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- / ISBN・EAN: 4934569644381
感想・レビュー・書評
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本当に日本のアニメはきれいでいいねー!
怪物もかわいい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サマーウォーズに近くはあるがそうではない。
「夏休み」「田舎」「妖怪」「家族」という使い古されたキーワードではあるが、どことなく新鮮さは感じた作品であった。 -
救われるわけではないが、なんとなくほろりとくる。
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あまり話題にはなりませんでしたが、夏休みに家族で観るにはいい映画だと思います。
今敏作品のようなリアルな人間の表情、ブワッと妖怪たちが出てくるシーンはジブリを連想させ、絵がうまいので安心して観れます。
床で寝ている娘を母親がふとんまで運んだり、畳の上を仰向けで滑ったり、ちょっとした動きにありふれた生活を感じてほっこりしました。
ほっこり、といえば屋根裏に住む妖怪三人組。
見た目は全然可愛くないですが、子どものようでオッサンのような、本能で生きてるマイペースっぷりがいい味出してました。
最後はちょっと説明しすぎというか、ご都合主義というか、うまくまとまりすぎに感じました。
家族向け、と考えるとここまでした方がいいような気がしますが。
でも、それにしては全体的に地味すぎ!!笑 -
旦那・父親を亡くした母娘が東京から瀬戸内海に浮かぶ島へ移住し、そこでお互いに相手のささくれを思いやるお話。
高台から見た四国の景色に圧倒されるシーンがあるが、四国に行きたくなった。そういう景色の中で育つとどうなるのだろうと思った。
母親は旦那がなくなると、自分自身も心底落ち込むと同時に子供を育て上げる為にしゃかりきになろうとする気持ちが生まれ、使命感で自分に鞭打つ。
子供は父親がなくなると、自分なりにその喪失の深さをよく考える。悲しさや不安が大きいが、それはもう片方の親によって解消される(そうあることを願う)。心的依存は一時的に高まるが、その後本当の信頼が生まれることで自立心を持つようになる。
お互いに情緒不安定な時期があり、その後爆発があり、そして和解があり、次のステージがある。これは最も良い例で、爆発がないままだったり、爆発後和解できなかったり、爆発がないまま和解したり、色々ある。
父親が天国に登るまでの間、故人に代わって故人の大切にしていた人を見守る役目としてイワ・カワ・マメという3匹の妖怪が地上にやってくる(本来人間には見えない)。設定が可愛いし、昔やんちゃしてそういう役目を負う嵌めになった妖怪もかわいい。3匹のキャラがまた良い。
「わたし三人のことを忘れないから」「女っていうのはいつだってそういう」っていうセリフは爽快。
マメが、「仲間がいるよ」っていうのもぐっとくる。
母娘が喧嘩して、娘が家を飛び出て嵐の中行く場所がなくて神社でうずくまっているシーンはいい。居場所がないのだ子供は、家以外。居場所を作れるようになったらもうひとりで生きていけるのではないだろうか。でもずっと安住の場所なんて大人でもなかなかない。
母娘関係はもっと感情的にぶつかり合うものだと思っていたから案外淡白で驚いた。それぞれの家庭にも寄る。
母と娘がなかなか抱き合わないのが日本的で良かった。ちょっと冷たいだろうと思う部分もあるけど、でもそういうものなのだ日本人とは。抱き合うばかりが愛情ではないのだ。(ただこの作品はまだ小学校中高学年だからもう少し母親がスキンシップをとっても良かったのかもしれない)でも抱き合わないというのは中々愛情が伝わりづらいものだ(当事者も見ている方も)と今回分かった。 -
背景がとても綺麗で、人物もよく動く。ただ、話はなんだか見たことあるようなものの詰め合わせ。途中でちょっと飽きてしまった。
子供が観るにはいいかな。 -
ほっこりしたい人におすすめ。
個人的には、最後の妖怪たちの終わり方が物足りなさも残りますが、最後はよかったよかったといえる作品でした。 -
日本の昔ながらの田舎の風景がノスタルジックな気持ちにさせる。
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瀬戸内海の風景と憎めないB級妖怪の掛け合いが、日本人のDNAに触れる何かを持っているのだと感じた。
ありふれた映画のようでいて王道をいってるというべきか。
家族の絆に関わるアニミズムこそ日本人の魂のルーツ。