心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 (角川SSC新書) [Kindle]

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  • 心をいかに軽やかに保つか、がテーマ。
    閉塞感のある日本社会でメンタルヘルスを保つにはいかにすれば良いのか。何度も読み返したい一冊になりました

  • ・今を生きよう。もっとエネルギーを費やす。そうすれば、仕事にも集中できるし、自分も瞬間瞬間で充実し周りの目も変わってくる。充実している人が発する空気は、だれもがキャッチできるくらいの輝きを持ちます。

    ・人生一寸先は闇。だから、今を生きよう。
    「今を生きよう」ということに、もっともっとエネルギーを費やすことです。そうすれば、仕事にも集中できるし、自分も瞬間瞬間で充実する。もっと言うと、おそらくそのことで周りの目も変わってくると思うんです。充実している人が発するポジティブな空気というようなものは、、時にはだれもがキャッチできるくらいの輝きを持ちますから。

    ・小さいことをちょっと成し遂げる
    実は地道さを心がけている人のほうが、近い将来の「賭け」に勝つ確率が高くなる。その小さな勝利を、さらに地道につなげていくことで、ようやく僕たちは初めて自分の夢や理想に近づけるのではないでしょうか。今は非効率でも、ちょっと屈辱的でも、人から全然注目を浴びていなくても、目の前の用件に、ちゃんと時間と労力をかけておくべきだと思います。

     そうなんですよね。人生は、野球と違い、9回投げれば完投ということではありません。完投するために、9番バッターに対して力をセーブすれば、それが原因で打たれることもあるでしょうし、なによりも成長するチャンスを失うかもしれません。とりあえず、一日頑張れば寝ることはできるはずなので…

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著者プロフィール

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業。大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。主な著書に『驚く力』(夜間飛行)、『自分を支える心の技法』(医学書院)、『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』(PHP新書)などがある。

「2015年 『日本の反知性主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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