カエル少年失踪殺人事件 [DVD]

監督 : イ・ギュマン 
出演 : パク・ヨンウ  リュ・スンリョン  ソン・ドンイル  キム・ヨジン  ソン・ジル 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012年8月9日発売)
3.23
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113827003

感想・レビュー・書評

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  • 1991年3月26日、統一地方選挙の日。大邱近郊・トアプ山のある麓の村で、カエルを捕まえに行くと言って出掛けた小学生5人が行方不明になる事件が発生する。
    MBS放送のカン・ジスン(パク・ヨンウ)は、事件を暴いて特ダネのスクープを狙う。ファン・ウヒョク教授(リュ・スンリョン)は犯人像を分析し、パク・キョンシク刑事(ソン・ドンイル)は子供たちを必死になって捜しまわる。あることをきっかけに、それぞれの思惑で事件を追いかける彼らの疑惑の目は、被害者の少年の父親に向けられる……。
    1991年に起こった未解決の失踪事件を元にしたサスペンス映画。
    ヤラセがバレて片田舎の支部に左遷されたTVディレクターのカン・ジスンと犯人像を分析した心理学教授ファンと警察が、トンデモ過ぎ先入観あり過ぎな主張を根拠に犯人を暴こうとする前半部分は、カン・ジスンとファン教授の虚栄心が胸糞。
    改心したカン・ジスンが、犯人を追いつめる後半は、犯人の鬼畜さが胸糞で、事件の犯人とセンセーショナルな話題性を追うワイドショーのエグさがイヤな感じの実話系サスペンス映画。

  • やっぱりこの手の韓国映画ってすごい。

  • レンタルで観ました。
    重苦しいし、マスコミも警察も教授もろくな人がいない…とモヤモヤして観ていました。
    マスコミのカンさんは後から心を入れ換えたっぽくて、落ちぶれた教授とやり合っていたけど、やっぱりふたりとも名声を得る為に事件を利用しようとしてたんだなぁ。
    犯人だと疑われた人が出てきたけど、この役者さんの猟奇的な表情すごかったです。韓国映画の犯人役の役者さんって本当にヤバそうな演技だから怖いです…「殺人の告白」しかり。
    未解決事件を題材にしているので、やりきれない気持ちが残りました。
    途中、刑事さんが発した「バカげた憶測ほど残酷なものはない」という台詞が印象的でした。これはどんなことにも言えることなので尚更ショックです。
    未解決事件なので、この犯人も今も普通に生活しているのかもなぁ。。

  • 90年代初頭の韓国の田舎っぷりがすごいな…
    この作品の何処までが本当で、何処が脚色なんだろうって思っちゃうな…あの犯人を追い詰める所とか、母親の告白とかねぇ〜

    一番凄かったのは被害者の親の家の捜査の場面。あんなに緊迫感のあるシーンはなかなか見れないですよ。当事者も野次馬も物凄い表情だったもの…
    まぁ事件を解決したい熱意は分からいではないが、疑う相手が相手だけに…一歩踏み出した勇気は買うけどな…
    現実にもあの禁忌を犯すような捜査は行われたんでしょうねぇ〜勇足の後のキツさは想像を絶しますね。

    「殺人の追憶」とか「母なる証明」とか韓国のこの手の作品は闇の深い犯人が多い気がするな。
    警察の捜査力に問題があるのか?
    犯人が非常に狡猾なのか?

