戦火のナージャ [DVD]

監督 : ニキータ・ミハルコフ 
出演 : ニキータ・ミハルコフ  オレグ・メンシコフ  ナージャ・ミハルコワ  ビクトリア・トルストガノワ  セルゲイ・マコベツキー  エブゲーニー・ミロノ  ドミートリ・ジョゼフ 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2011年9月8日発売)
3.60
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本棚登録 : 60
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113826129

感想・レビュー・書評

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  • 大掛かりな戦闘シーンはない

    戦場の不条理を描く感じ

    浮遊機雷の使い方が皮肉
    特撮の手作り感が懐かしい

    スターリン、いまひとつ似ていない

  •  スターリンの粛清後,ドイツとの全面戦争の前線で闘う元大佐である父と,その父を探す娘の物語。結局,まだ会えないのだが…。
     全編を通して,時代が前後して描かれているので,これはどうだったっけ,と,振り返るときがたびたびあった。もう一度見れば,よく分かると思う。
     本作には,16年前に前作「太陽に灼かれて」があって,それを見た方が本作の内容も分かりやすいようだ。父(監督でもある)と娘も,そのまま16年後の姿で出てきている。
     戦争の悲惨さと,それでも生きる望みを失わない人間のしたたかさが伝わってきて,感動モンである。
     前作は見たが,完全に忘れていた。
     次作(すでに公開されている)も見たい。

  • 2010年のロシアのドラマ映画。1994年の映画『太陽に灼かれて』の続編として製作された2部作の前編(後編は2011年の『遥かなる勝利へ』)で、1940年代の大粛清時代のソ連を舞台に描かれる人間ドラマである。

  • 珍しく慌てて見直した作品。ロシアの戦争映画でいかんせん巻頭のお笑いのようなシーンがいただけない!スターリンそっくりさんの顔をケーキの中に突っ込んで頭を押さえつけ娘の名前を叫ぶ…かなりやばいでしょwww

    「戦場のナージャ」
    http://www.youtube.com/watch?v=8GBilHEiTqk

    ロシアの戦争映画はどこか戦闘シーンがB級以下に感じる作品が多いのですが、これはなかなかいいものがありました。そしてスターリンの粛清などにすべてが賛同したわけでなく、人間らしい人がこれだけいたんだというような作品にも感じる。

    父と娘のドラマの中にも、脇を固める役者さんたちの小さなドラマがそれぞれにある。ロシアでなくハリウッドであればそれなりの評価があった作品ではないでしょうか?

  • 製作年:2010年 製作国:ロシア 時間:150分
    原題:UTOMLYONNYE SOLNTSEM 2
    監督:ニキータ・ミハルコフ

    映画館で鑑賞(3.0点)

  • 『太陽に灼かれて』に続き、本作で完結かと思いきや、続編があるらしいような終わり方。少しだけ冗長な感じがしたけど充分面白かった。

  • 公式サイトhttp://www.senka-nadja.com/

     独ソ不可侵条約を破棄し宣戦布告のないままソビエト領に攻め込む惨状を描きながら、戦争の理不尽な極限状況に在ってもその恐怖を乗り越えさせる人間性の奥底にあるものを提示しているような作品。ロシア大陸に展開される壮大な戦闘を織り込みながら、人間の心の葛藤をしっかり捉えていく物語の展開が印象的な“映画”だ。

     ロシア映画だが英題は“Burnt by the Sun 2(The Exodus)”で、16年前に公開された邦題「太陽に灼かれて」の続編。前作で死んだと暗示されていたロシア革命の英雄アレクセイ・セルゲーヴィチ・コトフ(ニキータ・ミハルコフ)とコトフの友人でソ連国家保安委員会(KGB)幹部ドミートリ・アーセンティエフ大佐(オレグ・メンシコフ)の主要な2人が、実は生きていたという設定で、当時6歳だったコトフの娘ナージャ(ナージャ・ミハルコワ)の成長していく物語が始まる。ところどころに回想シーンはあるものの、前作を知らずとも脚本、出演者の演技には物語の中に引き込んでいく輝きがある。

