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- / ISBN・EAN: 4988111242099
感想・レビュー・書評
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シャーロックホームズを現代に甦らせる。なんて夢のようなお話でしょうか。
観てみるとその姿は原作の変わり者っぷりがリアレンジされていました。
シャーロックの「僕は変質者じゃない。高機能社会不適合者だ」というセリフに脱帽。確かにシャーロックの性格もスタイルも常軌を逸しているから理解されにくいだろうな。
でもだからこそ危険でスタイリッシュでクールに映える。演じるベネディクトカンバーバッチがかっこいい。
漆黒のロンドンの街を駆け抜けるスリル。展開は追いきれないほど早いテンポで進みます。作り込まれてるなぁ。
もちろん、原作の持ち味を活かしつつファンを唸らせる仕掛けも施されています。
月並みなレビューで恐縮ですが、ぜひ観て確かめて欲しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一回目はただただ面白くて、ドキドキして、二人に惹かれて、圧倒されて、一気にシーズン2まで見終えてしまった。
二回目以降は、世の中退屈過ぎたのか、それとも行き過ぎた知的好奇心なのか、シャーロックの「自分は死なないと思うけど、万一死んでもそれはそれでいいや」って感じにぞくっとしたり、一見常識人な感じなのにシャーロックより実はよっぽど狂気に近いところにいるのかもしれないジョンにどきっとしたり。
でも常識人/軍人/狂犬と三段モードを行き来する軍医さんがすごく好きだったりする。
シャーロックとジョンはもちろん、ジムもマイクロフトお兄ちゃんも、もー皆キャラが素敵すぎて大好き。
イギリスの街並みも、スタイリッシュな映像もすごく良い。 -
2010年 イギリス
出演:ベネディクト・カンパ―バッチ/マーティン・フリーマン/ルパート・グレイヴス
シャーロック・ホームズ原作シリーズを読破したところで、以前から気になっていたこちらのBBCドラマに突入。シーズン1はとりあえず3話。とはいえ1話あたり1時間30分くらいあるので、ちょっとした映画感覚。このドラマは舞台を現代にしてあるので、当然ホームズがスマホを使っているし、ワトソンが作品を発表するのはブログ(笑)
ベネディクト・カンパ―バッチのホームズは、奇人変人ぶりが本当にはまってる!このひとどちらかというとイケメンというより異相の類だと思うのだけど、なんともいえず雰囲気があり、ときどき人類を超越した美しさがある。エルフの役とかやってほしかったなーと思うのは、相棒ワトソン役が『ホビット』のビルボ役マーティン・フリーマンだからか(笑)そういえばベネ様もホビットには出演してたけど、エルフどころか竜のスマウグ役で声のみ出演だったっけ。本作ではワトソンもなかなかクレイジー。良いバディ。
1話:ピンク色の研究
こちらタイトルで一目瞭然「緋色の研究」が原作。戦場帰りの軍医ワトソンがホームズと同居を始めるくだりは原作通りながら、この事件の壮大な復讐劇部分はあっさり改変、1話目にしてすでに裏でモリアーティが糸を引いていることになる。不審な「連続自殺事件」が起こり、ホームズは自殺ではなく他殺だと断言するが…。ネタばれだけれど原作での犯人は「馬車の御者」だった。現代版でこの職業にあたる者が犯人ですね(笑)
2話:死を呼ぶ暗号
こちらは原作の「恐怖の谷」をベースに、暗号解読もの「踊る人形」をプラスした感じ。「恐怖の谷」は労働者の秘密結社が893化した凶悪組織が背後にいたが、今作ではチャイニーズマフィアに改変。盗品の古美術売買にまつわる殺人事件解明のためホームズとワトソンが奔走する。原作ではアメリカの探偵があっさりモリアーティに殺されてしまったが、このドラマではチャイニーズマフィアの女ボスがあっさりモリアーティに始末される。
3話:大いなるゲーム
ホームズ兄マイクロフトからの、盗まれた設計図奪還依頼を適当にあしらっていたホームズのもとに、いよいよモリアーティからの挑戦状が届く。モリアーティは次々と事件を起こし、その謎解きをホームズが制限時間内にしなければ爆薬を装着させた無関係な人物を殺害すると脅迫。ベースになっているのは「ブルースパーティントン設計書」事件だけれど、1話の中で複数の短編の事件が全てモリアーティの策略として次々起こる構成。ワトソンを人質にとられてあわや…というところで続く。 -
怒涛のスピードで展開するミステリー(1度の視聴では把握できんかった;)予想の上の上を行く結末、シャーロックはかっこいいのにかわいく見えてくるし、ジョンとの掛け合いは笑えるし最高です。一番好きなのは頭脳ではシャーロックをも凌ぐマイクロフト兄さん。弟にカードを盗まれたりたまにうっかり者なのが愛しいです笑
