「原因」と「結果」の法則 [Kindle]

  • サンマーク出版
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感想・レビュー・書評

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  • 謎の著者にによる100年も前に書かれた自己啓発本。書かれていることは観念的なことだったり物事に取り組む姿勢だったりで、今どきのライフハックとかテクニック的な単純な解答じみたことは書かれていない。だからことそ何を言っているのか自分の頭で考えて咀嚼してみる。それがこの本の良いところなのではないだろうか?昔は何も言わないで実行すれば見ている人は見ている、へらへらするななどと教育されれてきたけれど、今は有言実行で目標を達成したかどうかのパフォーマンス評価。こんなふうに教育方針にいたっても変化していくのだから、その時々のはやりのハウツーだけ覚えて対応しても振り回されるだけだ。やっぱり自分の頭で考えなければ。考えることができるように学ぶって大事だね。
    もう人生も余計な事や物は増やさないようにしようと思うこの頃ですが、そんなんでいいのかとも思う。人生の原因は「自分」なのだから。

  • 好き嫌いが分かれそうな本、かなり宗教チックだけど個人的には好きだった。
    タイトルから連想するイメージとは全く異なる内容だった。
    聖書のような独特の言い回しで書かれていて言葉に宿るパワーを感じた。

    語彙や口調から上記の印象を受けるんだろうな、自分でも書けたら楽しそう。
    こういう口調って突き抜けないとただの胡散臭い文章になるから難しい。

    これはぜひとも原書を読んでみたい。

  • 内容が全然頭に入ってこなかった。

  • 「え、これで終わり」っていう感じ。
    確かに他の自己啓発本の元になっているとは思うが、あまりにも当たり前のことだという感想。
    まぁ、それが大事だということを改めて気づかされることもあるけどね。

  • その昔、書籍版を買って積読していたものが、電子書籍だとすいすい読みきれた。
    もともとは当たり前だと思っていた考え方で、ここ数年それが揺らぐようなことが多かったけれど、揺らがないで良いのだ、と思えた本。

  • 車の中で聞くオーディオブック6冊目は、10年近く前に読んだ言わずと知れた名著の再読。
    この本に書かれていることは抽象的なことばかりで、ああすればいい、こうすればいい、という具体的なことは何ひとつ出てこない。昨今は、これを読めば誰でも成功できるというハウツーものが氾濫しているきらいがあるけれども、本書はその対極にあると言っていいだろう。誰にでも当てはまる法則など、そもそも存在しないことは明白だ。本書のような本を読んで、自分で気づきを得る、そしてそこから自分なりに編み出した最前の方法で前進する。これが本来あるべき姿であるし、そうした読み方をすべき本のひとつが、この『「原因」と「結果」の法則』なのだろう。逆に、ハウツーものを期待して本書を手にすればがっかりすることになる。
    もちろん、今回の再読では、以前読んだ時とは違う気づきがあった。これをどう活かすはもう自分次第。

  • 今読むと当たり前のことばかりだけれど、大事な本質を語っている一冊。
    自分の思いによって人格が作られ、行いが作られ、環境が作られる。
    ただ、昔の本ということもあり、言い回しが難しく、かなり抽象的なのでスッと頭に入ってはこないです。
    その点でその後の自己啓発書と比較すると評価が低くなりますが、自己啓発書の原点として、一度は読んでおいても損はないかもしれません。

  • 残念ながら内容が頭に入ってこない。
    綺麗事のオンパレードで現実離れしている。
    常に心を穏やかにするのは不可能な話だと私は思う。

  • なんとなく僕は自分のことをいい人だと思ってたけど、この本を読んでその気持ちを粉々に打ち砕かれた。

    僕はめちゃくちゃサイテーなことを考えるけど、口や行動に出さなきゃいいやと思っていた。結局そういう考えが自分に悪いものを引き寄せる。

    心は行いの種であり、喜びも悲しみも行いの果実。
    まあ要は心をいいもので満たせっていう主張。これはなかなかどうして難しいことだと思う。

    ちょっとスピリチュアルな部分もあるし、納得できない部分もあったけど、自分の生きる姿勢を変える本だと思う。

    短いので本気出せば数時間で読める本。
    折に触れて読み返したい。

  • あなたは、あなたがなろうとする人間になる。

    卑しい心は失敗の原因をみつけるべく、環境に、目をやるかもしれない。

    しかし、気高い心はそれをたしなめ、常に自由である!

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著者プロフィール

1864年、イングランド中部レスターに生まれる。家業は靴下編み工場だったが、15歳のとき渡米した父親が亡くなり、学校を退学して自らも靴下編み工場で働く。17歳のときに父親の蔵書だったシェークスピアに没頭。その後、労働以外の時間をすべて読書にあて、エマーソンやトルストイを読みふける生活を続けた。25歳の頃、故郷のレスターからロンドンに移り、個人付き秘書として働きながら、執筆活動を始める。1902年、雑誌「The Light of Reason」を立ち上げ、その編集にあたるのを機に執筆に専念。29歳でリリーと結婚。ロンドンからイルフラクームに居を移し、生涯ここで暮らすことになる。1912年に48歳で亡くなるまで、本書をはじめ19冊の著書を刊行。後の世界に広範な読者をもつ。

「2019年 『人は考えたとおりの人間になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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