ソーシャル・ネットワーク [DVD]

監督 : デヴィッド・フィンチャー 
出演 : ジェシー・アイゼンバー  アンドリュー・ガーフィールド  ジャスティン・ティンバーレイク  ルーニー・マーラ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.48
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感想 : 328
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462079831

感想・レビュー・書評

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  • これが本当にFacebookの立ち上がり方の真実ならば、あまりに映画映えしすぎる気がしてしまうくらいよくできたストーリー。主役のザッカーバーグ役のオタクっぽさと、ジャスティン・ティンバーレイク演ずるナップスターの創業者のイかれた感じの対比が面白かった。

  • フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグの伝記的作品。アメリカってこういう現存の成功者の伝記とか映画化が好きだよね。

    異性にフラれたことがきっかけでキレイになってやるとか新事業を立ち上げちゃうとか、行き場をなくした恋愛パワーででっかいことをしちゃう人ってたくさんいる。
    良くも悪くも若さと恋愛パワーが合わさるとでっかいことができるのだなというのと、かなり性格がねじ曲がっているほうが成功しやすいのだろうな…と思いました。

    しかし、こういう他国の経済的成功者の自伝って我が家的には現存の方の場合はかなり不評なのだ。
    まだ生きている他人や自分の伝記を音楽などの演出付きの「作品」にして公表する図々しさもよくわからないし、結局は亡くなった時点で人間の最終的な評価は決まると思っているので。

  • フェイスブックの創始者ザッカーバーグの話なのは知ってのとおり。ハーバード大学在学中に女子学生の人気投票のサイトを立ち上げたことがフェイスブックのきっかけになったことも知ってのとおり。映画をとおしても変人さ?、変わり者の様子は伝わってきました。そして現在生きている人なので、物語は訴訟がお金によって和解したところで終わります。天才の孤独もあるのかもしれませんが、成功する人間は人とは違うと感じさせます。

  • I am CEO,bicth!

  • 終盤に弁護団のじよせいから、
    「あなたは悪い人じゃないけど、
    そう見える生き方をしてる」
    と言われるサッカーバーグ。

  • 2回目の鑑賞。
    1回目は映画館で鑑賞したから約10年ぶり。

    デヴィッド・フィンチャーっぽくない正統派な感じ、と改めて。
    ルーニーマーラだったんだ、今更気付いた。

    スタートアップの疾走感というかワクワク感は感じられて個人的には好きですね。最近見たスティーブジョブズも同じような高揚感はあったけど、こっちの方が主人公が人間的に欠落してる分面白い。

  • 選ばれたい気持ちと自分のまま好きでいたい気持ちがぐちゃぐちゃにかき回された感じがした。

    持たない者が違うものを持って補おうとしたけど、やっぱり無理なんだと思い知らされた気がした。

    その面で、主人公に共感する。
    けど、主人公を認めたくない。

    そういう反応だったんだと思う。

    あと、感情的な反応が一緒に観た友だちは嫌いだといったけれど、理性的な判断は多分、誰がしても同じになるけど、感情的な反応はその人しかできないことだと私は思っているから、私は私のそれを大切にしたいし、大切にされたいと思ってる。

  • 自分本位な異端と常識人との差がよくわかる。常識を打ち破ることができるからこそ新たなブレイクスルーを思いつくことができる。難解なアルゴリズムを計算できる唯一の友人兼パートナーも最終的には異端についていけなかった。そして、我われの感性はやはり常識人サイドであることがよくわかる映画となっています。
    脇役陣では抜け目ないナップスター創設者ショーン・パーカーとの出会いも面白いし、頑固なハーバードの学長の存在感もいい。「Zero to One」のピーターティールの名前も出てきます。
    女弁護士の「あなたは悪人のようにふるまっているだけ」というザッカーバーグへのセリフはフィンチャー監督のお情けか・・
    Facebook側の反応について:
    映画を作成するにあたり、脚本を担当したソーキンは実際にマーク・ザッカーバーグに取材を申し込んだが断られた。ソーキンは後に「最終的には映画の客観性を保つ意味ではそれで良かった」と述懐している。また、書籍の著者であるベン・メズリックも、ザッカーバーグだけでなく当時を最もよく知る人物としてエドゥアルド・サヴェリンに取材を申し込んだが、双方ともに拒絶されたものの、映画に関してはエドゥアルドが監修として参加している。

