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- / ISBN・EAN: 4582194849758
感想・レビュー・書評
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いやぁ〜
さすが京都アニメーション
質が高い♪
コレを見れば
他のアニメが見れなくなるほどの
美麗な絵は勿論、
季節の移ろいを封じ込めた
背景の詳細さ、
アニメでありながら斬新に文字を使った様々な表現方法、
窓からの夕陽に
オレンジ色に染まった教室、
喫茶店の
アンティークで重厚な内装、
グラスの中で
氷が溶ける音まで
緻密に再現した
職人芸的こだわりがスゴいし、
ワンシーンワンカットに思わず見入ってしまう
完成度の高さに
もうビックリです(>_<)
(暗闇に射す一筋の光を表したドラマチックなオープニング映像と、フェティシズム溢れるエンディングテーマの映像も秀逸!)
大事件ではない日常の謎を描いた、
青春ミステリーと呼べる
古典部シリーズ。
物語は
ある高校の古典部が舞台。
主人公は
ムダなことはしない
省エネ主義がモットーの16歳、
折木奉太郎(おれき・ほうたろう)。
好奇心旺盛なお嬢さまで
学業優秀な古典部部長の
千反田える(ちたんだ)。
奉太郎の親友で
陽気で物知りな
福部里志(ふくべ・さとし)。
そして奉太郎の幼なじみで
しっかり者の
伊原 摩耶花(いばら・まやか)。
えるが最初に謎を発見し、
それを4人が協力しながら推理し
最後に奉太郎が
真相にたどり着くスタイル。
彼らが挑む謎とは
日常に潜む
実にささいな謎です。
例えば、
鍵をかけた者がいないのに
いつの間にか部室が
密室になったのはなぜか?
例えば、
ある本が毎週同じ時間に図書室から借り出され、
その日のうちに
返却されるのはなぜか?
などなど。
大きな事件なんか起こらないことこそが
『氷菓』の
最大の魅力だし、
名探偵ではない
市井の人物が、
ちょっとした謎だけど
誰もが気になる謎を
解明していくところが面白いんです。
そして米澤穂信さんの原作同様に
製作者側が描きたいのは
謎そのものの解明ではなく、
謎解きを通して
『人の心の揺れ』に焦点を当てているところが
自分が一番心を打たれた点し、
主人公の心の動きや成長、
距離感の変化が
繊細に描かれているところに
本当に共感しました。
バッハの『G線上のアリア』や
ベートーベンの『月光』や
フォーレの『シチリアーノ』など、
全編を彩る格調高い
クラシックの名曲が映像に溶け込む瞬間も
要チェックです♪ -
第一話「伝統ある古典部の再生」
第二話「名誉ある古典部の活動」 -
こういう学園物が人気を博するという事は、そのアニメの登場人物もまた現代の高校生の理想像の1つなんだろうと思うと、学生服に身を包んだカップルが刃をふりかざすバトルアクションものに席巻されたテレビ番組表を見ていて何か救われるような気がする。
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良いアニメ
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全22話。最初は前髪ぱっつんで特に可愛くないと思ってたが、見終わる頃には私の理想の人という事がわかりました。旧家のお嬢さんで、おしとやかで、料理がうまくて、何でも興味津々でかわいくて、ナイスなバディで、少しポンコツで、完璧です。
あと、声もいいなと思ってたのですが、Wikipediaで見てみたら、けいおんのりっちゃんの人なんですね。ぴっくり。 -
ほうたろうかわいい!
納得できにくい部分やらあったけども作画すごくよかった。
そして文化祭の話は最高でした。
えるとほうたろうはもっといちゃいちゃしてもいいんだぜ!
最後の何にもない私、みたいなえるちゃんかわいかったな。
えるちゃんの可愛さをみんなで愛でるためのアニメであったといいたい。 -
【アニメ感想】氷菓
http://sorachi.ciao.jp/blog/?p=459
毎週録画して、CMカットして
5話たまったらDVDに焼いてます♪
千反田さんの「私、気になります!」の時の
瞳...
毎週録画して、CMカットして
5話たまったらDVDに焼いてます♪
千反田さんの「私、気になります!」の時の
瞳のキラメキがなんともいえませんよね。
省エネをモットーとする奉太郎が
抗えずにがんばっちゃうのも頷けます(笑)
奉太郎の頭の中に広がるイメージシーンが
京アニらしい凝った美しさだし、
学生らしいこじんまりとした謎解きなんだけど
ほんのり残る苦さが素敵です(*^_^*)
またまたまろんさん、
ありがとうございます(^O^)
てか、なんでそんなに
好みが合うのか
ホンマ不思議ですよね〜(笑) ...
またまたまろんさん、
ありがとうございます(^O^)
てか、なんでそんなに
好みが合うのか
ホンマ不思議ですよね〜(笑)
自分も毎週録画して
朝から食い入るように
テレビにかじりついてます(笑)♪
原作の「氷菓」自体は読んだことあるけど、
まさかこれほど
完成度の高いアニメ作品になるとは思ってなかったし、
キャラのイラスト設定から
可愛すぎる絵のテイストに至るまで
非の付けどころがないと思います(^_^)v
あははは(笑)
そうなんスよ〜!
『私、気になります!』を
あのキラッキラッの目で言われた日にゃあ〜、
抗う術はないですよね(>_<)
奉太郎の
みんなのように
熱くなれない自分への苛立ちや、
薔薇色になれない
自分への焦燥感を描いた
微妙な心の動きが
また上手いんですよね〜(>_<)
金田一の事件簿や
コナンのような
謎解きに重きを置いた話でなくて、
人の心の揺れや成長を
丁寧に描いた話が
自分にはホンマツボで
心に残るんです☆