ポテチ [DVD]

監督 : 中村義洋 
出演 : 濱田岳  木村文乃  大森南朋  石田えり 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.49
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感想 : 153
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427654266

感想・レビュー・書評

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  • 人気作家・伊坂幸太郎の小説(新潮文庫刊「フィッシュストーリー」所収)を中村義洋監督、濱田岳主演で映画化。同じ年、同じ日、同じ街で生まれたプロ野球のスター選手・尾崎と、空き巣を生業とする凡人の今村が運命に翻ろうされながらも、家族や恋人を巻き込んで目に見えない強い絆によってつながれていく姿を描く。舞台は伊坂作品おなじみの仙台。音楽は、同じく伊坂原作×中村監督作品の「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」も担当した斉藤和義。
    とても 短い尺の映画でしたが、伊坂さん作品お馴染みの
    濱田岳 いい味だしてますね 私は何気ない会話に笑いのツボに入ってしまった 木村文乃 自然体で可愛いですね。
    学生時代 とくに好きで勉強してたわけじゃない ただ 過程として そこに数学があったり 物理があったりするわけだけど、大人になって ふとした事で自分で発見したような気分になって 知る事に喜び感じる時がある 今なら考え方が出来てるから また、勉強したくなってしまうような…(笑)
    長続きはしないけど ニュートンや三角形の下り笑えてしまった。

  • 物語が進むにつれ、ポテチのときの涙の意味がつながってホロリと来た。

  • とにかく濱田岳くんの演技が素晴らしい…!
    尾崎の話題に喜怒哀楽をあらわにする、ポテチを泣きながら食べる、どのシーンも印象に残っている。
    そして中村監督は本当に伊坂作品を原作の良さを失わずに作ってくれる。
    ラストの尾崎の打席で涙が止まらなかった。

  • 短いけれどとても人間味がある話だった。
    きっとこれからも思い出して大切にしていきたい話だ。

    ⚫︎タイトルの付け方が好き。
    すごく単純で力の抜けたインパクトも強くはないタイトルだけど、観終わった後そういえばポテチって…とふり返ると あ、と気付く。
    観させるためのタイトルではなく、観た人のためのタイトル。

    ⚫︎気持ちの持ち方として、こういうふうに生活していきたい。
    哀しいことをちゃんと哀しんで、楽しいことをちゃんと楽しんで、悔しいこともしっかり悔しがって、無駄な力は抜いて、大切な人を大切な人に紹介したりする。
    そういう人が私は好きだ。

    ⚫︎だから感情剥き出しの2人がいとおしい。
    人の気持ちが分からないと言いつつ迷いなく人のために動く彼もとてもかっこいい。

    ⚫︎「なんとなく付き合ってる」ってきっとすごく尊いことだ。
    わざわざ理由づけしなくたって大丈夫なんだから。

    ⚫︎大切な人のために、戦いたい時戦えるよう強くなりたい。
    メンタル的なことだけじゃなく守って助けてあげるための力を持ちたいと思った。

    とにかく伊坂幸太郎ワールドはすごい。
    最後までじんとした。
    斉藤和義の歌もよく合っていた。
    ベタだけど泣けた。
    でももっと長かったらもっと良かったなあ。
    尾崎いいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!

  • 好きな役者ばかりだった。
    面白かったです。特に彼女との出会いのシーンとか。
    ポテチのシーン、そういう意味だったのか!
    あの女優さんが出てたのか!と後から気づいたことが多かったので、もう一回みたいなあ。

  • 監督である中村義洋氏は東日本大震災を受けお世話になった仙台のためにと恩返しのために仙台を舞台とした本作品の制作を行なった。

    同じ日。同じ病院で生まれた二人。
    主人公である今村忠司はしがない空き巣。もうひとりの主人公は甲子園で活躍し一躍町のヒーローとなった野球選手の尾崎。

    生の出発は同じ二人。
    別々の人生を歩んできた二人の接点とは・・。

    『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』に続き
    監督:中村義洋 音楽:斉藤和義 原作:伊坂幸太郎というスペシャルな顔ぶれの本作。

    ものすごーくハードルを上げてみてしまったのか少し物足りなさを感じた。3人が作る作品は前の2作については、ストーリー・音楽・演出の全てが渾然一体となって各々が良い味を出しつつハーモニーを奏でる魚介ととんこつがうまく合わさった極上ラーメンのようなもの。

    本作品は随所には良さは見られるもののしっくり来る前に終わってしまったような気がして物足りなさを感じた。

    しかし、幾重にも重なり合った謎がじわりじわりと表面化してくる様はさすが。

    まっさらな気持ちで観るには良い作品。

  • うーん
    まぁ楽に見れる映画ですね。
    程よく素敵。

  •  目とか鼻とかが塩味になりました。

  • 中村監督と濱田岳の伊坂映画は本当にいい。
    この作品、原作も読んだけど「キリンに乗って行くよ」というセリフ以外は何も覚えてなかった。
    でも映画はすごく印象に残る。さすが中村義洋監督。原作を読み込んでるからこんな印象にのこる作品を作れるんだろうな。

    大森南朋演じる黒澤が「俺は人の気持ちがわからない」と言ってたけど、この映画を見ると、本当に人の気持ちがわかることなんてないと思う。自分のことを調べた濱田岳演じる今村がなぜ悲しかったか、なんて今村にしかわからないし、ボールが遠くに飛ぶだけで泣いてしまう木村文乃演じる大西若葉の気持ちなんて全然わからないのだ。
    たとえ判ったとしても、それはコンソメと塩味の違いくらい違う。
    。。。なんてことは、この映画言ってないと思うけどね。

    野球のシーンはカッコよかったな。中村監督が演じる中村専務は野球嫌いだったけど、中村監督自身は野球が好きなのかな、と思った。

  • 伊坂幸太郎の同名原作は未読。(のちのち読みたいのでメモ→『フィッシュストーリー』所収)
    原作が短編だけにこちらも68分とすごく短い。ほんとに何気ない映画。でも結構あとあとずっしりくるものがあった。

    伊坂原作×中村監督(さらに音楽・斉藤和義)は『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』と観たけど、どちらも相当面白かったので、すっごくすっごく期待をこめて鑑賞。
    相変わらず舞台は仙台。(これを変えてしまったら絶対にいけないと思う!!やっぱり伊坂作品の肝はココにあるのだから)

    泥棒を生業とする取り立てて取り柄もない青年・今村の物語。
    この今村。きっとどうしようもなくダメな感じでここまで大人になったんだけど、憎めなくて基本いい奴なんだろうな。そんな彼のキャラクターに濱田岳がまさにはまり役だった。

    震災後のこの時期にこの作品をこういう形で映像にした中村監督っていいなぁと思った。(ちなみに本人も泥棒の親分役で出演)

    余談 伊坂作品にたびたび登場する泥棒・黒澤も登場する。(大森南朋が演じていた。ちなみに『ラッシュライフ』(他の監督作品)では堺雅人が演じていてどちらも良かったなぁ)

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