非常識マラソンメソッド (SB新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • (2012/5/5)
    ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分!
    すんごいサブタイトル。
    まあ目を引くよね。
    でもこの女性、読んでるとあくまで真面目、素直。
    タバコもやめ、コーチの話を素直に聞き、チーム一体感に感動し。

    目次
    ・・・これだけ目次が詳しいと中身読まなくてもいいんではないか?

    序 章 ある日、元キャバ嬢がやって来た

    第1章 ランニングの通説を鵜呑みにするな
    初心者でも厚底のシューズを履かない
    厚底シューズは故障のもと
    膝に不安がある人こそ薄底シューズを履く
    薄底シューズで無駄なく推進力を得る
    かかと着地は間違い
    ランニングシューズはヒールカップが決め手
    シューズをフィットさせるためにウォームアップする
    腹筋を鍛える必要なし
    LSDを無理に行う必要はない
    ゆっくり走ってケガをしないカラダをつくる
    痩せたいなら朝ランがいい
    ランニング後にストレッチをしてはいけない
    マラソンは食べるスポーツである
    マラソンではゴールの5時間前に食べる
    足裏の痛みは空腹のサイン

    第2章 岩本流「超」効率的ランニングフォーム
    腰高フォームを学びなおす
    骨盤前傾で自然に足裏着地する
    背中で両腕を組んでフォームを矯正する
    2軸でなく1軸で走る
    足首を固定して走る
    ふくらはぎを使わない
    大きな筋肉に仕事をさせる
    トレッドミルで理想のフォームをつくる 肘を横に振ってリズムをつくる
    肘を開いてバランスを取る

    第3章 岩本流ビルドアップ走でみるみる速くなる
    岩本流ビルドアップ走で走力を底上げする
    5km単位でビルドアップする
    目標タイムを毎週設定する
    最適のタイミングで設定タイムを短縮する
    ゆっくり入ってペースを上げる
    サボりたくなったらサボっていい

    第4章 「峠走」でランニングの4要素を一気に鍛える
    峠走のメリットを知る
    片道13kmの坂道を往復する
    上りで推進力と心肺機能を鍛える
    下り坂でフォームを改善する
    下り坂で着地筋を鍛える
    着地筋にダメージを与えて「超回復」させる
    峠走とビルドアップ走の好循環を楽しむ
    峠走のルーツは高校の部活

    第5章 岩本流フルマラソン3ヵ月プログラム
    ウォーキングの延長線上にランニングはない
    初心者は5週間で10・60分で走れる体力をつくる
    3日続けて休まない
    10km走れるようになったらビルドアップ走
    練習プログラムは逆算でつくる
    2~3ヵ月前の成長期のトレーニング
    月間走行距離の目安を決める
    ランニングダイアリーを友人にする
    1~2ヵ月前の鍛錬期のトレーニング
    1ヵ月前のレースモード期のトレーニング
    疲労をためない栄養補給法
    練習距離にを足したカロリーを補給する
    豆乳でデリケートな胃を守る
    30km走を無理に行わない
    給水しながら走る練習をする
    暑熱順化のすすめ

    第6章 自己ベスト必達のレースマネジメント
    「ソツケン」合格で完走間違いなし


    それはそれとして、サブ3.5で壁にぶち当たる私。
    取り入れたいのはビルドアップ走。
    サブ3.5を目指す今の私なら、
    5キロを3回、25分、24分、22分半くらいで走るといいようだ。
    そういう練習はしてないもんなぁ。

    峠走もよさそう。
    キロ6分くらいで13キロ登り続け、マラソンの四要素を鍛え、
    下りではフォーム改善。
    脇を挙げて腕を振って走る。脚は一軸。

    カーボロイドは不要、レース前は甘いものは食べない、
    レース中は甘いものOK。
    この辺難しい。
    豆乳がいい。

    自分に合ったスタイルでいきたいが、なにせ3時間30分は切りたい。
    6月は突っ込まず、5分のイーブンペースを維持しつつ、最後まで体力を残すこと。厳しくなったらゼリーと洋館でしのいで、最後の最後に勝負すること。
    ハーフはあと3分33秒。こちらはイーブンペースで走れることはわかったので、なにせ213秒。なんのことはない、1キロ10秒。
    何か変えないと、ブレイクスルーしないと。

  • ・3/12 読了.なるほどこれは目から鱗の非常識理論だ.説得力があって試してみる価値が大いにあるね.薄いソールのシューズ、ビルドアップと下り坂トレーニング、レース当日の切り餅.ようやくこれで新記録への道が開けるかな.

  • 個人的には実践は無理だけど、シリアスランナーは読む価値のあるまじめな内容だと思う。(サブタイトルの「煽り」はちょっと違和感。これが無ければもっと早く読んでいたかも。)

  • フルマラソンに挑戦する方には必須の本。市民ランナー向けの、具体的なトレーニング方法が書かれています。さらに、レース前の調整方法も書かれていますので、この本に書かれていることを実践すれば、サブフォー、さらにはサブスリー切りも実現できるとのこと。僕はこの本を信じてトレーニングをしてみます。

    今まではただ同じ距離を走っていましたが、峠走とビルドアップ走を定期的に行い、正しい負荷を自分にかけることで走力をアップさせ、必ずやフルマラソン挑戦を成功させたいと思います。

  • 岩本氏の実践に基づくマラソン練習方法が記載されいて非常に役に立ちます。最初読んだときにはずいぶん変化球だなと思っていましたが、少しずつ記載されている内容を実践してみるとその効果を如実に体験できます。

    特に、”初心者でも厚底シューズを履かない”は目から鱗が落ちる思いでした。
    また本書の中で提案されているビルドアップ走、峠走も理にかなった練習法の様に思えてきました。

    今回はKndle版を購入しましたので、常にiPhoneで内容を確認できるというのも便利だと思います。

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著者プロフィール

1966年、神奈川県生まれ。ランニングチーム『club MY☆STAR』代表。市民ランナーが仕事と両立させながら自己ベストを更新できる非常識ともいえる独自のメソッドが国内外で評判を呼んでいる。世界でもっとも過酷と言われるバッド・ウォーター・ウルトラマラソン(217km)4回完走(最高5位)、スパルタスロン(246km)7回完走(最高6位)のほか、24時間走アジア選手権で2位の記録を持つ。著書に『限界突破マラソン練習帳』、『違う自分になれ! ウルトラマラソンの方程式』(ともに講談社)、『100kmマラソンは誰でも快走できる!』(ランナーズ)など。

「2017年 『完全攻略ウルトラマラソン練習帳 潜在走力を引き出す! レベル別・書き込み式13週間練習メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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