裏窓 [DVD]

監督 : アルフレッド・ヒッチコック 
出演 : ジェームズ・スチュワート  グレース・ケリー  ウェンデル・コーリー 
  • ジェネオン・ユニバーサル
3.86
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102090661

感想・レビュー・書評

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  • クーラーのないアパートでは窓を開けて生活(ベランダで寝ている夫婦もいる)、そうなると嫌でも目に入るのが目の前のアパートに住む他人の生活。5週間ギブス生活で暇を持て余したカメラマンが目撃したのは・・
    彼には若くてきれいな恋人がいるが、自分には不釣り合いだと冷たくするも、完全には別れがたく、また元鞘にの繰り返し。ある日、彼が目撃した話(病気の妻がいるのに看病せず何度も外出し、肉切包丁やのこぎりを持ち運び、妻の姿が見えなくなったのをみて殺人事件だと推理)を自分を怖がらせるためにしていると思っていた矢先、その怪しい住人が大きな荷物に何かを詰め込んでいるのを彼女も目撃。そして彼女も即席探偵団に加わることになる。この辺からの運びはヒッチコックの面目躍如で見事。

    『裏窓』(Rear Window)は、1954年米映画。監督はアルフレッド・ヒッチコック、出演はジェームズ・ステュアートとグレース・ケリーなど。コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)による同名の短編小説(原題は『It Had to Be Murder』)を原作とし、事故で車椅子生活を送る男がアパートの部屋の裏窓から目撃した事件の顛末を描いている。現在、パブリックドメインとなっている。AFIが選出した「アメリカ映画ベスト100」では42位にランクインした。

    カメラマンのジェフは事故で足を骨折し、車椅子生活を余儀なくされる。そんな彼にできる楽しみは、カメラの望遠レンズを使って裏窓から見る隣のアパートの住人達の人間模様の観察であった。
    ある日、いつも口喧嘩が絶えなかった中年夫婦の妻が突如として姿を消す。セールスマンらしい夫の怪しい挙動を観察していたジェフは、数々の状況証拠から殺人事件と確信。恋人リザと共に調査に当たる。事件を認めない友人の刑事を納得させるため、確たる証拠を掴もうとする2人に危機が迫る。(ウィキペディア)

  •  アパートの窓から,人様のいろんな暮らしが見える。ある意味,のぞきでしかないんだけれども…。で,ひょんなことから「もしかして殺人?」みたいなことを見てしまう…という物語。本当に殺人があったのかどうかは,見てのお楽しみ。
     ヒッチコックも,あちらの窓にちょっとだけ登場…という,いつものパターン。
     ドキドキしっぱなし…ということはありませんでしが,はじめ,「のぞきのまねをしないように」と言っていた知人たちが,一緒になって謎解きを始める(のぞきを始める)のには,笑った。人は,好奇心が旺盛なんだなあ。
     最後の主人公の姿が笑った。もうすぐギブスを外すことができたのに…。

    《NHKBSプレミアムシネマ》の解説より
     天才映画作家ヒッチコックの職人技がさえる傑作サスペンス。
     事故で足を骨折し、アパートで車いす生活となったカメラマンのジェフは、退屈しのぎに裏窓からアパートの住民たちを観察していた。ある日、向かいに住むセールスマンの妻がいなくなり、ジェフは、いつも口論していた夫が殺害したのではないかと推測し、恋人のリザと看護師ステラの協力を得て調査を始めるが…。
     リザを演じたグレース・ケリーの華やかな美貌も印象的。

  • サスペンスとユーモアのバランスが絶妙。
    そこにロマンスもあわさって、まさに大傑作。
    ラストのあれ、本当にサイコー。
    原作からのアレンジも素晴らしい。
    グレース・ケリーの美しさもため息。

  • 名作すぎる ザ映画

  • ヒッチコックの代表作だといわれていたので大分期待して観たが、少し期待し過ぎたみたい。

    足を骨折したカメラマンの男は日々アパートの窓から住人の生活を覗いていた。
    ある日一人の主婦が姿を見せなくなり事件が起きたと思い部屋から証拠を探そうとする。

    グレース・ケリーは流石に綺麗で、サスペンスの割にセリフはユーモアが効いてて面白いし、看護師の女性のセリフも完璧。

    アパートから見える舞台は撮影所の床をぶち抜いたセットなのも凄い。凄い所は挙げたらきりが無いが現代の映画と比べると地味過ぎるかも知れない。

  • 骨折で動けないために、近隣の窓の中を覗くことで暇をつぶしていただけなのに。日常の変化を好奇の目で見ていたのが、殺人の手がかりを見つけたかもしれない。
    コミカルなサスペンスで、残酷なシーンは出てこない。グレース・ケリーは優雅。
    サスペンスなのに笑えて、おしゃれな気分になる。不思議な満足感を得ることができる。

  • ギブスをはめていて動けないなら窓を覗くしかない?ということもないだろうけれど,この主人公の部屋の窓からは実に興味深いたくさんの家が覗けて飽きないのもわかる.

  • 実際に殺人が行われたのかが最後まで明かされない心地よさのミステリー

  • ヒッチコック作品の中でもイチ押し作品。グレースケリーの美しさ。手元に置いておきたい一作品。

  • 名前も作品も良く知っている。どんな映画なのか内容も良く知っている。でも、映画そのものはじっくりと観た事ない。それがアルフレッド・ヒッチコック。

    ヒッチコックの風貌も記憶として思い出される。昔テレビで観た映画の中で物語が始まる前の冒頭で黒い服を着た小太りのオジサンが解説をする。それが彼だった。
    あと物語とは関係ない所のエキストラとして出演している。昔の角川映画で角川春樹が似たような事をしていた。ヒッチコックを意識しているのかなとよく思ったりした。

    終始部屋から見る風景や他の部屋の模様あとは部屋の中とカメラは外に出ていない。

    この『裏窓』ヒッチコック作品の中では評価が高いようですが2時間近い上映の中では途中ダレてきました。ヒッチコックという名前を知らずに観たら私的な評価としては今一つになったかもしれません。それは当時は新しく画期的な演出方法や映像だったものが今では逆に古さをより感じさせてしまったかもしれません。

    物語的にはシンプルで分かりやすった。そして、ジェフと同じ視線で一緒に覗きをしているような感覚になるのもヒッチコックならではないだろうか。

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