか衣装とかが似合うの。
     「つぐない」も素敵だった。「つぐない」も素敵だった。(大切な事なので二度言いました)ただ、「ジェイン・オースティン」も「つぐない」も切ないおはなしなので、古きイギリスが舞台でマカヴォイの色気満載のハッピーエンドの映画がとても見たいです。イギリスだけど時代はいつよ、なラブコメ「ペネロピ」のようなマカヴォイが見たい。「ペネロピ」では落ちぶれた貴族風のマカヴォイが色気を垂れ流していました。「ウォンテッド」とか「Xメン」とか「ナルニア」はマカヴォイの無駄遣いだと思うの…まぁでも、「ナルニア」は上半身が(略

     「ジェイン・オースティン 秘められた恋」はジェイン・オースティンのファン、王道的な切ないロマンス映画が好きな人、そしてマカヴォイという希代のスコットランド・イケメンに悶えたい人は絶対に見るべき、そんな作品です。

     ……それにしてもアン・ハサウェイはおめめが大きすぎて瞳が零れ落ちそう。

    • hondana3さん
      マカヴォイかっこいい!確かに!!私も好きです!演技も上手い!
      Xメン、よかったですよ~。惚れ直しました。それで、この映画をまた見直しました。...
      マカヴォイかっこいい!確かに!!私も好きです!演技も上手い!
      Xメン、よかったですよ~。惚れ直しました。それで、この映画をまた見直しました。
      2011/06/19
  • マカヴォイがハンサム

  • マカヴォイ…かっこよかった…

    そして大泣き。

  • ジェインオースティン祭りの締めとして鑑賞。良かった!

    プライドと偏見を思わせるシーンが1,2,3…(笑)
    それがほんとににやにやさせてくれます。
    にしても、どうしてどうしてこうイギリスの風景ってきれいなんだろう…やっぱりお屋敷かな。
    いつものことながら音楽もよろしゅうございました。

    アンハサウェイかわいい…!マカヴォイ見たことあると思ったら、つぐないに出てたのね。
    お二人の演技がよかったです。
    オースティンものらしく、脇役もなかなかすてきな配役。
    マクゴナガル先生もいたしね(笑)ああいう役がよくお似合いです。

    これはぜひぜひプライドと偏見と共に見るべきですね。あと、いつか晴れた日にも。

  • 生涯未婚ですごしたジェイン・オースティン。しかし彼女も、一度だけ恋をしたことがあった。相手はロンドンから来た判事の甥トム・ルフロイ。最初は反発しあっていた二人だが、次第に惹かれあうようになる。しかし、共に貧しい二人の関係は、18世紀のイギリスにおいては到底周囲に認められないものだった。

    アン・ハサウェイとジェームズ・マカヴォイという好きな俳優二人が主演、しかも題材がジェイン・オースティンとなれば、注目しないわけにはいかない。ということで見ましたが、主演二人の魅力はあるものの、作品そのものは残念ながら凡作の域は出ていない。二人じゃなかったら最後まで観れなかったかも。

    ジェイン・オースティンが生涯独身だったことは多くの人が知る事実であり、つまりはこの映画においても二人が結ばれないことは観始める前から分かっていること。
    となると、こちらが注意を向ける点は「二人が両思いになるか否か(という結果面)」ではなく、「二人がどう両思いになり、そしてどう別れるか(という心情面)」なんだけど・・・。
    この作品は、微妙に前者に重きを置いていたように感じられた。二人が付き合う別れるとやっていたシーンを観ながら「いや、そこは勿体ぶらなくて良いから」と思っていたら、別れの場面は「えーっ、そんなアッサリ??」ってほどにサラリと流された。そこの心の動きが重要なのに。

    ところで、Wikipedia見る限りではこのトム・ルフロイという人物も法曹界では何気にすごい人だったのね。。。人のつながりって面白いね。

  • 衣装や風景の美しさが見どころ。ジェームズ・マカヴォイの憎めない表情にきゅんときました。『高慢と偏見』をもう一度読みたくなる作品。

  • 結論から言うと、とても良かった。

    原題 "Becoming Jane" - 小説家になる前の若きジェインは、私達が想像する聡明で落ち着いたジェイン・オースティン像とは違って、極めて人間的で、過ちも犯す。

    アン・ハサウェイのブリティッシュ・アクセントは良くないかもしれないが、彼女の顔立ちが役を邪魔することは無かったと思う。キーラ・ナイトリーより酷い役者はいないし、"プライドと偏見" ほど悪い映画もない。当作とは比較するのも失礼なほど。この映画はプロットも演出も良かった。彼女の生涯がよく描かれていたし、彼女の生涯はドラマチックだ。この時代、機知を隠さず、小説家になり、結婚もしなかった女性がどれほど異端であったか、勇気のいることだったか。彼女ははつらつとしていて言葉を自在に操り自分の意見を堂々と話す一方でロマンチックな理想家でもあったと思う。愛と幸福に満ちた風俗喜劇小説を生み出した作家は、多くのアーティストと同様、繊細な感受性を持ちながらも最も現実の厳しさを知っているのかもしれない。だから彼女は慰めを求め、そして名作が生まれた。彼女はとことん愛にこだわった。これは本当に大恋愛だった。この一本前に観た、BBCの "ジェイン・オースティンの後悔" は痛々しいものだったけど、当作も真実から目を背けているわけではない。ルフロイの最後には痺れた。

    トム・ルフロイ役はまるで The 1975 のマット・ヒーリーみたいだった。
    ジェインの実生活に将来の作品の源を感じられてとても面白かった。

  • マギー・スミスが出ているのでみたが、ジェインの若き日は興味深かった。マギー・スミスは公開時73歳。プライドある伯爵夫人役がはまっている。

    「家族を犠牲にする愛はもろいわ」「少しずつ罪悪感と後悔に埋もれてゆく」これが踏みとどまった理由。当たってもいるが駆け落ちでうまくいった人たちもいる。

    ジェイン・オースティン原作の映画を3本見た後だったので興味を持って見られた。作品はどれも最後は金持ちと結婚できてハッピーエンドだが現実にはかなわなかった恋。彼女の作品は普遍的な感情が描かれている、ということになっているが、どうも理解できていない。小説を読めば分かるのか。
    1800年頃のジェインの若き日の話。

    2007イギリス
    2018.12.25レンタル

  • アン・ハサウェイ

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