    『ソーシャル・ネットワーク』(原題: The Social Network)は、2010年米映画。SNSサイトのFacebookを創設したマーク・ザッカーバーグらを描いた映画である。
    原作はベン・メズリックが著したノンフィクション作品『facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』(原題: The Accidental Billionaires)だが、映画化の端緒は同書の執筆前に出版社へのプレゼンテーション用に書かれた10ページほどの企画書で、映画脚本と同時並行して執筆が進められたため、純然たる原作書という訳ではない。
    ストーリー:
    Facebookの立ち上げから発展を描く回想シーンと、証言録取のために宣誓供述を行う訴訟手続を描く現在進行シーンが、交互に展開されてゆく。
    2003年秋。ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグは、ボストン大学に通う恋人のエリカとファイナル・クラブ(ハーバード大学の学生秘密結社)や部活動などについて語り合っているうち口論になり、「アンタがモテないのは、おたく(ナード)だからじゃなくて、性格がサイテーだからよ」と言われてフラれる。怒ったマークはブログに彼女の悪口を書き並べ、さらに腹いせにハーバード大学のコンピュータをハッキングして女子学生の写真を集め、女の子の顔の格付けサイト「Facemash」を立ち上げる。サイトは瞬く間に話題となり、立ち上げから2時間で2万2000アクセスを集め、4時間で大学のサーバーをダウンさせてしまう。
    後日、大学の査問委員会に呼び出しを食らったマークは、半年間の保護観察処分を受け、大学中の女子学生の嫌われ者となる。そこへ、ボート部に所属するエリート学生である双子兄弟、キャメロン・ウィンクルヴォス、タイラー・ウィンクルヴォスと、その友人のディヴィヤ・ナレンドラに声を掛けられる。3人はマークの優れたプログラミング能力に目を付け、「harvard.eduドメイン」に群がる女性に出会うことを目的としたハーバード大学の学生専用コミュニティサイト「ハーバード・コネクション」の制作協力を依頼する。
    これにヒントを得たマークはソーシャル・ネットワーキングサイトの制作を始め、親友のエドゥアルド・サベリンに1000ドルの出資とCFO(最高財務責任者)への就任を頼む。マークはウィンクルボス兄弟らとの接触を避けてサイト制作を進め、2004年初頭、「The Facebook」は誕生する。「The Facebook」は、エドゥアルドが所属するファイナル・クラブ「フェニックス - S K・クラブ」の人脈を利用して瞬く間に広まってゆく。これに気付いたウィンクルボス兄弟らは、アイデア盗用でマークを訴えようとしたが、資産家の子息でもある彼らは「ハーバードの紳士は訴えない」という思想のために思い留まった。
    「The Facebook」の流行のおかげで、マークは女子からモテるようになった。気をよくしたマークは、偶然見かけたエリカに「二人きりで話したい」と声を掛けるが、彼女はすげなく一蹴する。マークは、「The Facebook」がハーバード大学の学内限定公開で、名声も学内に留まっていると考え、サイトをさらに大きくしようと決意し、システムを改良して他大学へも次々と開放してゆく。
    その頃、アメリカ西海岸では、Napsterの設立者であるショーン・パーカーが、行きずりの女子大生とベッドで朝を迎えていた。ショーンは、そこで偶然目にした女子大生のお気に入りサイト「The Facebook」に興味を持ち、サイトを通じて直ちにマークたちに連絡を取った。西海岸にスポンサーを探しに来たマークとエドゥアルドは、ショーンと面会してビジネスの相談を持ち掛けようとするが、ショーンの一方的な「独演会」となってしまう。自分の考えをまくし立てるショーンに対し、エドゥアルドは人となりに疑いを抱く一方、マークはその考えに魅了されていた。
    ショーンの「Theがない方がクール」という提案を受け、サイトの名前は「The」を取って「Facebook」とし、会社の拠点は西海岸カリフォルニア州のパロアルトに移した。2004年夏、マークたちは西海岸でサイトの改良作業を進め、エドゥアルドは東海岸のニューヨークでスポンサー探しを進める。その間に、ショーンはマークたちが借りた家に転がり込み、マークに「俺たちの時代が来た」と語って自分たちの力で事業を拡大することを訴え、新たな投資会社との契約を成立させてゆく。そこへエドゥアルドがニューヨークから戻り、自分の知らぬ間に次々と事が進んでいることに激怒する。エドゥアルドは会社の銀行口座を凍結させてショーンとマークが進める投資話を止めようとし、マークとの友情に亀裂が入る。
    同じ頃、イギリスのボートレース大会に参加していたウィンクルボス兄弟は、「Facebook」がヨーロッパの大学にまで浸透するほど巨大化している事実を知り、訴訟の提起を決意する。また、エドゥアルドは、30%以上あった持ち株比率を0.03%まで希薄化される罠にはめられ、CFOを降ろされてしまったため、訴訟の提起を決意する。こうしてマークは2つの訴訟を抱えることとなった。女性弁護士から「あなたにとってはスピード違反の金額と変わらない」と示談を勧められたマークは、2つの訴訟を示談で決着をつける。マークがノートパソコンで「Facebook」を開き、別れた元恋人のエリカに友達申請を行うところで映画は幕を閉じる。(ウィキペディア)

  • 映画としては、流石デビッド・フィンチャーだなあ、アンドリュー・ガーフィールドもジャスティン・ティンバーレイクも印象に残る演技だったなあ、とは思ったが、そもそもマーク・ザッカーバーグやフェイスブックという会社に悪い印象しかないため、この映画をみて更に印象が悪くなり、観ていて気分が悪くなった。

  • もう公開されてから10年にもなるんですね。

    この映画が公開されていた当時、大きなプロジェクトを担当して東京に缶詰めになっていました。
    そこで出会った同士が「観た」と言っていたことを強烈に覚えています。その同士は技術に対する視野やスキルが高く、人に「この技術がいかに素晴らしいのか」を説く能力がずば抜けていた人でした。私の能力をすべての部分において上を行く感じで、そんな人に出会ったのは初めてでしたので、「そんな人がSNSの世界にも視野を広げてるんだ、自分も負けずに観なきゃいけない」と強烈に感じたのでした。

    そんな気持ちとは裏腹に、10年の歳月を経て、ようやく鑑賞・・・ですね。

    ザッカーバーグの物語ということは事前に知っていましたので、成功者のエッセイを読むようなつもりで臨みましたが、どうだったんでしょうね。現在のGAFAを形成するfacebookの創立の物語なので、へぇーという面白さはありましたが、それ以上の教訓は多くはなかった気はします。
    若さからくる勢いや強引さ(勢いで仕事をすることは歳をとっても可能だとは思いますが、知識がつくと石橋を叩いてしまうので意外と難しいんですよね)、目的を達成するための執念。あとは男の動機はやっぱり女ですよね・・・。ベンチャーから成功していく部分は随所に感じることはできました。

    この映画の当時の評も、今の評も、どうなんでしょうか。
    また後で確認してみたいと思います。

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