     1943年5月。KGB幹部ドミートリがスターリンの私邸に呼び出される。7年前、ロシア革命の英雄で陸軍大佐のコトフを反革命分子としてクレムリンに連行したドミートリに、41年6月25日に銃殺で処刑されたはずのコトフが生きていると疑い、捜索しろと命じられる。

     ドミートリは、コトフを連行した後、結婚前は恋仲であったコトフの妻マルーシャと娘ナージャの名前を変えさせて密かにかくまってきた。反逆者の家族が生き延びられる唯一の方法でもあった。

     時が2年ほど遡り41年6月。コトフ元陸軍大佐は、スターリンに背いた罪で政治犯らと共に強制収容所で重労働を強いられていた。やがて、国境を越えたドイツ軍が収容所を爆撃機で攻撃し、近隣の村落から逃げてきた農民たちに襲い掛かる。空爆をかいくぐりからくも収容所を脱したコフトは、橋を渡ろうとして空襲される避難民の惨状を目撃する。

     同じころ、ナージャは共産党のピオネール(少年少女団)の団員からコムソモール(青年団)へドミートリの取り計らいもあって昇級した。そのことを告げに来たへドミートリの何気ない立ち居振る舞いから、別離後も思慕の念を押し隠してきた父コトフが生きていることを悟る。その年の夏、従軍看護婦となったナージャは、負傷兵やピオネールの子どもたちと赤十字船に乗船していた。甲板にまで乗船者があふれている赤十字船が、出来心からの事故がもとでドイツ軍機に爆撃され沈没する。海上に掘り出されたナージャは、ロシア正教の司祭に助けられ鎖が切れて漂っている機雷に2人でたどり着く。司祭は、コムソモールのナージャに伝道し、洗礼を授けると自分の十字架の首飾りをナージャの首に掛けて力尽きた。

     浜辺にたどり着いたナージャ。ドイツ軍に焼打ちされる村を生き延び、戦場で負傷者を看護しながら戦場の悲惨な状況の中で、父コトフを捜しまわる。父親に会いたい。ナージャは心から叫ぶ。「そのために神は生かしてくださった」と。

  • 戦争に翻弄された父と娘の絆を描いた『太陽に灼かれて』の続編。スターリンに呼ばれたKGB幹部・ドミートリは、銃殺されたはずのコトフ元大佐が生きていることを知る。一方、父の生存を知ったコトフの娘・ナージャも、その行方を探して戦場へ向かう。
    制作年 : 2010年
    制作国 : ロシア
    原題 : Burnt by the Sun2 (PREDSTOYANIE)
    収録時間 : 152分

  •  「太陽に灼かれて」から実に16年ぶりの続編でキャストも同じ。当時幼女のナージャも立派な大人の女に成長している。ところでこのナージャは監督の娘なのだが最後のシーンで負傷兵に「死ぬ前におっぱい見せてくれ」と言われて見せてあげるシーンが!!!
     もちろん乳首こそうつらず手ブラだったものの、たわわに発育した元幼女パイが手からハミ出てるのが丸見えなのである!!ちょっと監督!!お父さん!!お父さん何してんすか!!あの幼女が16年後に巨乳を披露という、16年かけた変態プレイですよ。なんですかこの父娘のカタチは!!興奮しました!!

  • 戦争と命の重さの皮肉った表現がすごかった
    ロシア人から見たドイツ兵がすごかった
    ……ひとつひとつのシーンが印象的だった

    未来のシーンに音楽がつかわれているのも印象的

    ただ、シーンをまとめる、縦軸としてのストーリーにチカラがなくて、
     せっかくのシーンがバラバラになっているように感じたのが残念だった

     視聴後に調べたら前作があるとのことだったので、それを観ていればもっと面白かったのかもしれない

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