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- / ISBN・EAN: 4562283060233
感想・レビュー・書評
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福山潤 (青砥空乃) 石川英郎 (原学)
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石川さん@原センは「同級生」「卒業生」で既に神キャストだと分かっていたけど、福山さん@空乃がどんな感じの演技でくるのか、原作が大好きなだけに心配だった。けれど、全くの杞憂!CDだけ比べたら、前2作より断然こっちの方が出来がいい。石川さん以上に福山さんが神演技!飄々・あっけらかんとしててバカっぽい言動も多々ありつつ実は意外と精神的に大人、な今時高校生ぶりが物凄く自然。正に原作から空乃がそのまま抜け出してきたかの様。原作に忠実に雰囲気そのままに丁寧に作られていて、原作好きな方を裏切らない名作だと思う。
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なんかこー久々のメンツで萌えましたわー
ハラセンとソラノのやりとりがマジ笑えたし
草壁×佐条のほんの少しの出番での存在感
参りました。
おのゆの響もちょっとしか出てなかたのに
かなりのインパクト
色々満足なCDでした。 -
いいわあ!はらせん、よかったね。
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原作を思い出しながら聴きました。
前作も前々作でもそうですが、原先生がものすごくいい人なんだと浸みてきた。最後の有坂先生からの話は本当に涙ものです幸せな形で終わってよかった~ -
ソラノの大胆さと危なさと言うか、無頓着と繊細、みたいな部分、じゅんじゅんの声、めちゃ合ってる!凄い!「あーーーーーーーーーー」…絵のまんま。原作台詞の「いっっっっさい」とか「はい」に濁点付いてる感じとか、そう言うの、演じてる声優さんが凄い意識してやってくれてるなー、これ。脚本もそう言う書き方してるのか、声優が原作読んで頭に入れてるのか、どっちなんだろう。そして…ソラノの「教えない!!」で、ソラノに気持ちが持ってかれる…「ばっははーい!」がなぁ…すでにもう、切ない。「心配かけてごめんね」が「ごめんちゃいね」になってるが、ソラノっぽい。草壁登場、無言だけど、CDじゃ分かる訳ないから「動いたか」って台詞足してるんだな。コミックス読みながら聴くと、原作の会話のテンポを如何に上手く伝えるか、と言う部分に細心の注意を払って作られている気がする。
聴いてると、佐条を思うハラセンの気持ちが聴いてるこっちに乗り移って来る感じする。佐条が「愛おしい」って思うあの感じが、ぐわっと先に来る。ハラセンは佐条と最初に接触した時の印象が強く残ってる事もあるだろうけど、佐条を「美化」している部分がある。だから「恋」で終わっちゃったんだろう。草壁は、佐条の一部ではある「儚い佇まい」も分かってるけど、そこだけじゃなく、佐条が現実に生きているリアル感を当たり前に頭に入れてる感じ。その部分で、先生と生徒と言う事もあるけど、ハラセンに勝ち目はなかった気がする。
有坂先生、あんま好きじゃないのだよなー(笑)。この人、まあ、とにかく、何もかもずるいー。「教師」とか「大人」とか「夫」って言う、社会的な立場の時に優先するべきモラルが必要な時に感情を優先させちゃうんだよねぇ…それが「恋」とか「愛」とか言うものだ、として手放しで応援する、と言う読み方もあるけど、そう言う社会的立場にがんじがらめになってる中で苦悩する、と言う部分を読みたい、と言うのもまた、BLなんだと思う。自分が動く事で、周囲の「ちゃんとしてる」人間を巻き込むのは違う、って思っちゃうんだよね。当事者同士が大混乱になるのは一向に構わんけど。周囲を巻き込まないとならん恋愛に突っ走れるのが「愛」と思う人間と、そうじゃないと捉える人間がいる、と思う。こう言う事を考えざるを得ない感覚になったのは、飛田さんの有坂先生だったからだと思う。響くんに「卒業したら付き合う」とか言っちゃってる時点でなぁ…子供はまだ親と寄り添って生きている、と言う事を分かってたら、こう言う事も言っちゃいけないんだよ。嘘じゃないだろう、とハラセンが言わなかったら…泥沼で終わってただろう。
結果として、有坂先生の呪縛から解き放たれたハラセン、中途半端にしてしまった過去の教え子の二の舞を踏まずに済んだ有坂先生、相乗効果で二人の大人がやっと前向けた、と。ソラノの怒りは私の怒りでもある。ソラノが怒るのはハラセンが怒ってないから。ハラセンの心の奥底の辛かった事が分かるからだよなぁ…いい男だ、この子!!ソラノ、誰もがハラセンを羨む年下の攻めになるよなー、この子。男の子、だよ!!そして、ハラセン、幸せになってくれて本当によかった!!と思える、声優さんたちの感情面の変遷が素晴らしい。
演じている声優さんが作品に対して興味深く演じてたんだな、と言う事が分かるキャストトークだなー、これ。単に定型文を読みあげている、みたいなものじゃなくて。