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- / ISBN・EAN: 4988126206666
感想・レビュー・書評
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フリーダの才能に嫉妬してリベラが離れていくのかと思いきやまさかの元鞘。アートや身体的な痛みよりかは、愛の物語だった。
それにしてもこのフリーダ役の人はこんなヘヴィな役を演じながら、一方でセクハラとパワハラを受けていたのかと思うと、なんかもう…。 -
色彩がすごい。まるでフリーダの絵画そのもののように迫ってきた。中学校の時になぜかフリーダの絵が、怖いんだけど、すごく惹かれて、図書館で探したときの衝撃再び。
事故の後遺症で子供が授かれない身体になり。それでも身体が、女としての魂が子供を子宮の中から探し続けていた悲しみ、寂しさ、痛みをすべて絵にぶつけたような狂気に満ちた生き方に対してこの作品はちゃんと真摯に向き合って作っていたと思う。
それにしても主人公の女性、フリーダそっくり。 -
映画を観る喜びに包まれました。工夫された映像でしたし、メキシコ音楽の色彩感や哀愁も心に残りました。自分に正直に力強く情熱的に生き抜いたフリーダを、サルマ・ハエックが身体を張り渾身の演技を見せています。彼女の最高の演技でしょう。ドン底のフリーダに再プロポーズするディエゴもいいじゃないですか?他人にはわからない夫婦関係です。
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ジュリー・テイモア監督の実在した画家 フリーダカーロの人生を描いた作品です。本人の作品との絡めた心象描写が非常に綺麗で目を奪われます。
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出口が喜びに満ちているといい
私は戻りたくない
酒場での喧嘩の中での
モア テキーラ! が、格好いい
眉毛は最後までしっくりこなかったけど
最高に魅力的な女性 -
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フリーダ・カーロの画集などで観た絵が続々と登場していて、作品の背後にある物語が追いかけられてよかった。
印象に残った
・フリーダの流...フリーダ・カーロの画集などで観た絵が続々と登場していて、作品の背後にある物語が追いかけられてよかった。
印象に残った
・フリーダの流産 ホルマリン漬けになったわが子のデッサン
・ロックフェラーの壁画 レーニンを描いたことで解体される壁
・妹を寝取ったディエゴ
・フリーダが一番弱っているときに、再婚の申し込みをするディエゴ
ひとつひとつが重い。
メキシコシティにある、最後の作品「ビバ・ラ・ビーダ」、一度は観にいきたい。2015/01/28
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ずっと見ようと思ってた映画。
フリーダカーロの絵に出合ってから、どうしてこんな絵を描くんだろう、南米の生け贄の文化とかが関係してるのかな、、、
と勝手に思ってましたが、違うということが分かりました。
彼女の絵は、個人的、内面的な絵なんだそうです。あの絵たちが内面的な絵だなんて、辛い思いをたくさんして生きた女性だったんだなぁと思いました。
映画は、フリーダの役の人がすごいと思いました。眉毛がつながっていたら、もう両津勘吉としか思えない私の偏見を覆し、最後にはきれいな人だなと思わさせたから。(笑)
あと、旦那さん役の人は、ショコラに出てたいじわるな村長さんでしたが、南米感出ててよかったです( ^ω^ )
重い人生だったから、なんか沈んじゃって、
もう一本借りた「ヤコブへの手紙」は見ないで返しちゃいました(._.) -
メキシコの画家、Frida Kahlo (1907-1954)の人生を描いた映画。
彼女に関する予備知識があまりなく、身に纏う民族衣装や力強い目、見たことのある絵画から、自由奔放で情熱的で大胆な女性なんだろうな、と想像するだけだった。
でも実際は、彼女の人生には痛みが常に伴っていた。
若い時にバスの事故で瀕死の重傷を負い、体の痛みに加えて感じる孤独や寂しさ。
愛する人と過ごす人生の中でも感じる心の痛み。
それでも現実から目を背けずに描く絵に全てをさらけ出す強さがある。
それが彼女にとって現実世界との折り合いをつける方法だったのだろうか。
絵や言葉に自分のありのままを表すことって、それを直視することになるから時に怖かったりする。
彼女はその怖さを感じなかったのかな。
それとも描くことで救われていたのだろうか。
“If I paint myself, it is because it is the subject I know the best”
と彼女は言った。
彼女の人生とその作品が繋がっていき、そのみせ方も面白い。
サウンドトラックの曲も好き。
彼女の生きた時代のメキシコと彼女自身のこと、そしてその作品をもっと知りたくなる映画だった。 -
監督 ジュリーテイモア(Julie Taymor) 2002年作品
主演 サルマハエック(Selma Hayek)
メキシコが舞台。
女性画家Frida Kahlo(1907-1954)の生涯を描く・・・
Selma Hayekは、メキシコ出身の女優。
彼女は、感情の過激な表現がうまい。
情熱的というべきか・・・
ただ、Fridaは、なぜ眉毛がつながっているのかが・・・?
それが、流行だったのだろうか
髪を切り、アルコールにおぼれるシーンは、女を演じている。
高校生の時、Diego Riveraの絵の魅力に惹かれる・・・
バスに乗るが、そのバスが衝突事故・・
事故のシーンが、とても絵画的に描かれている・・・
金粉をもっている男が、金粉をまき散らし、
Frida にふりかかる。
Fridaは、重傷となり身体全身をギブスで固められる・・
回復の過程で、絵を描く・・・
その絵が、妙にエキゾティック・・・
歩けるようになって、Diego の元に弟子入りを要望。
このことが実に積極的・・
相手にされないが、絵をおいておくと・・・
Diego は、その絵を評価し、弟子入りを認める・・・
そして、ふたりは愛に落ち結婚する・・・
Diego は、いつも女に言い寄る・・・
ふたりは、争いがたえない。・・・
Diego のあっけらかんとした姿が妙におもしろい。
Frida は、結局は、流産・・糖尿病による脚の切断・・
あの有名な「トロツキー」がでてきたり・・・
メキシコにトロツキーが来ていたんだと知る。
トロツキーが、Frida と関係があるとは思いも寄らなかった。
沢山の絵を見せてくれる・・
本物の絵だろうか
ほのぼのとした造形 色彩がメキシコ的な絵・・・
映像もきれいだが、
絵をうまく見せてくれるのが得した気分・・・
監督は、絵が好きなんだろう・・
美術担当が苦労したに違いない。
音楽、衣装もメキシコらしくて楽しい。
メキシコの風景、遺跡も堪能できる。