COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 06月号 [雑誌]

感想・レビュー・書評

[Masaさんの感想 · 2012年4月30日]

■世界ニュース
1.ハッカーウェイ：継続的な改善と反復が行われるアプローチ。明日のために何もせずに過ごすことは許されない
2.ハッカソン：フェイスブックで月一回夜通し行われているカルチャー。基本的ルールは、仕事で普段やっていることはしてはならないで、新製品となる可能性のあるものを考案する。

[putwellさんの感想 · 2012年4月30日]

ゾクゾクするにだ。

[g-jewel-by-rokoさんの感想 · 2012年4月26日]

優良企業と言われていても、大きな組織になると、統制するのが難しい。そこで、やはり必要なのは企業の方向性。いかに働く人たちにそれが浸透しているかが、これからの企業なんだろうなぁ

[whitesheep11さんの感想 · 2012年4月25日]

　日本国内のニュースを見ていると、不景気、消費税増税など暗いニュースが流れている。その目を世界に向けると景気のいい話があふれている。

　イケイケの｢外資系企業｣特集。コンサルティングのマッキンゼー。｢自己主張が強くてアグレッシブな人が多い｣と書かれているのを見て納得した。あの大前研一という「作品」を見れば納得。｢叩いて伸ばす｣会社の方針とあることから、Mで始まる会社だけあってドMさんに向いている。外に放流された後は、ドSコンサルタントに変身してびしびし指導することになる。

　フェイスブック、サムスン電子、ゴールドマンサックス、アレバいずれの企業も体力がないと持たない。9時開始17時終了なんていう甘ったるい仕事はできない。安定のみを求める方にはお勧めできない。会社に身を捧げて仕事に打ち込んで成果を上げた人には、たくさんのご褒美が用意されているのは言うまでもない。

　｢オンナ磨きは続くよ～どこまでも～♪｣。オンナという生き物は大変だな。今日のホンマでっかTVの特集は｢女同士のウラの顔SP｣で、海外セレブゴシップ評論家の大柳葵理絵(きりえ)さんが登場していた。海外女子会では、ネイルサロンの人や、エステティシャンをホームパーティーに呼んで｢ネイルパーティー｣、｢エステパーティー」を開くそうだ。もっとすごいのは、｢整形パーティー｣を開いて、専門医を呼んでしわを直すボトックス注射を打ってもらうのが流行っていると聞いて驚いた。さらに、通信販売で買ったボトックス注射を打つ女子会もあると聞いて、美を求める女心は尽きないなあと思った。流行っているとは言っても、西海岸か東海岸の都市部に限定されるだろう。

　こんなことを思ったのは｢永遠の19歳でいるために必要なこと｣という記事を読んだから。25歳の女性がこれから40年間若々しくいるために必要な費用が算出されている。｢40年分直し代はトータルで約7,000万円。もちろんそんな大金をつぎ込めるのはある程度の所得水準の女性限定だが、女性の大変さが良く分かる数字だ。

　注射といえば、ウォール街の出来るトレーダーは、｢テストステロン注射｣を打つのがトレンドになっているとあり、びっくり。軸がぶれているようでは、金融業界で生き抜いていけないので、自信を得るためにテストステロン注射で筋力モリモリ、闘争心メラメラというわけだ。さすが強欲の街だけのことはある。

　あのパレスチナが投資先になるとは、何が幸いするか分からない。クーリエによると、パレスチナ取引所に現在47社が上場している。市場の規模として、28億ドル（約2300億円）に相当する。パレスチナ企業の業績が上がり、世界中の投資家が熱い視線を向けている。紛争地帯だけにまさにホットな市場だ。ハイリスク・ハイリターンを求める方にとってはたまらない市場。日本人投資はどれだけいるのか気になる。

　モロッコが航空機産業の育成という記事を見て驚いた。世界遺産と日本で食べられているタコの輸入先というイメージしかなかったが、航空機部品生産拠点にする目標を政府が掲げている。地理的には、地中海を挟んで対岸にスペインがある。あのボーイング社などが工場を建設して稼動させている。気になる品質だが、アメリカやフランスの工場に劣らないレベルになっていて、新工場に投資となっている。違いの分かる人は目の付け所が違う。

　今月も刺激の多い記事が多いクーリエ・ジャポン。来月号は刺激よりも癒しの多い記事がいいなあと思った。とは言っても刻一刻と変わる世界情勢を扱っている雑誌だけに、そんな甘っちょろい記事のみで済ませられないのが現実だ。