リーマン・ショック・コンフィデンシャル 全2巻 完結セット

  • 早川書房
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感想 : 4
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感想・レビュー・書評

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  • いわゆるリーマンショック時に何があったかを教えてくれる本。
    ドキュメンタリーみたいなものかな。

  • リーマンショックがあったのが2008年で、2015年になろうとする今となっては随分昔のような気がして、ふとあの時のことを「良く知らなかった」ことに気がついて手に取ってみた。
    ニューヨーク・タイムズの現役記者がまとめただけあって、リーマン以前に既に行われていたベア・スターンズ買収からモルガンスタンレーにMUFJが資本投入をするところまでを日本語版で上下巻700ページを越える大部で描いている。

    あの時に僕がいまひとつ実感を持てなかったように、金融業やマネジメントに関わったことがある人なら描かれている物語がどれほどの内容であったかをイメージできると思うのだが、そうでない人にはもしかしたらピンとこない内容かもしれないし、とにかく出てくる会社と登場人物が多くて、覚えきることが出来ないので、興味を持てそうだと思ったら一気に読んでしまうことをお勧めする。
    これだけ索引やら注やらが多いのは、早く電子化してほしいものだと切に願う。

  • まったく身近でない投資銀行の世界や、新聞で名前を見るだけのガイトナー、ポールソン、バーナンキなどが活躍する世界の一端を垣間見ることができるドキュメンタリー本。
    特に何かの実践的知識が得られるというわけではありませんが、難しい経済本の読書の合間の息抜きとしてはとても楽しい本です。

    単純に面白くておすすめしたい本ですが、さらに「ポールソン回顧録」など本人の著作を読んでみたいですね。他人が書いたドキュメンタリーと、本人の書いた回顧録、違いがあるのかないのか、とても興味津々です。

  • エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10(2010年)第8位

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