    しかし、国民性なんだろうけど感情の起伏がそのまま表に出てくるってスゴイな…僕は苦手だわ。ああ云う風にイキナリ面罵されちゃうとショックと傷つきっぷりが半端ないのでしばらく立ち直れない…(笑)
    けど、直接的な物言いや感情を見せることが恥であるような日本的なモラルが素晴らしいとも言い難いですね。
    どちらか?と言われれば日本的な方が耐えられるかも…

  • 実際の事件を題材に作られた作品だけども
    大分フィクションも混ざってる。

    力作って感じで悪くは無かったけど
    色々な売れ線要素を取って付けたツギハギの縫い目がみえちゃうような残念さがあったかな。

  • 韓国の未解決事件を元にしたサスペンス映画。韓国映画独特の陰湿な雰囲気や音楽が殺人事件とマッチしていて、なかなか質の高い映画に仕上がっていると思います。
    私利私欲の為に憶測だけで被害者家族を犯人に仕立てようとするTV製作者や大学教授、そして自らの捜査力の無さを隠蔽する警察に対し不快に思えば思うほど被害者遺族の想いが深く胸に突き刺さります。「みんな、うちの子が死んだと思っている。『あの子は生きている』と、誰も否定してくれない」と言う叫びや最後のカミングアウトはグッときました。
    後半容疑者を追い格闘するくだりは、それまでの方向性から少し逸れてしまい残念。

  • タイトルを見たとき、カエル少年って?と興味を持って観たんです。あはは
    そういう意味ではこのタイトルは成功ですね。
    カエルを取りに行くと出かけた少年5人が、忽然と姿を消してしまったとストーリー。
    それも実話で、今も未解決事件とのこと。
    未解決だけど、映画では犯人がでてくるけど・・・ここまでやっていいの?とは思いました。
    どこからフィクションなんだろう?なんて考えながら。
    でもとても深く描かれています。
    主人公は、やらせ番組がばれて田舎に左遷された敏腕プロデューサーなのですが、彼はただ名声のために、プロファイリングをした心理学の大学教授と共に、捜査をさきばしってしまいます。
    消えた少年のひとりの親が犯人だと決めつけ、家の中を捜索します。
    この家に少年から電話がきた時に、対応がそっけなかった、というだけで。
    観ていて、確かにそうかも!と思わされちゃいましたよ。
    その子の母親がなぜそうしたかは・・・・最後の最後にわかるんだけど。
    本当にそうよね・・・人の噂も75日っていうけど、すぐに人は事件のことなんて忘れてしまうもの。
    でも、その家からは何もみつからず、プロデューサーも教授も失脚。
    ストーリーは淡々と酷く進みます。
    森の中から白骨化した遺体がみつかります><
    たぶん、ここからはフィクションなんだと思いますが、犯人に迫ります。
    5人の子供たちの親の悲しみが本当に心に刺さり痛かったです。
    私も子の親ですし、娘が事故に遭い、5日間コーマ状態で一時は脳圧が上がり、このままだと脳死に至るとまで言われた時は、本当に辛くて辛くて(娘はすっかり元気です^^)。
    ほんと、こういう子供をターゲットにした事件を起こす犯人を憎みます!
    クライマックスの犯人との対峙は息をもできないくらいピリピリしていました。

  • 韓国で5人の少年が失踪した事件をもとにした映画
    メインキャストだけではなく画面に映る全ての人の表情が
    とても生々しくてとてもリアルに感じられる作品でした

    マスコミや警察は自分たちのエゴだけで物事をすすめます
    子供たちの親の気持ちは無視
    行方不明の子供たちが見つかることよりも
    自分たちの利益を求めている

    結局、子供たちは見つからず事件は時効を迎える
    この映画の中では犯人らしき人が登場しているけれど
    実際はどうだったのでしょうか
    とても気になります


    【カエル少年失踪殺人事件】予告編
    http://www.youtube.com/watch?v=qm1HMER-qjU

  • 全編悲しげな音楽と映像で救いのない映画。未解決事件の実話を取り上げてるのである程度救いのなさは覚悟の上でしたが…
    最後の方の犯人の件…あそこまで来てて逮捕出来ないわけ?ってところがなぞ。

  • 前半良かったけど、後半好みじゃなかった


    同僚役イム・ジギュさん(輝けウンス/ファントム/ゴーバック夫婦/怪しい家政婦)
    母親役キム・ヨジンさん(イ・サン/華政)
    刑事役ソン・ドンイルさん(ミスターGO/探偵な二人/カプトンイ)

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