復刊アサヒグラフ 東北関東大震災 2011年 3/30号 [雑誌]

  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 大判なので,迫力がある。
    震災の記録写真としては貴重だ。

    アエラのような証言もあると,立体的に組み立てられたかもしれない。
    写真雑誌としては,写真としての記録に重みがあるのだろう。

  • (2012.03.29読了)(2011.03.31購入)
    【東日本大震災関連・その65】
    1年前に購入したときは、写真を眺めるだけにして積読になっていたのですが、やっと記事を読む気に成れて、読んでみました。
    死者・行方不明者の記事の部分に19日現在となっていますので、最終原稿が20日ぐらいだったのでしょう。震災から10日足らずでまとめてしまえるのは、新聞社の強みですね。
    1年間東日本大震災関連の本をあれこれと読んできましたが、この本に掲載されている写真を見ながら、読んだ本のことをあれこれと思いだしました。
    1年前に眺めていた時は、ちょっと物足りない本と思っていましたが、いま読むとなかなかよくまとめられた本と思います。
    写真というのは、大きさによってずいぶん印象が変わるものかもしれません。この本は結構大きいので、掲載してある写真の迫力は圧倒的です。

    【目次】
    大震災がすべてを変えた
    各地の被害状況
    被災地ルポ
     南相馬市(福島県) 大きな津波は来ないと思っていた
     陸前高田市(岩手県) 生死を分けた、あまりにも短い20分
     南三陸町(宮城県) 厳寒の避難所で夜を明かす
    負けない人びと
    福島第一原発が爆発 放射能の悪夢~崩れた安全神話~
    地震列島日本 「今後」はどうなる
    本誌カメラマンが見た「3.11の残像」
     被災地の人々に勇気づけられた
     押し流された記憶
    エッセー
     高橋克彦 ろうそくの灯の前で妻と語ったこと
     内館牧子 「私にできること」をぜひお願いしたい
     長部日出雄 「帰りなん、いざ」この悲劇を再生の契機に
     さとう宗幸 車のドアにたたきつけられた 情報がないのが不安
     高成田享 友人たちと話せて泣く 我が心の石巻を再び
    ドキュメント2011.3.11-17

    ●南相馬市(21頁)
    「原発から東京に向かって風が吹けば、原発を建てるってのがどういうことかわかるはずだ」
    「隣の地区は原発の恩恵があった。この地区には何もなかった。迷惑だけがかかる」
    ●陸前高田市(25頁)
    「オレももうすぐ寿命で死ぬと思ってたけど、死ぬ前に地獄を見るとは思わなかったなぁ」
    「寒いから上着を取ってくる」といった近所の住人は、それきり戻ってこなかった。
    ●富士山(59頁)
    「南海、東南海、東海、富士山噴火が連動するスーパー東海地震が近づいている恐れも。地盤が弱い富士山の南側で強い地震が起これば、さらに警戒が必要です」(高橋学教授)
    (2012年3月29日・記)

  • 資料番号:030346522

  • 改めてしかっりこの悲惨な震災の現実と向き合ういい機会になった。テレビの映像では感じられなかった迫力を感じた。本来皆実際現地を訪れるべきだろ。自分も何かもっと行動しなくては!

  • 東北関東大震災の写真が掲載されていて、動画でない被災地の様子を見る事ができた。
    全記録とあるが、被災した地域の一部だけの情報であるのは、少し残念な気がした。
    しかしながら、震災からあまり期間が経過しないうちに刊行されているのには軽い驚きも感じた。

  • 震災の被災地の写真集。同時期に出た産経新聞社の写真集と比べるとこちらの方がうまくまとめられている。しかも値段設定も500円と良心的。保存版。
    津波の決定的瞬間と被災状況をよく捉えている。

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