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- / ISBN・EAN: 4988003396572
感想・レビュー・書評
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【亡くなってしまった大好きな人達との大切な思い出】
皆さんには優しかった亡くなったお祖母ちゃんとの思い出が
色々と詰まった宝物などはありませんか???
お祖母ちゃんが好きだったテレビ番組や写真だと言われる方も
いらっしゃるでしょう。
もしかすると好物や実家だと言われる方も中にはおられるかも
しれませんね!!
そんな私の宝物は何度も引越しを重ねる度にいつの間にか無く
なっていき、今ではもう何もありません。
ですがそんな形あるものなんて無くとも、この頭の中に大切な
思い出がお祖母ちゃんの笑顔と共にびっしりと詰まっています。
そんな優しくて、でも気丈だったお祖母ちゃんは海が大好きで・・・
帰省している時、つまらない事で妹と大喧嘩して母にこっぴどく
しかられた時には一緒に散歩しながら優しく頭をなでてくれ、
『素晴らしい大人というのは海のように広い心と暖かさを持って
いるのよ。あなたは将来きっと素晴らしい大人になれるから、一
緒に頑張ろうね』と私が悪かった点を諭してくれました。
今でも碧く広がる大海原を見るとお祖母ちゃんとのそんな他愛も
無い思い出がふと蘇ってきて、まるで傍にいるような気持ちに
なって人知れず微笑んでいたりしています。
そんな私の心をぐっと鷲掴みにし、耳から離れない植村花菜さん
の名曲、『トイレの神様』を今回はご紹介します。
【Youtube 植村花菜 ”トイレの神様”】
http://www.youtube.com/watch?v=Z2VoEN1iooE
この曲を聴くと亡くなった祖母だけで無く、今は亡き祖父や母の
笑顔が共に思い出されます。
そう言えば祖父も囲碁が好きでわざと五目並べで負け”いや~、
参った!!”とインク染みが着いた手で頭を優しくなでてもらった
思い出や、母からはトイレ掃除をすると男前になると言われ、乗せ
られて一時期トイレ掃除ばかりさせられた事もありました・・・。
冬休み新幹線で帰省してきた私たちを祖父母は寒いのにわざわざ
東京駅のホームで待っていてくれ、”寒いから暖かいお蕎麦を食
べに行こうね”と、銀座の蕎麦屋で鴨南蛮をみんなで一緒にふう
ふうしながら食べましたし、関西の家では母に隠れて禁止されて
いた新喜劇をけらけら笑いながら妹と一緒にこっそりと見た覚え
もあります。
そんな大切な思い出は私の貴重な財産なのに、いつの間にか大切な
人達を亡くしてしまっていて・・・
でもこの曲を聴くとお祖母ちゃん達は私達に命というリレーを渡し
てくれた本当に大切な人達だったと今では心の底から感じられます。
もっと亡くなる前に思う存分、孝行すればよかった・・・。
亡くなってから悔やんでも遅すぎます。
皆さんは私のように後悔をしないで済むように是非、孝行して
あげてくださいね。
今でもこの曲を聴くと涙が出そうになる・・・むうでした!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話題になってるのは知ってたけど、初めてCDでフルコーラスを聞いて胸がジ~ンとした。
9分以上もある曲は、まるで物語のよう。
大好きだったおばあちゃんが死んじゃう後半は、かなりウルッとくるものがあった。
話題になるだけの理由がある、なかなかの名曲だった。