- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988102002381
感想・レビュー・書評
-
イラク戦争の大量破壊兵器にまつわる疑惑の真相をめぐるサスペンスアクション作品。マット・デイモンの演技は素晴らしかったのですが、ストーリーに緊張感や緊迫感が少なく、ハラハラする部分も少なかった気がします。ラストもイマイチすっきりしない内容でした。「ボーン」シリーズみたいな内容を期待しすぎた感もありますが。。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪くなかったけど、もっと良くなって欲しい作品でした。
アメリカにとってイラク戦争の大義名分だった「大量破壊兵器」なんてなかったという事実を描いた映画です。
まぁ、なんていうか、アメリカの大国としての嫌な部分を思い知らされる物語です。(世界の紛争なんて、ほぼほぼ西側列強が作り出したものですし)
ただ、こういう汚点に近い自国の問題点を映画化できるところはすごいなと思いますね。(メディア王のセクハラ問題を描いた『スキャンダル』もエンタメ業界なのにすごいと感想を書いた気がする) -
大量破壊兵器が隠されているとイラク侵攻を正当化したブッシュ政権の内幕暴露映画。大国パワーをもってすれば「嘘」も「真実らしきもの」にねつ造できてしまうのが国際政治の世界。「ユナイテッド93」同様にドキュメンタリーテイストにこだわった演出が重い。
Green Zoneは、ブライアン・ヘルゲランド脚本、ポール・グリーングラス監督映画。ジャーナリストであるラジャフ・チャンドラセカランの2006年の著書『インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ』が元になっている。出演はマット・デイモン、エイミー・ライアン、グレッグ・キニア、ブレンダン・グリーソンら。製作は2008年1月のスペインで開始され、その後モロッコに移された。2010年3月12日に公開。
「グリーン・ゾーン」とは、かつて連合国暫定当局があったバグダード市内10km2にわたる安全地帯のことである。イラク暫定政権下の正式名称は「インターナショナル・ゾーン」ではあるものの、「グリーン・ゾーン」の呼び名が一般的である。物語はアメリカ占領下のグリーン・ゾーンで起こるポリティカルミステリー作品である。
『ボーン・アルティメイタム』(2007)の製作が終了した2007年1月、監督のポール・グリーングラスは、「ワシントン・ポスト」紙のジャーナリストであるラジャフ・チャンドラセカランの2006年のノンフィクション作品『インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ』を映画化する意向を表明した。グリーングラスはこの本を基礎に、『ユナイテッド93』(2006)で製作調査を担当したケイト・ソロモンとマイケル・ブレナーの両人とともに脚本を仕上げた。グリーングラスは『ボーン・スプレマシー』と『ボーン・アルティメイタム』で共に仕事をしたマット・デイモン主演にこだわった。
本作の撮影には軍事アドバイザーとして、イラク戦争初期に本作の主人公と同じアメリカ陸軍MET隊隊長として大量破壊兵器の捜索任務に就いた、モンティ・ゴンザレス元アメリカ陸軍上級准尉が参加している。撮影中、マット・デイモンは彼にたびたび助言を求めており、ロイ・ミラーのモデルはモンティ・ゴンザレスである。また、アメリカ陸軍の兵士役を演じた者の中には、イラク戦争において実際にMET隊に所属して任務に就いていた者など、実際のイラク帰還兵も複数いる。
マイケル・ムーアはTwitterにて「私は、この映画が作られたことが信じられない。愚かにも、アクション映画として公開されてしまった。ハリウッドで作られたイラク戦争映画では最もまっとうである」と述べた。(Wikipedia) -
別途
-
イラク戦争の真実?を暴露した映画。全体的に暗く、分かりづらい。
-
びっくりするほど退屈で、眠気をこらえることができませんでした…。
イラク戦争を批判的な視点から描いている点では興味深くて、「自分たちの国のことをアメリカには決めさせない」というセリフも印象的。でも映画全体としては退屈すぎる! 軍務を離れて勝手放題に動いているマット・デイモンには違和感があるし、そのマット・デイモン以外のキャストが全くパッとしない。アメリカ軍が探す「大量破壊兵器」なんてものは存在しないことは知っているので、「驚くべき陰謀が・・・」なんて言われても、「あ、そうですか」と冷めたリアクションをとるほかないのです。 -
緊張感があって面白かったけど、大量破壊兵器が無かったことを知ってる前提で見ると、陰謀として描かれてもテンション上がりづらかった。ハンディカメラでの夜のアクションシーンはリアルかもしれないけど、ボヤけてる印象があって迫力に欠けちゃった印象かなぁ・・・。
-
115