不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 一人の人間を神とする世界が、本当に存在しても良いのか。
    世界に一つのタイムマシーンが存在する世界。ブライスという男が、世界をより良いものにしようとしている。だから、いきなり、その時代が変化し便利になるが、それは現代人が何かを生み出すことがなくなった社会でもあった。
    一人の探偵が、そんな社会で事件を解決していくバードボイルド。かなり面白く、短編集なのだが最終的には繋がっている。未来からやってきたりする奴らもいて、主人公と相棒の女性は常に危機的な状況となるのだった。

  • タイムマシンの影響で現在が刻々と変わる世界において、私立探偵として生きる男を主人公とした小説。正直言って、内容がいまいち理解できなかった。

  • いやー、鏡さんが挑戦したかったことをやっているので不確定すぎてちょっとつかみきれないときがあったけど、全部読まないとだめだね…

  • 推理小説的(?)なSF。
    SFって、結局「なんでもあり」になってしまうからなぁ…

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著者プロフィール

鏡明(かがみ・あきら)
1948年山形県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒。1971年電通入社。広告ディレクターとして様々なCMを送り出すため世界各地を飛び回る会社員生活の傍ら、評論家、作家、翻訳家として精力的に活躍。世界三大広告賞と呼ばれる「カンヌライオン」「クリオ」「ワン・ショウ」を始め、受賞多数。2012年、アジア太平洋広告祭で「ロータス・レジェンド」として表彰、2013年には第33回東京広告協会白川忍賞を受賞している。
著書─『不死を狩る者』『不確定世界の探偵物語』『二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分』。
訳書─A・メリット『蜃気楼の戦士』、ロバート・E・ハワード『風雲児コナン』、ピーター・S・ビーグル『最後のユニコーン』、『ドアーズ詩集』など。

「2019年 『ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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