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- / ISBN・EAN: 4527427810525
感想・レビュー・書評
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北海道の月浦で、リエさんと水嶋くん夫妻が営むカフェmaniを訪れる少し訳ありなお客さんたちは、水島夫妻との交流を通じて再生していく。
夫妻の人柄を現すかのような、丁寧に作られたパンや食事、ゆったり流れるmaniの時間が訪れる人を癒してくれる。
夫妻を演じる原田知世と大泉洋の雰囲気がまたこのストーリーにピッタリ。こんな風に暮らせたら、どんなにステキだろう。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愛する人とこんな生活できたら幸せだなーって思える、ほっこり素敵な映画でした。
こういう、静かな、凛とした雰囲気で、ほのぼのと進んで行く映画大好きです。 -
ただのほのぼの雰囲気系なだけかと思っていたら、なぜかじわっと涙が。
「北海道の月浦にある、美味しいパンを焼く宿泊施設で起こる人間模様」なのですが、登場人物のリアル感よりは、ジブリのようなどこの国なのか一瞬分からないような雰囲気なので、そこが好きかどうかがこの作品を面白いと感じるかどうかの分かれ道だと思います。
私はなんか素敵な絵本の世界に迷い込んだみたいで好きでした。
恋、親子、夫婦、そして生と死。
いくつかのストーリーで構成されて語られるのでどこかのエピソードで心に刺さるものがみんな少なからずあるはず。
ただ、これはもう少し若い時だと響かなかったかもな。大人になってから観れて良かったと思う。
そして、原田知世さんの透明感がすごい!「時をかける少女」の時から冷凍庫に入っていた?と思うくらいの美しさでそれを愛でるだけでも観る価値はあります。
美味しいパンやスープ見たら、カンパーニュ作りたくなりました。
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おすすめ度:85点
洞爺湖をのぞむ一軒のカフェを舞台に、そこを訪れる人々とカフェを営む夫婦が織りなす4つの季節の物語。
ふたりの味はお客たちの心を癒していく。そして、ふたりもたくさんの出会いによって、大切なものを見つけていく。
舞台となった月浦の最大の魅力は、日々、さまざまな表情をみせてくれるところにある。まるで感情が変化するように、めまぐるしく表情を変える月浦の景色。この空間は作品にとって欠かすことのできない仲間だった。小さな奇跡が重なって大きな変化が生まれていっても、なんらおかしくない空間である。
特典映像でふたりがどうして北海道に来たかの一部が語られる。(本には詳しいらしい。)映画本編に入れても良かったのではと思う。 -
しあわせのパン
ミルで挽いて珈琲を淹れるところ、屋外の窯でパンを焼いたり、夫婦二人で栗拾いや雪道を歩いたり、しあわせを感じる、綺麗なシーンがたくさんちりばめられてる映画でした〜特に夏に二人で野菜を洗うシーン素敵❗️しあわせな気分になった☺️かなり好き❗️ -
原田知世かわええ。パンうまそう。
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パン屋さん兼ホテルを経営している夫婦と、
そこを訪れるお客さんと交流がほっこりと描かれています。
ちょっと影のある奥さんの役に原田知世がぴったりハマっていましたが、
これに対して旦那さんの大泉洋がどうもしっくりこない。
北海道繋がりでキャスティングされたのでしょうけど、
彼の良さが余り出ていなかったように思えて残念でなりません。
肝心の脚本もお涙頂戴的な要素が目について、
なかなか感情移入出来ませんでした。
また、せっかくの映画なのにTVドラマのように話が3つに
分かれしまっているのもなんだかもったいない気がします。
しかしながら隅々まで計算されているであろうインテリアや
温かみのある食べ物、周りの景色などは素晴らしく
舞台を訪ねてる人が途切れないというのも頷けます。
作中にコーヒーが入れられる度にカフェオレにしなくていいのかな?
と気になったのは私だけでしょうか…。 -
清志郎とあっこちゃんの大好きな歌が、主題歌だったから、見た。
特に、期待せず。
あ~。こうゆうふうに、ゆったり、自分のペースで生きられたらなぁ、と思った。
本当に行動するなら、鉄のような頑固な気持ち(揺るがないもの)がないと、無理だよな、とも思った。
優雅に見える人程、いろいろなものを、きっちり、取捨選択していると思う。
いやぁ、夕飯時に見たから、パンが美味しそうで、ワイン飲みたくなって、ここに行きたくなったよ。
無条件に、優しくされたくなる時があるんだよね、最近。
年、とったのかな。
丁寧にいれられた、コーヒー、飲みたいー。 -
洞爺湖、こんなにきれいだったか?という感じに洞爺湖の四季が背景に使われ、BGMはアコースティック。性格的にゆがんでいるような登場人物はおらず、皆、パンの前に素直になっていく。
大泉も原田もそれにそった演技。
映画全体が木綿。
中村嘉葎雄、久しぶりに見ました。健在ですね。