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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (211ページ)
感想・レビュー・書評
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人類最大にして最強の敵"めんどくさい"に勝てる大人にならなければとまた再確認。痛い話である。早く真人間になりたい!
個人からその社会の背景に至り、そして、大家への警鐘とリスク対策まで漫画を交えサクッと読めながら将来について想うものが残る著書であった。
孤立死の発端は個人、コミュニティに留まらず、労働環境が強く起因しているのではと感じた。一番の身近にある社会との接点であるからよりそう思う。
働き盛りの還暦まじかの人が突然のリストラで帰属意識が希薄化し、引きこもり始めるとあったが、今やブラック企業による不健康さの方が更に酷い。働きずめで交流する場も時間も与えず、身を粉にしてまで働いても使えなくなったら使い捨てのようにクビを切り、それでいて人を信頼しろというのが難しい。また、貧困が孤立死にも起因する為に笑えない話である。
個人もそうだが、社会が孤立し始めている印象の方が強く感じられた。本書読んで。
あと、パソコン依存も要因の一つに挙げられていたが、これはSNSとかあるし…一概には言えないんじゃ(震え声)でも、自由を得る共に失うものもあるから不思議ではある。逆に縛り付けられているのではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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