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1週間に1話ずつ鑑賞。
シーズンものですが、1シーズン3話しかないという。
かつ制作ペースは脚本の完成度を上げる目的もあって新作を毎年放送出来ないという。
なかなかのこだわりっぷりドラマ。
ええ、非常に面白かったです。
凝って凝って凝りまくっていることが
見ている我々にでも容易に感じられる。
元々シャーロックホームズの本が好きで
子供の頃に読んだ名残で
未だに「ワトソン君」とホームズ呼びを勝手に愛用。
ただ本作ではシャーロック、ジョンという掛け合い。
最近日本のドラマを見なくなったのは
連続ものだと最低でも8〜9時間は見なきゃいけないのが
自分に遠のいている要素なのかな・・・
なんてぼんやり思ったりも。 -
BBC製作、completely 21century に衣替えした斬新なシリーズ。
緋色の研究、恐怖の谷、踊る人形、ブルースパーティントン設計書のエッセンスや有名なシーンを大胆にアレンジ。
非常にチャーミングだけれどもものすごく扱いにくい変人ホームズを個性派カンパーバッチ、常識人だがアフガンで極限を体験して許容度が大きいワトソンを愛されキャラのフリーマン。
このコンビが目をそらさせない。
たくさんの俳優が演じてきた シャーロック・ホームズもジェレミー・ブレットでイメージが固定されていたのではないだろうか?
現代への大胆な演出と配役がマッチしたこのシリーズは後々まで繰り返し観られることだろう。 -
ベネディクト・カンバーバッチのもてはやされぶりが不思議だと
知人に言ったらこれを薦められた。
現代版シャーロックホームズ。
古典的ミステリーの世界を現代に移植。
なるほど、中々面白かった。
ツンデレ・シャーロックにカンバーバッチがマッチ。
この成功が今のカンバーバッチ・ブームの起源だったのですね。
シーズン1のラストがシーズン2を観ないわけには行かない
終わり方になっているところにズルさを感じつつもとても楽しみな私。
あぁ、ズブッとはまったようです。 -
現代にシャーロック!
1枚目 ワトソンのかんじすごいよく出てるー!キャー!走り出したところとか最高!
ホームズの嫌な男っぽいのがいい
あの検視官の声の高さとかもほんといらいらさせられて良いね
2枚目 ワトソン冴えてる!でも守れないことが多いいなあ
シャーロックも意外と強い 体術してるからねぇ チャイニーズの怪しさがよく出てた
アジアンビューティーがどんなのかがなんとなくわかった
3枚目 ジムー!!!!若ーー!!!だよねー!!んもー!おかしな声なのも合うわー
超面白すぎる
ジョンはやっぱりいい奴だなあ -
『シャーロック・ホームズがもし現代のイギリスにいたら』という設定の90分ドラマ。イギリスのBBC One製作。
簡潔に言うと、めちゃくちゃ面白いです。やばい。TSUTAYAで借りて見ましたが、何度も観てしまう。
自分を高機能社会不適応者(サシオパス…元も子もないくらい簡単に言うとコミュ障)と称し、戦場で撃たれてイギリスに静養に来たジョン・ワトソンと出会って早々ルームシェアしたり事件に連れ回したり。
いつもなら気持ち悪がられる自慢の推理をジョンには誉めてもらえたりして、…なんというかほんとあいつら可愛いですね!笑
ストーリーも実は随所に原作のシャーロック・ホームズファンがにやりとするようなネタが散りばめられています。個人的にはテロップの演出がとても好きです。カメラワークや場面の切り替えも特徴的で、BGMも素晴らしい。
シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチ、ワトソン役のマーティン・フリーマン共に違和感ないです。ベネディクトの声がいい声してるので是非字幕で見てもらいたいのですが、いかんせん推理がとても早口で理解するには字幕は少し物足りないです。思考が追い付きません。
本編でしょっちゅうジョンとシャーロックは恋人同士だと勘違いされていますが、原作でもそういう説があったとか。
そう見えなくもないくらいには親密で、彼らの絆というか距離感いいですね。大好きです。
映画雑誌などではブロマンス作品とか呼ばれているくらいだし…
ちなみに、シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチはこの作品で有名になりました。映画雑誌でもよく取り上げられていますねぇ… -
まずホームズの外見がすっごいまんまで素敵。
人を小馬鹿にした様な態度と自信過多な言動が可愛い。
21世紀にホームズが居たとしたらというifが非常に面白い。映像表現も綺麗。
ワトソンとの関係性も好きだなぁ。