ドラマ別冊 エンタテイメントの書き方 Vol.3 2012年 03月号 [雑誌]

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  • 映人社
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  • 主にアカデミー賞受賞作の映画を題材としたシナリオ解説本。
    作品が作られた背景や、映画史について、かなりの知識量で語られているので、読んでると映画が見たくなってくる。

    映画の構造や演出を詳しく分析するというよりは、その年の作品賞は~、主演男優賞は~といったデータのほうがメインな印象だった。
    肝心のシナリオについては触り程度。本当に簡単な箱書きと、ちょっと詳しく書かれたあらすじが載っているようなものなので、これを見ながら映画を見ればそれなりに勉強になりそうだけど、この本を読んだだけではたぶん大した役には立たない。

    逆に、単に映画好きとして読むと、知ったかぶりできる知識がたくさんあるのでお買い得だと思う。

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著者プロフィール

小説家、脚本家、劇作家、シナリオ・センター講師。
95年、歴史群像大賞を『桃鬼城伝奇』にて受賞。同年、オール讀物推理小説新人賞を『二万三千日の幽霊』にて受賞。
映画脚本に『GOTH』『武士の家計簿』『武士の献立』『二宮金次郎』『島守の塔』など。
著書に『しぐれ茶漬 武士の料理帖』『面影橋まで』(光文社時代小説文庫)『猫でござる』①②③(双葉文庫)ほか多数。

「2023年 『劇的! 小説術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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